秋に色づく南八ヶ岳（阿弥陀岳〜赤岳〜横岳〜硫黄岳）

2018年09月23日(日) 〜 2018年09月24日(月)

• GPS: 16:49
• 距離: 24.2km
• 登り: 2,054m
• 下り: 2,031m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:18
• 休憩: 1:40
• 合計: 7:58

7:02 美濃戸口
7:02 7:02 八ヶ岳山荘
7:42 7:42 やまのこ村
7:46 7:46 赤岳山荘
7:52 7:52 美濃戸山荘
9:04 9:04 中ノ行者小屋跡
10:13 11:16 行者小屋
11:24 11:24 阿弥陀岳分岐
11:45 11:51 中岳のコル登山道水場
11:55 11:56 阿弥陀岳北稜
12:14 12:29 中岳のコル
12:59 13:14 阿弥陀岳
13:48 13:48 中岳のコル
14:01 14:01 中岳
14:21 14:21 文三郎尾根分岐
14:45 14:45 赤岳
14:49 14:49 竜頭峰
14:55 14:55 赤岳
15:00 赤岳頂上山荘

2日目

• 山行: 5:29
• 休憩: 3:16
• 合計: 8:45

5:22 赤岳頂上山荘
5:22 5:37 赤岳
5:50 6:36 赤岳頂上山荘
7:10 7:10 赤岳天望荘
7:15 7:16 地蔵の頭
7:30 7:30 二十三夜峰
7:40 7:43 日ノ岳
7:47 7:56 鉾岳
8:00 8:00 石尊峰
8:12 8:12 三叉峰（横岳）
8:21 8:22 横岳
8:26 8:26 奥ノ院（横岳）
9:02 9:02 台座ノ頭
9:18 9:40 硫黄岳山荘
9:59 11:15 硫黄岳
11:16 11:20 赤岩の頭
11:59 11:59 ジョウゴ沢
12:04 12:04 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
12:09 12:27 赤岳鉱泉
13:02 13:02 堰堤広場
13:32 13:33 美濃戸山荘
13:36 13:36 赤岳山荘
14:07 八ヶ岳山荘

天候

9/23 - ほぼ晴れ！ 9/24 - 晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

赤岳山荘に駐車するつもりでしたが美濃戸口6時ですでに物凄い車の数！林道のゲートも閉まっていて路駐か…。念の為八ヶ岳山荘駐車場を一番奥まで見に行くとヒッソリと一台分だけ空いてました。ラッキー！ 2日分で1000円。駐車券は山荘でのコーヒー引き換え券になって、しかもCaravanの「Yatsugatake」ステッカー兼用です。
でも、コーヒー頂くの、忘れてたんだよなぁ… 勿体無い。

コース状況／危険箇所等

メジャーなルートなので迷う箇所はありません。阿弥陀岳〜赤岳〜横岳の縦走路は急峻な岩場の連続。要所要所にはクサリやハシゴが設置されていますが、集中して進まないと危険です。

その他周辺情報

もみの湯で日帰り温泉。
http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/mominoyu.html

写真

9/23 7:11

まずは美濃戸口まで林道歩きです。いい感じの紅葉。

9/23 7:24

…結構林道長い。45分ぐらい歩きましたね。

9/23 7:37

途中で咲いてたトリカブト。トリカブトはあっちこっちで見かけましたが、それ以外の花はあんまりなかったなぁ。

9/23 7:45

ようやく、、、

9/23 7:46

ゲートまでやってきました。

9/23 7:47

今回私は初八ヶ岳です。いろんなブログの写真に載っているあの風景、この風景が目の前にあらわれて気持ちがアガる。

9/23 7:54

美濃戸山荘の美味しそうなリンゴ。

9/23 7:56

さて待望の南八ヶ岳山行開始です。

9/23 7:59

まずは行者小屋を目指して南沢を行きます。

9/23 8:01

評判通りの苔むした山道。

9/23 8:05

食べれるかどうかはわかりませんが、美味しそうなキノコ。

9/23 8:13

沢沿いの道は気持ちいい。

9/23 9:00

小さな滝も。名前はあるのかなぁ。

9/23 10:07

白河原あたり。横岳が見えてきました。
つか、ギザギザがすごいな。あんなところ、歩けるのか、自分？

9/23 10:24

ええっとこっちは阿弥陀岳か!?

9/23 11:16

行者小屋到着！
めちゃくちゃ天気が良いです。二階テラスでお昼にしました。

9/23 11:29

お腹もいっぱいになったので、ここから気合を入れて行きます。

9/23 11:50

9/23 11:50

横岳を横目に見ながら…

9/23 12:08

ガシガシ登っていきます。

9/23 12:08

待ってろよ、赤岳！
阿弥陀岳の次はお前だ！

9/23 12:09

横岳さんもヨロシク。

9/23 12:16

ようやく鞍部が見えてきました。

9/23 12:17

中岳のコル到着。なんと南側は雲海が広がり、その向こうには富士山という絶景が広がる。

9/23 12:25

来た方向を見下ろすと、さっきまでいた行者小屋があんなに小さい。で、ザックはデポって阿弥陀岳に取り付きます。

9/23 12:49

高校のワンゲル部の大団体が下ってきてて、大渋滞。阿弥陀岳には80人ぐらいでアタックしてたらしい。山頂はすごい状態だったんだろう。

9/23 12:57

いや、ここまで結構たいへんな登りでした。

9/23 12:58

三角点タッチ！

9/23 12:59

うん、阿弥陀岳！

9/23 13:04

ここの山頂はスゴイですね。360°の絶景！

9/23 13:04

南アルプス方面。

9/23 13:04

あっちは中央アルプスか？

9/23 13:15

そして北アルプス。穂高・槍がまんま見えとる。

9/23 13:04

北八ヶ岳方面。

9/23 13:05

そして横岳、赤岳。

9/23 13:14

秋色の山には赤とんぼがよく似合う。

9/23 13:30

絶景を堪能したので下ります。岩が脆いトコロがあるので、落石には注意。

9/23 13:30

眼前に赤岳。

9/23 13:37

振り返ってハシゴ。写真だけ傾斜がわかりにくい。

9/23 13:47

コルまでの下山、無事完了！

9/23 13:48

9/23 13:52

秋色の中を次のターゲットに向かう。

9/23 13:53

9/23 13:59

ゴツい。

9/23 14:00

富士山が隠れない安定した天気。

9/23 14:01

9/23 14:01

そこそこ標高があるのにあんまり注目されない中岳。

9/23 14:22

しばらく斜面を上がると文三郎尾根分岐。

9/23 14:24

行者小屋から直接登ってきた方々と合流。

9/23 14:35

赤岳山頂へはもう少し。

9/23 14:36

9/23 14:37

キレット分岐を過ぎると…

9/23 14:57

出ました。赤岳登頂！
山頂は後で満喫するとして、まずは頂上山荘へいって受付けを済ませました。

9/23 16:15

そして赤岳本日二度目の登頂！

9/23 16:17

赤嶽神社奥宮。こっちにもステンレスのお賽銭箱がついたんですね。

9/23 16:18

こちらは謎の太成宮…

9/23 16:20

北峰

9/23 16:29

今日お世話になる赤岳頂上山荘です。

9/23 16:47

居心地がいい山荘ですね。

9/23 18:21

晩ごはんです。うまいっす！

9/24 5:32

サンセット富士です。かなり雲が出てきたので今夜は星はダメかな。

9/24 5:49

おはようございます。秩父方面からのご来光を望みます。

9/24 5:51

9/24 6:05

朝ごはん！

9/24 7:06

さて出発です。まずは崖のような斜面を赤岳展望荘まで下ります。

9/24 7:14

赤岳展望荘。この光景も有名ですね。

9/24 7:18

地蔵尾根分岐のお地蔵様。この先の難所の無事を祈ります。

9/24 7:18

9/24 7:24

難所ですがハシゴやクサリが配置されていて恐怖はないですね。アスレチック的で面白い。

9/24 7:25

これは？
それにしても何回ピークを過ぎると横岳なんだい…

9/24 7:41

9/24 7:47

ちょっとガスってきた？

9/24 7:47

それにしても気持ちがいいルートです。

9/24 7:52

乗り出すべき崖先…

9/24 8:11

茅野の街。ゴルフ場も見えてます。はるか向こうは御嶽山。

9/24 8:15

横岳山頂かと思ったら三叉峰。ここで横岳はいくつかのピークの総称って何処かに書いてあったのを思い出す。ひょっとして山頂標はないのか？？？

9/24 8:42

…と最後のピークでようやく横岳！奥の院って言うんですね。

9/24 8:42

昨日から歩いてきた阿弥陀岳と赤岳が見えます。すごいなぁ。

9/24 8:43

小同心、大同心ですね。先端まで踏み跡がついています。

9/24 8:55

そして最後の難所！ここもちゃんとハシゴはついてますが、かな〜りドキドキしました。

9/24 9:04

いきなり世界が変わります。富士山のような地面。

9/24 9:06

硫黄岳山荘が見えてきました。硫黄岳山荘はトイレをお借りしました。洋式・水洗な上にウォッシュレット！さらに温便座！！というラグジュアリートイレでした。

9/24 9:47

で、あとはなだらかに見えた硫黄岳の登りを行くだけですが、地味にキツイんですね、これが。
広い稜線にたくさんケルンがありました。

9/24 10:02

硫黄岳登頂！今回の山行の最終ピークです。

9/24 10:04

これが爆裂火口か。すざまじいな。

9/24 10:37

硫黄岳の広い広い山頂からこれまで歩いてきた山々を見渡しながらカップラーメンと山頂コーヒーで〆ました。本当にあんなところを歩いてきたんか…。

9/24 11:17

名残惜しいですが、下山に取り掛かります。赤石の頭を経由してまずは赤岳鉱泉を目指します。

9/24 11:48

昨日以来の樹林帯。ところどころの紅葉が目に鮮やか。

9/24 12:00

ジョウゴ沢。

9/24 12:07

大同心稜方面はロープが張ってありましたね。

9/24 12:07

沢沿いの道が気持ちいい。杉の香で癒やされます。

9/24 12:11

赤岳鉱泉到着。

9/24 12:27

ここのテン場からは赤岳〜横岳〜硫黄岳が見渡せるんですね。いいな。

9/24 13:17

堰堤広場を過ぎると林道歩きです。

9/24 13:24

林道途中のショートカット。

9/24 13:33

美濃戸山荘へ戻ってきました。お疲れっす！
（このあとも一時間弱の林道歩きが残ってるんですがね…）

9/24 15:39

帰りはもみの湯に立ち寄りました。気持ちいいお湯でした。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

装備

個人装備

ザック 登山靴 シェル フリース 長袖シャツ ズボン Tシャツ タオル ソックス グローブ ダウンジャケット 帽子 コッヘル バーナー 水筒 お尻マット コンパス ファーストエイドキット 雨具 ツェルト ヘッドランプ ロングスパッツ トイレットペーパー ナイフ 簡易トイレ ライター ストック 熊ベル モバイルバッテリー リップ 目薬 日焼け止め 手帳 筆記用具 時計 地図（地形図） サングラス 老眼鏡 鏡 スペアコンタクト 財布 昼ご飯 飲料 行動食 予備食 携帯

感想

ミハラシ

次は赤岳だな、と計画を立て、毎日天気予報と睨めっこ状態で機会を伺っていたんですが、なんと三連休の日・月が登山日和。ということで行ってきました初八ヶ岳。
さすが日本全国のヤマのぼらーの皆さん、この日を逃すことなくいらっしゃったようでかなりの人出でしたね。
南八ヶ岳、とにもかくにも大満足の山行になりました。アスレチックな岩登りが楽しめ眺望最高な阿弥陀岳・赤岳・横岳の面々にスケールの大きな山頂に爆裂火口の硫黄岳。それに樹林帯エリアの苔生した沢沿いルートも自然の奥深い懐に抱かれ歩く気持ちよさ。
これはリピートしますね、きっと。