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ソニーは記録メディアでは負けが多い気がします。古い記憶ですが、家庭用ビデオテープレコーダ規格のベータマックスとVHSとの戦いは、若い人でも耳にしたことがあるかもしれません。ベータ方式のビデオカセットは21世紀になっても細々と売られていましたが、2016年に生産終了となりました。
録音再生装置の規格「エルカセット」は、当時を知る人でも記憶している人は少ないでしょう。ソニー、松下電器、ティアックの3社が提唱した録音再生用規格ですが、とても短命でした。コンパクトカセット(いわゆるカセットテープ)がいまでも需要があり新品が買えるのに対して、エルカセットは1980年代に終売になりました。
小型メモリーカードのメモリースティックも忘れられない存在です。ソニー製のデジタルオーディオプレーヤーやパソコン(VAIO)にはメモリースティックホルダーがついていたものでしたが、あっという間にSDメモリーカードに負けてしまいました。
結局、こういう世界って勝者総取りか2社並列のどちらかになりますね。BDはHDDや動画配信サービスに負けたので、これらとはちょっと違うかもしれませんが。
読売新聞オンライン:ソニーが録画用ブルーレイディスク販売終了へ
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20240705-OYT1T50119/
BDを使う人はまだまだ多いと思っていたのですが、時代の変化は速いですね。やはり動画配信サービスの拡大の影響が大きいのでしょうか。
最近のPCはHDDよりSDDのほうが人気があると思います。駆動部分が無い分故障が少なく、アクセスも早いです。
ビデオテープのVHSとβの戦争がありました。2〜3か月前にNHKのプロジェクトXで再放送していました。VHSの責任者だった高野さんが自社に止まらず、仕様を公開して広く仲間作りをしたのが生き残った要因の一つだったようです。ソニーは優れた技術を持っていながら、自社で囲い込む傾向が強い様に思います。
記録媒体の進化の歴史は驚くほど速く、変化が大きいですね。今後どのように進化するのでしょう。
1MBのFDDの時代が懐かしいですね。
フロッピーディスク(FD)は、3.5インチの前は5.25インチ、最初は8インチでした。
さらにその前は記憶媒体としてカセットテープを使っていたみたいですが、さすがにその時代は知りません😅
とうとうBD終売のニュース,記録メディアの変遷は速いですね。うちのPCにもパイオニアのBDドライブを付けましたが使う機会がほんとない。
オープンリールの広帯域とカセットの利便性を訴求したエルカセット,ありましたねえ。店頭で見たのとカタログで知るのみでしたが興味ある規格でした。他にもDCC(フィリップス&松下)とMD(ソニー)の圧縮デジタル規格の対立もありここではソニーが生き残るも,最後はシリコンオーディオに駆逐されてしまった。
高速度や大容量への対応で,ストレージはテープ系→円盤系→シリコン系と置き換わり,最後はストリーミングでローカルには記憶メディアがない!というのが当たり前になってしまいました。アナログなテープメディア(実はカセット好きな私)やサーバーのバックアップ・ストレージとしてのテープメディア復権なんかはあるでしょうが,これから先の記憶媒体はどうなっていくのでしょうかね。
おじゃましました。
わたしはカセットテープ世代です。当時いちばん高かったのはメタルテープ。はぐれメタルのように希少でした(ということもないか)。音楽はラジカセで、エアチェックして聴いてました。ここまでの用語、若い人にはちんぷんかんぷんでしょう😅
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