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山形県と新潟県を結ぶ米坂線は、2022年8月の集中豪雨で鉄橋が崩落するなどして運休。復旧には5年の工期と86億円の費用がかかるとして、JR東日本単独で復旧することは非常に判断のしづらい額だとしています。「単独での復旧は判断しづらい」とは「県や地域の自治体が費用負担しないと到底復旧させられない」ということです。
こうして見ると、本州のJRでJR東海だけは、最近大きな災害に遭ってないかもしれない。天災が少ない地域なのかというと、過去には伊勢湾台風(1954年)もあり、必ずしもそういうことでもないでしょう。
ところで、美祢線は地方交通線ではなく「幹線」です。ただし、それは貨物輸送の実績によるもので、貨物列車が廃止された今も幹線かどうかは疑問の残るところ。
美祢線の行方がどうなるのか、注視してみます。
※写真は米坂線
今回の件を単独で考察しているのでは無く他の地域もですが、鉄道が廃止されるとそこに住む人のみならず外から来る人の足を奪い、結果人の行き来が減少して誰も住まなくなる、が繰り返されるのだと思っています
鉄道単体の問題ではない、他の問題と複雑に絡み合った事だと思いますが、それでも写真の様に水田の中を疾り抜ける列車を見ると、鉄子ではない私でも、この風景がいつまでもそこにあり続けたらいいのにと願ってやみません
地域によっては白ナンバーのクルマがオンデマンド型のタクシー役を担っていたりします。
登山口への交通機関としては、この先日本でもUberが認可されないかな、と願っています。
近くJR紀勢本線で実家へ帰省予定です。紀勢本線は風雨や野生動物との接触で一時的にはよく止まりますが、復旧に数ヶ月かかるような災害はここ30年程ないように思います。地震があってもほとんど揺れませんし、道路などの連続雨量、時間雨量の規制も他地域に比べ上限が高めに設定されています。地盤が比較的強いということなのかもしれません。
2014に中央西線で橋桁の流出があって不通になりましたが、1ヶ月ほどで改修されました。飯田線は2022年と落石により、2023年には大雨での被災があってそれぞれ一時運行が止まりましたが、いずれも短期間で復旧しています。
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