ヤマレコ

記録ID: 1202512 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳・北鎌尾根

日程 2017年07月19日(水) 〜 2017年07月21日(金)
メンバー , その他メンバー1人
天候7/19晴
7/20晴
7/21晴
アクセス
利用交通機関
車・バイク
都内から沢渡大橋の梓駐車場までマイカーで約3時間半。駐車料金は1日600円。
沢渡から上高地まではシャトルバス(往復料金2100円)かタクシー(上高地までは定額4200円。4人居れば一人当たり1050円)で移動。
経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...
Web Services by Yahoo! JAPAN
歩くペース 0.7〜0.8(速い)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち56%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

2日目
山行
6時間19分
休憩
19時間28分
合計
25時間47分
宿泊地04:1406:30北鎌独標06:3710:36槍ヶ岳12:0712:11槍ヶ岳山荘
3日目
山行
6時間1分
休憩
18時間44分
合計
24時間45分
槍ヶ岳山荘06:0006:31播隆窟06:3106:35坊主岩屋下06:3507:10槍沢・天狗原分岐07:1507:36槍沢大曲り07:3708:05赤沢岩小屋(ババ平)08:0608:21槍沢ロッヂ08:4509:10二ノ俣09:15一ノ俣09:1609:30槍見河原10:05横尾 (横尾山荘)10:0710:40新村橋(パノラマ分岐)11:01徳澤園11:49明神館12:1112:46河童橋12:48河童橋12:48無料トイレ12:58上高地バスターミナルG
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
上高地から水俣乗越までは普通の登山道。問題ありません。

水俣乗越から天井沢
100mほどザレ場を下ると雪渓が出てきます。アイゼン無くても下れますが装着した方が早く下れます。雪渓が終わると大きな岩と石がミックスしたゴーロ地帯。

天井沢から北鎌沢出合
天井沢に出たら早いうちに北鎌側に渡りましょう。その後はひたすらゴーロ歩きです。

北鎌沢出合から北鎌のコル
とにかく急登が続きます。基本はリボンと地形を見ながらコルを目指せば問題なく登れます。最後は傾斜が急になり一気に高度を稼ぎます。この辺りから小さな虫が物凄い数で集ってきます。足、顔、腕、いたるところを噛まれました…。
自分達は最後の2ピッチくらいから左にルートを取ってしまい北鎌のコルを少しそれてビバークポイントに。

北鎌のコルから独標取付
トレースがしっかりと付いているので特に問題はありません。

独標取付から独標
基本は右側を巻いていきます。

独標からP13
稜線上や巻いたりといろいろ大変でした。この辺りのルーファイが一番難しかったですね。

P13から槍の穂先取付
皆様のレコを読んでいると稜線上を進むのが一番みたいですね。僕たちは右側を巻いていくルートを取ってしまいました。なので、「諸君〜」のプレートを見ることができませんでした。

槍の穂先取付から頂上
左にルートを取って上に進みます。途中途中に小さなケルン、錆びついたハーケンなどがあるのでそれを目印にして下さい。
最後のチムニーは手掛かりと足場がしっかりしているので三点確保を確実に行えば難易度は高くないです。チムニーを登って左にルートを取ると木の杭があります。それを過ぎて右に少し進むと槍ヶ岳頂上の祠の裏に出て登頂です。
その他周辺情報沢渡大橋のたもとに梓湖畔の湯があり、そこで汗を流しました。大人一人720円です。
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図 [pdf]

写真

朝5時半に上高地を出発。朝霧の中の穂高連峰
2017年07月19日 05:39撮影 by iPhone 7, Apple
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
朝5時半に上高地を出発。朝霧の中の穂高連峰
上高地から11km。この道は何度通っても長く感じます。
2017年07月19日 07:58撮影 by iPhone 7, Apple
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
上高地から11km。この道は何度通っても長く感じます。
出発して約4時間。早めのお昼ご飯を槍沢ヒュッテで取りました。ペプシコーラにどん兵衛うどん。最高です。
2017年07月19日 09:36撮影 by iPhone 7, Apple
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
出発して約4時間。早めのお昼ご飯を槍沢ヒュッテで取りました。ペプシコーラにどん兵衛うどん。最高です。
槍沢大曲から水俣乗越まで約500m登ります。見上げると水俣乗越が見えますが見えるだけに遠くに感じます。
2017年07月19日 11:01撮影 by iPhone 7, Apple
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
槍沢大曲から水俣乗越まで約500m登ります。見上げると水俣乗越が見えますが見えるだけに遠くに感じます。
この急斜面を登りつめなくては…。
2017年07月19日 11:02撮影 by iPhone 7, Apple
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
この急斜面を登りつめなくては…。
大曲から1時間10分。ようやく水俣乗越へ。
2017年07月19日 12:29撮影 by iPhone 7, Apple
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
大曲から1時間10分。ようやく水俣乗越へ。
この先、天井沢まで下って、北鎌沢を登りつめた所に今日のビバークポイントの北鎌のコルが見えますが、あそこまではここから更に5時間もかかってしまいました。
2017年07月19日 12:30撮影 by iPhone 7, Apple
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
この先、天井沢まで下って、北鎌沢を登りつめた所に今日のビバークポイントの北鎌のコルが見えますが、あそこまではここから更に5時間もかかってしまいました。
2
天井沢に下っているときに明日登る北鎌尾根のルートが見えてきました。
2017年07月19日 13:10撮影 by iPhone 7, Apple
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
天井沢に下っているときに明日登る北鎌尾根のルートが見えてきました。
1
水俣乗越から下ること100m。雪渓が出てきました。アイゼン無くても下れますが、装着した方が早く下れます。
2017年07月19日 13:10撮影 by iPhone 7, Apple
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
水俣乗越から下ること100m。雪渓が出てきました。アイゼン無くても下れますが、装着した方が早く下れます。
水俣乗越から2時間。ようやく北鎌沢の出合に到着。ここから約600m登ります。
2017年07月19日 14:53撮影 by iPhone 7, Apple
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
水俣乗越から2時間。ようやく北鎌沢の出合に到着。ここから約600m登ります。
北鎌沢右俣はひたすらこんな所を登ります。最後の最後で水の出ている沢に入り込んでしまい、コルから数十メートル離れた所に出てしまいました。
2017年07月19日 16:32撮影 by iPhone 7, Apple
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
北鎌沢右俣はひたすらこんな所を登ります。最後の最後で水の出ている沢に入り込んでしまい、コルから数十メートル離れた所に出てしまいました。
P8付近から見た独標。その先に槍の穂先がチラッと見えます。この岩山を右側から巻いていきます。
2017年07月20日 05:46撮影 by iPhone 7, Apple
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
P8付近から見た独標。その先に槍の穂先がチラッと見えます。この岩山を右側から巻いていきます。
逆コの字を進むY君。
2017年07月20日 06:18撮影 by iPhone 7, Apple
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
逆コの字を進むY君。
1
独標を超えて北鎌尾根の稜線から見る槍ヶ岳。こちらから見る槍ヶ岳は行ったもので無ければ分からない感動があります。
2017年07月20日 07:02撮影 by iPhone 7, Apple
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
独標を超えて北鎌尾根の稜線から見る槍ヶ岳。こちらから見る槍ヶ岳は行ったもので無ければ分からない感動があります。
5
頂上に居た方々から拍手を頂きながら登頂。記念写真を撮ってもらいました。
2017年07月20日 11:17撮影 by iPhone 7, Apple
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
頂上に居た方々から拍手を頂きながら登頂。記念写真を撮ってもらいました。
5
私のお決まりポーズ。
2017年07月20日 11:21撮影 by iPhone 7, Apple
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
私のお決まりポーズ。
2
登ってきました北鎌尾根。
2017年07月20日 11:31撮影 by iPhone 7, Apple
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
登ってきました北鎌尾根。
2
槍ヶ岳山荘に下山して生ビールを注文。
槍ヶ岳に乾杯!
2017年07月20日 12:44撮影 by iPhone 7, Apple
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
槍ヶ岳山荘に下山して生ビールを注文。
槍ヶ岳に乾杯!
3
翌朝、雲海の中から太陽が登ります。
2017年07月21日 04:47撮影 by iPhone 7, Apple
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
翌朝、雲海の中から太陽が登ります。
3
槍ヶ岳の頂上でお会いしたお姉さんが明神館の岩魚が美味しいとのオススメを頂きましたので下山途中に立ち寄らせてもらいました。お姉さんはこちらの従業員とのことでした。
2017年07月21日 11:39撮影 by iPhone 7, Apple
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
槍ヶ岳の頂上でお会いしたお姉さんが明神館の岩魚が美味しいとのオススメを頂きましたので下山途中に立ち寄らせてもらいました。お姉さんはこちらの従業員とのことでした。
1
岩魚定食、ホントに美味しかった。オススメしてくれたアイさん、ありがとう!
2017年07月21日 11:58撮影 by iPhone 7, Apple
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
岩魚定食、ホントに美味しかった。オススメしてくれたアイさん、ありがとう!
2
下山記念に河童橋で飛んでみました。身体が硬い私には開脚はこれが限界です…。
2017年07月21日 12:45撮影 by iPhone 7, Apple
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
下山記念に河童橋で飛んでみました。身体が硬い私には開脚はこれが限界です…。
2
撮影機材:

感想/記録

今回は念願の北鎌尾根に初挑戦。1日12時間の行程に耐えられる体づくりをして臨んだこの山行。途中途中に確実なルートファインディングや、岩場での基本的な三点確保の技術は求められます。そして頂上に立てた時の感動は通常ルートで登ったとかのものとは比べものになりません。確りした準備をすれば初心者でも決して不可能ではありません。是非お試しあれ!

ルート状況などを詳しく書かせて頂きましたのでこれからこのルートを考えている方は参考にしていただければ幸いです。


7/19
上高地から入山。水俣乗越まではノーマルルートなので問題なし。水俣乗越からいよいよバリエーションルートへ。事前の情報どおり、とても下りにくいルート。今年は残雪も多く、途中からアイゼンを付けて雪渓を降りました。下りている途中に別の沢の方から不気味な落石音が…。音のする方に目を移すと大きな岩がいくつも崩れていました。この先、北鎌沢出合までは大きな岩が点在するゴーロ地帯を約1時間歩きます。そして北鎌沢を見上げると目指す北鎌のコルが。物凄い標高差です。この先、水場は槍ヶ岳山荘まで無いので、北鎌沢右俣を登っていく途中で最終補給。自分達が登った時は2300m付近までは所々に伏流水が出てました。枯れる可能性があるので左俣、右俣の分岐辺りで補給するのが安全かと思われます。2300m付近から小さな虫が大量に集ってきました。手で払っても全然効果なし。長袖、長ズボン、虫除けスプレーが無いと体のいたるところが虫刺されとなります。何十箇所刺されたか分からないくらい虫の餌食となりました…。クライマーズホイホイの少し手前に水が出ている沢があり、そちらに吸い込まれるようにルートを左に取ってしまいました。そのため、北鎌のコルから1から2ピッチほど離れた場所のビバークポイントに到着。

7/20
朝4時に出発。独標まではトレースがしっかりしているため何の問題も無かったです。独標取付からは右にトラバース。ここもフィックスロープがあるので問題なし。そこから先は稜線に出て暫くいくつものピークを過ぎていきます。P13辺りから右にトラバースするルートが目に入りそちらから北鎌平を目指すことに。このルートを取ったために有名な「諸君〜」を見れずに…。その後、大きな岩のゴーロ帯の稜線上を抜けて槍の穂先の取付きに到着。パーティーを組んでいたY君がバテバテだったので、長めの休憩を入れました。この先、左にルートを取って(カニの爪の方)登っていきます。小さなケルンや錆びついたハーケンなどがあるのでそれを目印に進むと、最後のチムニーが顔を出します。このチムニー、足場と手掛かりがしっかりしているので三点確保を確実に行えば何の問題もなくクリア出来ます。その後、左にルートを取ると木の杭があります。そこから右にルートを取ると槍ヶ岳の頂上に居る人達の姿が見えます。その方たちの祝福を受けて登頂です。振り返ると自分達が通ってきたルートが目の前に。感動しました!下山後は槍ヶ岳山荘の生ビールで乾杯。

7/21
朝食を取って6時に出発。
11時半に明神館に到着。此処で岩魚定食を食べました。と言うのは、槍ヶ岳の頂上でお会いしたお姉さんが此処の従業員の方で、美味しいから是非食べて欲しいと宣伝&オススメを頂いたので…。そしてその味はオススメ通り、とても美味しかったです。従業員のアイさん、勧めてくれてありがとう。その後、無事に上高地まで下山。沢渡までバスで移動して駐車場近くの「梓湖畔の湯」で汗を流して帰宅の途につきました。


訪問者数:674人
-
拍手

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録へのコメント

まだコメントはありません

この記録に関連する本

この記録に関連する登山ルート

登山 登山用品 山ごはん ウェア トレイルラン
トレッキング クライミング 富士山 高尾山 日本百名山
この記録は登山者向けのシステムヤマレコの記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら
ページの先頭へ