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これほどの多様性は他の世界では見られないようだが、その理由の一つは競争者の不在らしい。例えばヒマラヤ、中国西南部、天山山脈、ピレネー山地などアザミが多くみられる地域では、アザミに似た棘のある植物が他にも多くみられ、アザミの生息地を限定しているらしい。アザミの競争者のほとんどなかった日本では、アザミが各地の異なった環境に進出、適応し、様々な種類に変化していったようだ。
科博では棘があって採集が厄介などの理由で研究が少なかったアザミの収集から始まり、各地の研究者、愛好家らと協力して、各地の様々なアザミを調査、研究し、その成果が今回の展示では発表されている、ということらしい。
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