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最近読んだのは、家の本棚で見つけた「最長片道切符の旅」で有名な紀行作家・宮脇俊三(1926-2003)の「終着駅は始発駅」(昭和60年)。今から40年前の本で、さすがに書いてあることが古い。JRじゃなくて国鉄ですしね。
書いてある内容が古いばかりでなく、表現も古い。昭和のオジサン的エロさがあるばかりか、偏見に満ちています。中でも東武鉄道や京成電鉄への態度ときたら・・・でも東急を褒めているかというとそうでもなく、東横線の冷房化率の低さを糾弾している(40年前は非冷房車が走ってたのか)。今だったら問題になりそうな表現に溢れていますが、当時はこんなものだったのかなぁ。
この本が書かれた頃は、北海道には36もの国鉄線があって、廃止になった路線の乗車記は鉄には楽しめます。北海道の多くの路線が廃止になったのは、この本が書かれた後。暇とお金があったら乗りに行くことができたかもなぁ。
宮脇俊三の作品は何冊か読みました。本棚を探したら「終着駅は始発駅」が出てきました。
内容は殆ど忘れていますが、洒脱な文章で書かれれていたように記憶しています。
読み始めましたが文字が小さいくて眼が疲れます。
最長片道切符の旅は今より遥かに路線が多かった当時は難しかったと思います。
たしかにむかしこ文庫本は字が小さいですね。家にもう一冊「終着駅へ行ってきます」があったので、これも読んでみます。
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