記録ID: 1975230
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
[北アルプス]新穂高温泉〜弓折岳〜双六岳〜三俣蓮華岳〜雲ノ平〜太郎山〜折立
2019年08月11日(日) 〜
2019年08月14日(水)
富山県
長野県
岐阜県
sakigake
体力度
9
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 66:28
- 距離
- 44.2km
- 登り
- 3,296m
- 下り
- 3,021m
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1日目
- 山行
- 0:56
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 1:00
距離 4.6km
登り 337m
下り 12m
2日目
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 7:32
距離 12.3km
登り 1,539m
下り 387m
12:38
3日目
- 山行
- 9:53
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 11:26
距離 20.1km
登り 1,379m
下り 1,595m
| 天候 | 11〜14日 山行中は晴れ。13日(双六小屋)夜間は雨。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
平湯温泉へは渋滞により予定より2時間遅れ、14時頃到着。 |
写真
新穂高温泉から林道を1時間ほど歩くと、わさび平小屋がある。トイレは水洗。初日はここに泊まり、翌日から本格的に登る。
わさび平小屋はどこもかしこも清潔。泊まった部屋は4人部屋に3人だったのでとても快適だった。同室の74歳ナイスミドルな方は明日登る笠ヶ岳で100名山を制覇するとのこと。20年位前から登山を始めてドハマりしたそうな。
8/11 15:40
わさび平小屋はどこもかしこも清潔。泊まった部屋は4人部屋に3人だったのでとても快適だった。同室の74歳ナイスミドルな方は明日登る笠ヶ岳で100名山を制覇するとのこと。20年位前から登山を始めてドハマりしたそうな。
わさび平小屋の夕食。イワナが旨かった。夜になるとえげつない量の星々が現れ、流れ星も見ることができて満足。
岩だらけの小池新道を進む。ここは雨が降っていたら歩けそうもない。
冷たいアルプスの天然水があちこちで流れている。タオルを濡らして、暑さをしのぐ。
イタドリヶ原。イタドリがどれかわからず先へ進む。道中に『熊の踊り場』なる広場があった。
この辺りは景色もないので、陽射しに耐えながら進む。案内がうれしい。
先程の5分は岩場の終わりのことだったようだ。少しずつアルプスの景色が見えてきて気分が高揚する。
木道の横から見慣れないものがニョキっと出ていたので(誰かが落としたキーストラップだと思い)引っ張ったらオコジョが飛び出してきた。
3
8/12 7:47
木道の横から見慣れないものがニョキっと出ていたので(誰かが落としたキーストラップだと思い)引っ張ったらオコジョが飛び出してきた。
驚いて後ずさりしたらオコジョが走り寄ってきて足元をうろちょろ。こちらを見つめてくるので、しゃがんで写真を撮ろうとしたら光速で逃げていった。
8/12 7:47
驚いて後ずさりしたらオコジョが走り寄ってきて足元をうろちょろ。こちらを見つめてくるので、しゃがんで写真を撮ろうとしたら光速で逃げていった。
鏡平山荘に到着。陽射しにあぶられて、飲んだ水がすぐに出ていってしまう。氷の旗が自分を呼んでいる。
あまりの暑さに、わんこそばのように平らげてしまった宇治金時。あっという間に元気になった。
真夏にもかぎらず斜面の至るところに残雪があるのをみるに、北アルプスに氷河があるのも納得がいく。これは『山で立ちション禁止』の残雪。
8/12 8:27
真夏にもかぎらず斜面の至るところに残雪があるのをみるに、北アルプスに氷河があるのも納得がいく。これは『山で立ちション禁止』の残雪。
振り返ると鏡平小屋が遠くに見えた。立ちションマンもよく見える。
わさび平小屋でつくってもらった稲荷弁当。鶏唐、シウマイ、ソーセージ、鰯の竜田揚げがついている。特に竜田揚げが旨かった。
道幅が狭いので、景色に気をとられているとあぶない。歩きながらすれ違いはできないくらいの幅しかない。
山間に今夜泊まる双六小屋が見える。嘘みたいな景色に釘付けになった。
ルリビタキのメス。変わった昆虫がいたので撮ろうとしたら、突然横から割り込んできてパクリ。
双六小屋に到着。水4Lをデポしただけで、体が軽いのなんの。飛ぶように樅沢岳へ向かう。
向かいの山は明日登る双六岳。双六小屋は山に挟まれており携帯の電波が届かない。その為電波が欲しければどちらかの山の中ほどまで登る必要がある。
1
8/12 11:31
向かいの山は明日登る双六岳。
双六小屋は山に挟まれており携帯の電波が届かない。その為電波が欲しければどちらかの山の中ほどまで登る必要がある。
双六小屋は山に挟まれており携帯の電波が届かない。その為電波が欲しければどちらかの山の中ほどまで登る必要がある。
のんびり山の景色を見ていたら、あの山は登ったけど何だかんだと講釈をたれるおっさんにからまれ早々に小屋に戻る。先程よりテントが増えている。
8/12 12:30
のんびり山の景色を見ていたら、あの山は登ったけど何だかんだと講釈をたれるおっさんにからまれ早々に小屋に戻る。先程よりテントが増えている。
今夜は布団二枚に三人が寝る。昨夜に布団二枚で五人を経験した人はすいていると喜んでいた。大部屋は独特の連帯感が生まれて楽しい。夜は翼竜の大運動会で一睡もできなかったが、それはまだ先の話。
8/12 13:22
今夜は布団二枚に三人が寝る。昨夜に布団二枚で五人を経験した人はすいていると喜んでいた。大部屋は独特の連帯感が生まれて楽しい。夜は翼竜の大運動会で一睡もできなかったが、それはまだ先の話。
双六小屋の夕食はテンプラ。小屋ごとに夕食は大体決まっているので面白い。たまに違うレアメニューが出ることもあるらしい。
食後にもう一登りしようと思ったら、あっという間に雲にまかれて一寸先は霧。身体を拭いて寝る。(寝られなかった)
双六小屋の朝食。食欲がない人が多く、食べ残しが大量に出ていた。おかずはビュッフェ形式にすれば良いのに。山芋が旨かった。
双六小屋を後にし双六岳へ向かう。背中に突如熱気を感じ、振り返ると太陽が稜線から出てきた。
見渡す限りハイマツ。ハイマツは雷鳥の住みかだが今回は出会えず。。
雪の下には強烈な冷水が流れていた。ペットボトルを突っ込んだら1分でキンキンに。
正面に見えるのは水晶岳か。小屋で同室した面々が口々に水晶岳の登りは地獄とこぼしていた。
双六小屋でつくってもらったお弁当。梅干&うずらの卵が旨かった。
アラスカ庭園に到着。言われればタイガに見えなくもない。しかし陽にあぶられすぎて疲労困憊。景色を堪能できず。
引き換えそうかとしばし考えた梯子。壁の苔を数えながら下るが、膝が笑いすぎて全然進まず。落ちるかと思った。
吊り橋が見えたが行き方がわからない…まさか、左にある梯子を登るのか？思わず訊ねてしまった。かなりボロいが先程の梯子に比べれば大したことはない。
8/13 14:07
吊り橋が見えたが行き方がわからない…まさか、左にある梯子を登るのか？思わず訊ねてしまった。かなりボロいが先程の梯子に比べれば大したことはない。
木の梯子を昇りきると、鉄パイプに木片が引っ掛かっている不思議な光景が。まさか、ここを渡るのか？悪態をつきながら渡ってしまったのは疲労のせい。
8/13 14:08
木の梯子を昇りきると、鉄パイプに木片が引っ掛かっている不思議な光景が。まさか、ここを渡るのか？悪態をつきながら渡ってしまったのは疲労のせい。
鉄パイプを渡った直後にまた梯子。後ろから来た人に、ここを上らなくてはならないのか訊ねてしまった。
幅30�僂發覆ぢ�場。ケチケチせずに両脇にも板をひいてほしい。それにこの吊り橋はめちゃ揺れる。あまりに怖すぎて小屋のベンチで倒れる。小屋の写真は撮るのを忘れた。小屋の水はとんでもなくうまかった。
1
8/13 14:09
幅30�僂發覆ぢ�場。ケチケチせずに両脇にも板をひいてほしい。それにこの吊り橋はめちゃ揺れる。あまりに怖すぎて小屋のベンチで倒れる。小屋の写真は撮るのを忘れた。小屋の水はとんでもなくうまかった。
丸太を束ねた橋を渡る。先の方は形が三角形になっているが、先程の吊り橋に比べれば屁でもない。さくさく渡る。
太郎平小屋が見えた瞬間にへたりこむ。ちょっと歩きすぎたので反省。
太郎平小屋に到着。息が上がって上手くしゃべれず小屋の人に迷惑をかける。
運よくガラ空きの屋根裏に案内され、地元富山県の方と隣になる。その方がオコジョの写真をあまりに猛烈に所望するので、後日メールすることを約束した。
1
8/13 17:11
運よくガラ空きの屋根裏に案内され、地元富山県の方と隣になる。その方がオコジョの写真をあまりに猛烈に所望するので、後日メールすることを約束した。
太郎平から折立バス停へのルートは途中からかなりの悪路になる。ここから登ることは避けたい。
寝不足で上手く下れず。下りに事故が多いので、慰霊碑があるところでポカリをボトルに移しかえて、気合いを入れ直してから進んだら、1分でバス停だった。
1
8/14 8:11
寝不足で上手く下れず。下りに事故が多いので、慰霊碑があるところでポカリをボトルに移しかえて、気合いを入れ直してから進んだら、1分でバス停だった。
この時間は有峰口駅行きしかないが、スーパー銭湯に寄るので問題なし。全員で30人ほどがバスに乗り込んだ。
味わい深い有峰口駅。無人駅。中もなかなかにレトロでたまらなかった。
温泉で汗を流した後、少し時間があったので富山市役所展望台に行く。ガスがかかっていたが立山連峰は絶景だった。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
水４L・ﾎﾟｶﾘ１L
非常食
地図・コンパス
ｻﾗﾐ・ﾅｯﾂ類・ ｸﾞﾐ・穴子天ｽﾅｯｸ・ｶﾝﾄﾘｰﾏｱﾑ
着替え4日分
ランタン・ヘッデン
電池予備
歯みがき他
鋏・ライター
ビニール
レインコート
ボディシート他
日焼け止め
テーピング他
カメラ・gps
薬
キッチンペーパー
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