記録ID: 135575
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
北鎌尾根(湯俣から)
2011年09月12日(月) 〜
2011年09月13日(火)


- GPS
- 36:40
- 距離
- 44.3km
- 登り
- 3,516m
- 下り
- 3,528m
コースタイム
1日目 5:00烏帽子小屋(出発)〜6:10高瀬ダム〜8:00湯俣山荘〜10:50千天出合〜12:45北鎌沢出合〜14:50北鎌沢のコル〜15:50天狗の腰掛〜16:40 P11頂上(ツェルトビバーク)
2日目 5:30独標(出発)〜6:40北鎌平〜7:20槍ヶ岳山頂〜10:30双六小屋〜13:10三俣山荘〜15:30水晶小屋〜16:30野口五郎小屋〜17:40烏帽子小屋(着)
2日目 5:30独標(出発)〜6:40北鎌平〜7:20槍ヶ岳山頂〜10:30双六小屋〜13:10三俣山荘〜15:30水晶小屋〜16:30野口五郎小屋〜17:40烏帽子小屋(着)
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス | 小屋のアルバイトの為、烏帽子小屋から周回。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
湯俣のつり橋からの300m程は草刈りされているので道は分かりやすいが、最初の核心部である水俣川左岸(進行方向から右側)のヘツリは、信用できない支点に張られた固定ロープ、グリーンロープに頼りながら進む。足元は滑りやすく、固定ロープに頼らなければヘツることは不可能。 ※より安全を望むなら、ロープ携帯のみのは無意味。ボルト、ピトンの支点がサビて朽ち果てている為、いつ抜けるか分からない状態で非常に危険。新たに打ち込むボルト、ピトンを数本用意していた方が無難。水量の少ない場合、全身濡れる覚悟で最初から川を歩く方が安全か? 水俣川では左岸、右岸と渡渉を10回ほど繰り返す。川幅は広い所で15mほど。とにかく労をいとわず安全な場所を選んでマメに渡渉を繰り返すのがコツ。中東沢は小さいので右岸を歩いていても問題ないが左岸が良い。 小さな滝に阻まれて進めなくなれば高巻きするという行動をひたすら繰り返す。高巻き道はかすかな踏み跡がある所もあれば笹薮でまったく不明瞭な所もある。 特に朽ち果てたつり橋?(切れたワイヤーがあるのみ)から千天出合に至るまでの道は不明瞭。深い笹薮をかき分けて辿り着く事になる。 千天出合から先は最初、天上沢右岸側を進むが道は不明瞭。それなりに荒れてはいるが、水俣川に比べれば楽。ひたすら左岸を進むのがよい。進めなくなれば右岸に渡るが渡渉は2回程度。(北鎌尾根の始点であるP2への取付点は不明)。 川幅が広く水の流れがなくなり、沢音の大音響から開放され、貧乏沢出合のピンクのテープが見えれば北鎌沢出合まではすぐ。 北鎌沢出合はケルンが積んであり、水が流れているので左岸側を歩いていればまず見過ごす事はない。 北鎌沢は右俣を登る。かなり上の方でも水が確保できるので(約半分登った所でも確保可)。※左俣の方が水量が多いので間違えないように進行方向右寄りにひたすら登る。ただし、乗越しに近づくにつれ右前方に崖が見えてくるが、そちらには近づかないように進路をとる。 北鎌尾根は全体的にそれほど困難な所はなく踏み跡は分かりやすいが危険な場所に誘導される踏み跡もあるので注意(独標はトラバース)。 独標トラバース後は、進路を誤ると急に困難で進退窮まる場所になることがあるので注意が必要。 携帯電話について・・天狗の腰掛辺りから槍ヶ岳山頂までの稜線上なら、ドコモが通話可能になる。それまではすべて圏外(北鎌沢乗越も圏外)。 北鎌尾根上に、ビバークサイトはかなり多い。ツェルトやソロテントを張れる場所なら500mに1箇所位はあります。 |
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