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田原総一朗氏は、７０年代に自身が「原子力戦争」という当時、雑誌「展望」に連載記事を書くための取材で双葉町を訪問したときは、町民らに取材拒否されたこと、当時原発反対運動に対する賛成派の運動が大手広告会社らによって推進されてきたこと、その連載の途中で、当時の勤務先のテレビ局から、連載記事を辞めるか会社を辞めるか迫られて、会社を辞めたこと、原発神話は東電内部でも信じられて、事故を想定する対策の準備をしないまま、今日を迎えてしまったこと、事故現場の人々、当事者は無関心と権力とによって、負の遺産を全て押し付けられること、現在は原発問題と沖縄問題は視聴率を取れないのでTVから消えていること、などを淡々と話された。また監督は双葉町の人々は様々な立場の人がいるが、原発労働者も多く、事故の問題でも技術的にも非常に詳しく分析している人が多く、事故が起こってからすぐにメルトダウンだと言っていたこと、最後に田原氏に今度の選挙のことを尋ねると、有権者は誰に入れるか困っているーーアベノミックス批判だけでは票にならない。アベノミクスで景気が悪くなるという人と景気が良くなるという人では、景気が良くなる方に投票するしかない。批判だけでは選びようがないので、自分たちのーーミックスを主張しなければ、どうすればよくなるかを言わねば選挙にならんと残念がった。３年間、野党は何をやっていたのかと痛烈だーー。全くだがーそんな野党しか持てない我々市民の怠慢でもあるーー。なお映画は１２日（金まで）
写真１：田原氏と舩橋淳監督
写真２：明治大学・南山大学合同講座「銅鐸土製品」会場風景
写真３：銅鐸土製品ー穴は銅鐸を吊るす紐を通すもの
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