立山室堂~新穂高温泉／秋晴れの北アルプスは心奪われる情景

2020年09月19日(土) 〜 2020年09月22日(火)

• GPS: 30:18
• 距離: 62.5km
• 登り: 4,470m
• 下り: 5,740m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:32
• 休憩: 0:18
• 合計: 4:50

8:34 室堂
8:47 8:47 立山室堂山荘
9:25 9:25 室堂山展望台
10:14 10:14 浄土山
10:22 10:25 浄土山南峰
10:35 10:42 龍王岳
11:13 11:13 鬼岳東面
12:00 12:00 獅子岳
12:47 12:55 ザラ峠
13:24 五色ヶ原キャンプ場

2日目

• 山行: 8:06
• 休憩: 1:09
• 合計: 9:15

4:25 五色ヶ原キャンプ場
4:38 4:38 五色ヶ原山荘
5:04 5:05 鳶山
6:10 6:12 越中沢岳
7:30 7:36 スゴ乗越
8:05 8:22 スゴ乗越小屋
9:15 9:22 間山
10:48 10:51 北薬師岳
11:46 12:13 薬師岳
12:25 12:25 薬師岳避難小屋跡
12:46 12:52 薬師岳山荘
13:19 13:19 薬師平
13:40 薬師峠

3日目

• 山行: 7:32
• 休憩: 0:51
• 合計: 8:23

4:29 薬師峠
4:47 4:47 太郎平小屋
4:53 4:55 太郎山
6:07 6:07 神岡新道分岐
6:14 6:14 北ノ俣岳
6:38 6:39 赤木岳
7:09 7:15 中俣乗越
8:30 8:35 黒部五郎の肩
8:45 8:56 黒部五郎岳
9:01 9:13 黒部五郎の肩
9:42 9:42 雷岩（黒部五郎カール）
10:29 10:43 黒部五郎小舎
11:52 11:52 三俣蓮華岳巻道分岐
12:52 三俣山荘

4日目

• 山行: 6:12
• 休憩: 0:38
• 合計: 6:50

6:01 三俣山荘
6:36 6:36 三俣峠
6:49 6:54 三俣蓮華岳
7:13 7:14 丸山
7:31 7:32 中道分岐
7:53 7:54 双六岳
8:18 8:21 双六岳中道分岐
8:23 8:23 双六岳巻道分岐
8:34 8:34 双六小屋
8:38 8:39 双六池
9:06 9:07 くろゆりベンチ
9:16 9:16 花見平
9:26 9:28 弓折乗越
9:55 10:05 鏡平山荘
10:06 10:07 鏡池
10:31 10:31 シシウドヶ原
10:45 10:46 イタドリが原
10:56 10:56 チボ岩
11:05 11:05 秩父沢出合
11:31 11:31 小池新道入口
11:47 11:47 わさび平小屋
11:58 11:59 笠新道登山口
12:09 12:09 中崎橋
12:22 12:22 お助け風穴
12:36 12:41 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
12:46 12:51 新穂高温泉駅
12:51 ゴール地点

2日めの五色ヶ原→薬師峠がしんどすぎました...

天候

9/19　ガスのち晴れ（最大風速10m、最低気温5℃）
9/20　高曇りの晴れ（最大風速10m、最低気温2℃）
9/21　晴れ（最大風速5m、最低気温2℃）
9/22　晴れのちくもり（最大風速10m、最低気温2℃）

風速と気温は参考程度です。
これ以上風が強かったり気温が下がってたら、厳しい山行になったと思います。
この時期の北アルプスとしてはギリギリ楽しめるバランスだったかもしれません。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

（富山に前泊）

★★★ゆき★★★
■電鉄富山
↓ 05:25〜06:16
↓ 地鉄電車
■立山駅
↓ 07:00〜07:07
↓ 立山ケーブルカー（連休で始発が6時に繰り上げ）
■美女平
↓ 07:15〜08:05
↓ 立山高原バス
■室堂

★★★かえり★★★
■新穂高ロープウェイ
↓ 12:55〜13:30
↓ 濃飛バス
■平湯温泉（温泉に入ってご飯を食べた）
↓ 15:30〜16:50
↓ 濃飛バス
■高山
↓ 17:19〜18:52
↓ JR特急ワイドビューひだ13号 富山行
■富山
↓ 19:25〜21:20
↓ JR新幹線はくたか576号 東京行
■高崎

立山黒部アルペンルート
https://www.alpen-route.com/_wp/wp-content/uploads/2020/08/5c46ada4ebfb1713b74f25ea2550c776-2.pd

濃飛バス（新穂高線）
https://www.nouhibus.co.jp/route_bus/shinhotaka-line/

コース状況／危険箇所等

コースが長いのでポイントのみ記します。
全体を通して登山道は明瞭ですが、ガレ場やザレ場が多く、気を抜けない局面が連続します。

■立山室堂〜龍王岳
浄土山は岩場の登り、上部は直登がきつい。龍王岳はガレた岩場につき落石注意。ちなみに龍王岳には寄らなくても五色ヶ原に行けるが、景色最高なのでおすすめ。

■龍王岳〜五色ヶ原
鬼岳東側、獅子岳、ザラ峠と何度かアップダウンする。全体的にザレてていやらしい。

■五色ヶ原〜スゴ乗越小屋
鳶山、越中沢岳、スゴの頭とこちらも何度かアップダウン。特に越中沢岳の下りは足場悪く要注意。スゴ乗越小屋手前の切れ落ちた砂地の斜面にロープ垂れ下がってるだけの箇所も非常に危険。

■スゴ乗越小屋〜薬師岳
間山、北薬師岳、薬師岳と楽しい稜線の登りが続く。北薬師から薬師にかけてモレーン地帯が造形、でかい岩を伝っていくので足元注意。

■薬師岳〜薬師峠
薬師岳直下はザレザレの下りなのでスリップ注意。薬師平以降も自然の岩場地形を歩くので気は抜けない。

■薬師峠〜黒部五郎岳
太郎山、北ノ俣岳、赤木岳と緩やかな登りが続く。黒部五郎は急登でガレガレ、落石注意。つづら折りがとにかく長い。

■黒部五郎岳〜三俣山荘
美しいカールの下りはザレ気味につきスリップ注意。黒部五郎小舎からの登り返しも何気にきつい。三俣山荘へのトラバースルートは岩場でザレてる箇所あり、慎重に。

■三俣山荘〜双六岳
三俣蓮華岳への登りがガレザレにつき落石転落注意。三俣蓮華から双六までは平坦に見えてアップダウンがしんどい。

■双六岳〜鏡平山荘
もうあとは下るだけ、と思いきや、双六小屋から弓折分岐まで地味な登りが堪える。鏡平山荘までは槍穂高連峰の絶景に見惚れて谷側に足を踏み外さないように。

■鏡平山荘〜新穂高温泉
小池新道の岩場の激下りで両足破壊...さらに新穂高温泉までの林道歩きで完全燃焼...
早く温泉に入って癒やされたい。

その他周辺情報

★★★温泉★★★
ひらゆの森（10:00~21:00、600円）
http://www.hirayunomori.co.jp/spa01.html

いつも寄ってるニューホタカは温泉工事で休業中でした。
ひらゆの森は入場制限してましたがさほど待たずに入れました。

写真

9/19 6:43

立山駅に来ました！
これから始まる北アルプス縦走にワクワク！

9/19 8:38

立山室堂はこの通り！
草紅葉がキレイです！

9/19 8:49

室堂山荘のベンチで身支度を整えて、浄土山に向かいます。

9/19 9:25

途中の展望台から。
五色ヶ原は見えるような見えないような...

9/19 9:58

浄土山に到着！
雄山は今日も端正な山容ですね。

9/19 9:59

剱岳は相変わらずキレッキレ。

9/19 9:58

パノラマビューでどうぞ。

9/19 10:22

場所を変えてまた雄山。

9/19 10:22

さて、いよいよこの道標を五色方面に行く時が来ました。

9/19 10:37

と言いつつ、早速龍王岳に寄り道（笑）
あまり深く考えずに登りましたが、龍王岳は景色を360度見渡せるのでおすすめです。

9/19 10:37

龍王岳から立山方面。
絶景です。

9/19 10:38

龍王岳から五色ヶ原方面。
これから行く薬師までのコース...遠いなあ...果たして辿り着けるのだろうか...
遠景には笠ヶ岳や槍ヶ岳の姿も。

9/19 11:10

鬼岳からふりかえって龍王岳。
ガレてるので落石注意です。

9/19 11:13

鬼岳はマキマキして...

9/19 11:21

ガレガレがすごい。

9/19 11:50

だいぶ歩いてきました。
青空が美しい。

9/19 12:00

獅子岳に到着！

9/19 12:00

五色ヶ原まではもう少し。

9/19 12:47

ザラ峠を通って...
（標識読めない）

9/19 12:55

ふりかえるとこの景色。

9/19 12:55

おお！これが立山カルデラか！
迫力がやばい！

9/19 13:22

五色ヶ原に到着。
木道と草紅葉の雰囲気が最高です。

9/19 16:23

テント場はこんな感じ。
50~60張と言ったところでしょうか、それほど混んでませんでした。
気温もさほど寒くなくしっかり寝れました。

9/20 4:27

2日めの朝です。
まだ暗いけど今日はCT12時間超えの長丁場なので出発します。

9/20 5:05

暗闇の中、鳶山に到着！
ヘッデン付けてると写真に影がかぶってムズい（笑）

9/20 5:05

空が明るんできました。

9/20 5:06

あっちは富山の街並み。

9/20 5:19

明るくなり、薬師がはっきりと見えると同時にそのデカさと遠さに圧倒される...

9/20 5:43

まずは越中沢岳を登ります。

9/20 6:11

越中沢岳に到着！
ここからの下りは足場が悪く要注意です。そして怒涛のアップダウンが続く...

9/20 6:11

ふりかえると立山連峰。

9/20 6:11

正面には薬師...全然近づかない...
スゴ乗越小屋が見えたので少しだけ気持ち安らぐ。

9/20 7:05

スゴの頭に到着したのかな？
ふりかえって越中沢岳。

9/20 7:06

薬師遠い...
そしてアップダウンはまだまだ続く...

9/20 7:30

スゴ乗越でちょっと休憩。

9/20 8:05

スゴ乗越小屋に到着！
売店は開店前でした...スパイスカレー食べたかった...

9/20 9:16

さて、ここからは間山、北薬師、薬師と楽しい楽しい稜線の登りが続きます。
まずは間山に向けて緩やかに登りましょう。

9/20 9:18

間山に到着！

9/20 9:24

すかさず北薬師を目指します。
ここらでHanatareoyajiさんとバッタリ遭遇！
デカすぎるザックには水を4L積んでるとか。五色ヶ原の水場が復活したことを伝えると少しだけ顔に陰りが（笑）
しばしお話して、お互いの山行の無事を祈り、それぞれの縦走路へ。この時から脳内にはなぜかボウイのマリオネットがエンドレスリピート（笑）

9/20 10:20

マリオネットで爆走したいところですが、北薬師直下くらいでバテバテのヘトヘトになりました...
モレーン地帯は足元注意です。

9/20 10:51

北薬師に到着！
何だか寂しい山頂です。

9/20 11:06

本日のラスボス、薬師を捉えます。
北薬師と薬師は標高差そんなにないから平坦かと思っていたら、そんなことはなく、しっかりアップダウンがありました...しかも岩場でガレてて危ない...

9/20 11:16

岩稜地帯ってキレイだと思います。

9/20 11:26

ふりかえって北薬師。

9/20 11:38

薬師山頂までもう少し。

9/20 11:47

薬師に到着！
山頂は結構な人で賑わってました。

9/20 11:47

お参り。

9/20 11:51

素晴らしい稜線。

9/20 11:51

絶景。

9/20 11:51

こっちも絶景。

9/20 11:51

絶景をパノラマビューで。

9/20 12:25

薬師からの下りはザレザレにつきスリップ注意です。

9/20 12:40

薬師の緑と白の感じが好き。

9/20 12:52

薬師岳山荘に到着。
肉うどん食べたかったけど、時間かかるとのことだったので断念...

9/20 13:12

やっぱり薬師は美しい。

9/20 13:39

薬師峠キャンプ場に到着。
9割5分は埋まってて、めっちゃ斜めのところに何とか設営。疲れたのでこの日はビール飲んでゴロゴロ。

9/20 18:02

夕刻、キャンプ場の水場からの燃えるような夕焼け。

この日はテントが斜めってたので、寝てるとエアーマットが滑って大変でした。気を遣いながらの就寝で快眠とはいかず。

9/21 4:29

3日めの朝です。
今日は昨日ほどではありませんが、行動時間がそこそこ長いので早めに出発します。

9/21 4:46

太郎平から今日のメインである黒部五郎に向かいます。

9/21 4:55

太郎山はすぐそこ。

9/21 5:47

空が明るくなり、薬師が姿を見せます。

9/21 5:48

北ノ俣岳までゆるゆるとした登り。

9/21 5:51

黒部五郎が遠いように見えますが、昨日の薬師に比べたら近いもんです（笑）

9/21 5:55

このあたりは草紅葉が進んでいてとてもキレイでした。

9/21 6:14

北ノ俣岳に到着！
この頃はまだガスってます。

9/21 6:14

薬師をアップで。

9/21 6:14

写真では伝わりませんが、美しい景色が続きます。
遠景には笠ヶ岳、乗鞍、御嶽山まで。

9/21 6:16

雲海も気持ちよく広がってます。

9/21 6:46

赤木岳に到着！
山地図の表記とは異なる場所にありました。

9/21 7:03

光り輝く太陽と黒部五郎のシルエット。

9/21 7:07

いよいよ黒部五郎を登り始めます。
と同時にガスが取れてきて...

9/21 7:31

完全に晴れました！
ふりかえると、そこには素晴らしい稜線の連なりが見えます。

9/21 7:52

左手には常に薬師が鎮座しています。
山体が大きいので迫力がすごい。

9/21 7:53

このあたりで下ってきたお姉さんたちと休憩がてらお話し。
頭に巻いてる手ぬぐいを白馬のゆるキャラだと認知してくれました。
今回の山行ではゆるキャラに言及してくれる人が多かった気がします。

9/21 7:59

お姉さんたちをお見送りして、私は黒部五郎の登りを再開します。

9/21 8:27

登り途中からふりかえって。

9/21 8:27

黒部五郎の肩まで後少し。

9/21 8:34

黒部五郎の肩に到着！
ザックをデポして、山頂までもう一息。

9/21 8:46

黒部五郎に到着！
2年前、雲ノ平縦走で登った時はガスガスだったので、晴れててうれしい限りです。

9/21 8:47

これが有名な黒部五郎のカール！
ものすごいスケール感！

9/21 8:47

向こうは歩いてきた稜線。
本当に美しいです。

9/21 8:48

槍ヶ岳もしっかり見えてます。

9/21 8:49

薬師とその奥には剱岳の姿。

9/21 8:49

剱岳と立山連峰、さらに後立山連峰まで。

9/21 8:50

赤牛岳と水晶岳。
読売新道を歩く日は来るのだろうか...

9/21 8:50

再び歩いてきた縦走路を眺めてまったりします。
このたおやかな感じがたまりません。

9/21 8:57

カール地形をパノラマで。

9/21 9:02

山頂で景色を充分満喫したので、下山します。

9/21 9:21

黒部五郎の肩から少しだけ下りたところ。
白い岩、黄葉した草花、青い空のコントラストが美しい。

9/21 9:32

さらにもう少し下りたところ。
ふりかえって見る景色が最高すぎます。

9/21 9:48

いつまでも眺めていられる情景がそこにはありました。
もう言葉になりません。

9/21 10:07

同じような写真を何枚も撮りながら、カールもこれで見納めかと思うとちょっと寂しい。

9/21 10:27

黒部五郎小舎のすぐそこまで来ました。
上から見えてるだけに、小舎までがかなり遠く感じます...

9/21 10:42

黒部五郎小舎に到着。
カレーライスを頂いてエネルギーを補給します。

9/21 10:56

三俣蓮華方面への登り返しがきついですが、黒部五郎の全景を見ることができるのはうれしいです。

9/21 11:21

三俣蓮華、丸山、双六も迫力あります。

9/21 11:28

登り返しを登り切ったところから黒部五郎をアップで。
背後にはガスが湧き立ってきちゃいました。

9/21 12:28

トラバース道から三俣山荘近くまで来ました。
鷲羽岳の迫力はいつ見てもすごい。

9/21 12:32

三俣山荘のテント場はこんな感じです。
結構混んでましたが、昨日の方がすごかったとか。

9/21 12:34

鷲羽岳かっこいい。

9/21 13:37

三俣食堂で鳥パイタンを頂きました。
あっさりしてて、しかしながら味わい深く、おいしゅうございました。

この日は冷え込みがすごく、寒くてあまり寝れませんでした。防寒に課題があるので、しっかり対策していきたいと思います。

9/22 6:08

最終日の朝です。
今日は下りメイン、そこまで焦る必要もないので、ゆっくり6時くらいに出発です。これくらいの時間に出たらガスが上がってちょうどいい感じになるのでは？という予想もありました。

9/22 6:36

三俣蓮華の稜線と巻道の分岐から。
ガスの奥にはうっすらと青空が見えます。

9/22 6:39

とか思ってるとガスが取れてすっきり晴れました！
テキトーな予想も意外と当たるもんです（笑）

9/22 6:51

三俣蓮華に到着！

9/22 6:51

薬師は相変わらずの存在感。

9/22 6:50

くもからひょっこり顔を出す槍ヶ岳。

9/22 6:50

双六へ向かう縦走路。
長かった北アルプス縦走も終りが近づいていると思うと、ちょっと寂しさを感じます。

9/22 7:03

黒部五郎の巨大カールは本日も見事です。

9/22 7:14

槍ヶ岳と北鎌尾根は見てて飽きません。
真ん中の漂うくももいい味出してます。

9/22 7:21

双六へ続く道。
右奥には笠ヶ岳の姿。今年はちょっと難しいかなあ...

9/22 7:52

双六岳に到着！

9/22 8:01

双六と言えば超有名なランドスケープ。
いい眺めです。

9/22 8:03

こちらも素晴らしい。

9/22 8:47

双六小屋以降は山小屋の写真撮るの忘れました。
写真は紅葉が進む双六岳。

9/22 8:57

槍ヶ岳と西鎌尾根。
西鎌尾根は長くてしんどいと聞きますが、歩いてみたい稜線のひとつです。

9/22 9:14

笠ヶ岳へと続く道もそそられるものがあります。

9/22 10:31

一気に秩父沢までワープ！
小池新道を激下り中。色付く山々がキレイ。

小池新道は都合4回、毎年歩いてますが、岩場の下りでもれなく両足が破壊されます...

9/22 11:31

小池新道を下り切ったところの分岐。
奥丸山ルートで槍ヶ岳の頂を極めるのも渋くていい。

9/22 11:58

笠ヶ岳山荘は今季休業。笠新道も登らない方が無難ですね。

9/22 12:45

完全にアングルをミスりましたが、新穂高ロープウェイに到着！
長かった〜！！
右端に写ってるバスで平湯温泉まで行きます。

9/22 15:00

ひらゆの森で4日間の汗を流し、ラストはみそカツ丼で締めくくります！
大変充実した山行でした！

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理器具 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル テント テントマット シェラフ

備考

秋の3000m級登山では防寒対策が必須、ファイントラックのシュラフ+シュラフカバーでは不充分。以下が望ましい。
・モンベル　アルパインダウンハガー#2
・ダウンジャケット+ダウンパンツ
・ウィンドブレーカー

２日めの夜にガス缶が切れたのは痛恨だった。残りの日程は小屋のご飯とお菓子で何とかなったが、長期山行前のアイテムチェックは念入りにしなければならない。

感想

endoooo

直前まで天気の読めない秋の連休でしたが、思い切って立山室堂から新穂高温泉までの贅沢な北アルプス縦走を実行しました！
結果的に、天候にも恵まれ、名だたる名峰を眺めることができ、最高の山行になりました！

特に印象深いのは龍王岳と黒部五郎岳です。龍王は見渡す限りの絶景で、これから歩く五色ヶ原、スゴ乗越、薬師へと続く縦走路も一望できます。薬師のデカさと遠さに萎えましたが（笑）
黒部五郎は歩いてきた北ノ俣岳や赤木岳のたおやかな稜線が美しく、ずっと観ていられます。草黄葉のカールも素晴らしく、言葉にならない情景が広がっていました。

今回のルートは1日の行動時間が長くなかなかハードでした。特に五色ヶ原〜薬師峠はCTで12時間の長丁場、後半の薬師稜線登りはバテバテ。体力不足を実感しました。
また、これからの季節は日中と夜間の寒さ対策も必須です。レイヤリングによる温度調整と就寝時の防寒をしっかりやっていきたいと思います。

コメント

はなたれ

山行お疲れ様でした♫
endooooさん
当初の予想に反して4日間天候に恵まれてよかったですね！冷え込みも大したことなくって…と思ってたのは自分だけなのでしょうか（笑）

endooooさんのレコを見ると、薬師峠〜室堂間はどっちから行っても辛さは変わらなさそうですね。また自分は太郎平〜黒部五郎間は未踏なので、レコが参考になりました。

ところで登山の時の歩くペースで脳内ソングが決まるのは自分だけでしょうか？
今回はゆっくりめのペースだったので、脳内ソングもだいたいバラード系に統一されてました（笑）

endoooo

Re: 山行お疲れ様でした♫
Hanatareoyajiさん、こちらこそ山行お疲れ様でした♫

天気良くて最高でしたね！
私が寒がりというのもありますが、充分寒かったですよ（笑）

「薬師峠〜室堂間はどっちから行っても辛い」が結論で良さそうですね
黒部五郎の登り途中からふりかえって眺める景色がこれまた素晴らしいので、ぜひ行ってみてください

普段は脳内ソングは流れないのですが、今回は間山を過ぎたあたりからなぜかマリオネットが流れました...自分でも原因が分からなくて、何かご存知ですかね？（笑）
ちなみにマリオネットだと気持ちが昂ってどうにも落ち着かないので、途中からGet Wildに変更したら安定したペースになりました（笑）

はなたれ

脳内ソング
Get Wildでもペース早いって（笑）
自分を脳内で応援してくれた、薬師丸ひろ子と森高千里、aikoに感謝してます（笑）
あと、endooooさんを見るとどうしても脳内にマリオネットが流れてしまうのは何故だかわからないので、東北山行で一緒に考えましょう（笑）