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世界史で「なんだこりゃ?」と思ったのは次の問題。「1881年にロシアと清国の間で国境紛争問題解決の条約が締結されましたが、この条約が締結された場所を流れる川の名前を答えよ」。
まず、この条約は「イリ条約」です。イリ地方で清国の領有が認められたけれど、ロシアが貿易上の利権を獲得したものです。イリ地方は現在の中華人民共和国新疆ウイグル自治区で、ここを流れているのはイリ川です。しかし、この条約の締結地はイリではなくロシアのサンクトペテルブルク。
問題はその地を流れる川の名前を問うています。サンクトペテルブルクを流れているのはネヴァ川。この問題の正答は「ネヴァ川」です。
入試問題というより、もはやクイズじゃないの?歴史と地理両方の知識を問う良問なのかな。
このレベルだとクイズですね。歴史的に重要な意味のある川、例えばルビコン川なら歴史の問題だと思います。日本なら平家が敗走した富士川でしょうか。問題としては簡単すぎますが。
平家の富士川わかりませんでした。世界史で受験したので、日本史の授業時間は世界史の受験勉強をしていました😅
テレビのクイズ番組で、カズレーサーさんあたりがウッカリミスしそうな問題ですね。
コレが入学試験に出るとは、コレ自体が問題と思います
マークシート問題なので、答は4択でした。ネヴァ川、イリ川と、たぶんモスクワ川、それにセーヌ川かテームズ川が入っていたと思います。条約の締結地が第三国というのはよくある話なので、それがわからないと見当がつきません。逆に、サンクトペテルブルクで締結されたことを知っていれば消去法で答は見つかりそうです。
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