雲ノ平〜高天原〜水晶岳〜双六岳
- GPS
- 80:00
- 距離
- 48.0km
- 登り
- 3,858m
- 下り
- 4,127m
コースタイム
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 8:20
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:50
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:10
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
装備
個人装備 |
ウィックロンシャツ×3
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
ダウン
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
食事4食分
行動食(黒糖300g)
非常食(シリアル500g)
ジェットボイル
ハイドレーション(3L程度)
ガスカートリッジ
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー×2
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
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感想
【折立〜雲ノ平】(曇り後晴れ、夜は強雨)
太郎平までの登りはきつくない。が、行動食を小まめに摂るにこしたことはない。薬師沢小屋から雲ノ平に上がる急登は非常にきつい。折立〜薬師沢間で時間を稼いでおきたいところ。
【雲ノ平〜高天原〜水晶岳】(雨後曇り、時々晴れ、夜は曇り)
雲ノ平山荘のすぐ北側にある高天原へ降りる道を使ったが、永遠2時間藪漕ぎ。木の根もたくさん出ており濡れていたら滑るので注意。今回は高天原から温泉沢の頭に行くルートを使って水晶岳を目指した。最初の1時間は沢沿いを上り、その後30分程度の藪漕ぎ(倒木あり)。尾根に上がってからはザレorガレ場であり、個人的には苦ではなかった(急登ではあったが)。岩苔乗越へ上がるルートは最初の2時間ぐらい藪漕ぎらしいので、個人的には温泉沢の頭ルートのほうがよかったと思う。また、尾根に出てからは影がないため夏の晴れた時であれば熱中症に注意したほうが良い。温泉沢の頭から水晶岳へは特に難しいところはなし。ちなみに、途中2〜3km先にツキノワグマがエサを探してふらついていた。人が近くにいなくてよかった。。。
【水晶小屋〜鷲羽岳〜三俣蓮華岳〜双六岳】(曇り時々晴れ、夜は豪雨)
特筆点はなし。晴れていたら眺望は間違いなく良かっただろう。
【双六小屋〜鏡平〜新穂高温泉】(雨時々曇り)
鏡平までは虫が多かった。鏡平以降はガレ場ばかり。傾斜はそれほどきつくないため、楽に上り下りできる。
台風一過で晴れるかと期待していましたが、淡い期待に終わってしまいました。。。
山頂に行ってもガスガスでほとんど何も見えず、ピークハントはできてもあまり達成感はありませんでした。また機会を見つけてリベンジしたいです。
とはいえ朝や昼間はガスが出ていたにもかかわらず、テン場や宿に着く頃には雲が切れ周りの景色がきれいに見えたのは幸運でしたね♪曇りということで気温もそこまで上がらなかったので山行には適していましたし。その点はよかったというべきでしょうか。
これに対して夜はひどかった。。。
一日目はテント泊だったのですが夜から雨となり、テントを打ち付ける雨音が大きくなり(ないはずの川が発生して)水が流れる音がし始めた時には「テントが水没するんじゃないか」ととても不安でした(水没はありませんでしたが)^^; 今後は雨の時にはテントを張らないようにしようと、心に誓いましたね 笑
三日目に至っては夕方から突然豪雨となり、小屋の天井をバチバチと打ち付ける音がひどくなりました。この時は雨が降りそうということで小屋泊に変更していたのですが、テント泊を選んでいたらと思うとゾッとします(もちろんこの日テント泊していた方々もいましたが皆さん無事でした)。雨は本当に厄介です。。。
さて今回の山行の目的には2つありました。
一つは黒部ダムへとつながる黒部川の源流を見ること、そして二つ目は水晶岳側から黒部ダムを望むこと。
もともとアルペンルートを観光してから北アルプスの魅力にとりつかれました。そして、黒部ダムを作るきっかけとなった一滴がどこから来ているのか、黒部ダムの大観峰からいつも眺めている風景は逆から見たらどう見えるのか、長年気になっていました。それが両方とも達成できて本当にうれしかったです(T▽T)特に水晶岳側からの眺望は曇り続きであったためあまり期待していませんでしたが、夕方の短い時間に雲の切れ間から黒部ダムを望めたのは本当に感動しました。今回の山旅で知り合ったHさんやOさんとこの眺めを見ながらお酒を飲みまくったのは良い思い出です 笑
また、もともと予定はしていなかった秘湯高天原温泉に入れたのは最高のボーナス点でした!会社の先輩から高天原の温泉について勧められていましたが、上記目的があったため、高天原まで行くとなるとかなりタイトなスケジュールになるということであきらめていました。が、雲ノ平山荘でHさんとOさんが高天原の温泉について熱い議論を繰り広げていたおかげ(?)で、完全に頭が温泉に傾いてしまい、急遽温泉にも行くことにしました。これがきっかけでお二人とも仲良くなれたので本当に良かったです。
上記二人以外にもマニアックな山登りをされているお兄さん達、家族とその友人と山登りをされているお姉さん方、水晶小屋のとても明るいお姉さんなどたくさんの方々とお会いすることができました。たくさん話して盛り上がり、山旅の思い出のよいスパイスとなりました。またどこかでお会いしたいものですね^^。
皆様本当に今回の山登りお疲れさまでした!
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