はじめての八ヶ岳ゆっくり縦走(観音平〜赤岳〜北八ヶ岳ロープウエイ)

2021年06月22日(火) 〜 2021年06月25日(金)

• GPS: 29:26
• 距離: 28.6km
• 登り: 3,204m
• 下り: 2,532m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:09
• 休憩: 0:23
• 合計: 5:32

10:25 観音平
12:00 12:01 雲海
12:54 13:00 押手川
15:18 15:34 編笠山
15:57 青年小屋

2日目

• 山行: 6:52
• 休憩: 2:52
• 合計: 9:44

6:12 青年小屋
6:47 6:47 のろし場
7:17 7:17 西ギボシ
7:40 7:48 東ギボシ
7:51 7:52 権現小屋
7:59 8:13 縦走路分岐
8:35 8:35 旭岳
9:14 9:16 ツルネ
9:40 10:17 キレット小屋
11:41 11:53 天狗尾根 稜線分岐
12:15 12:30 真教寺尾根分岐
12:32 12:33 竜頭峰
12:42 13:00 赤岳
13:03 13:03 赤岳頂上山荘
13:34 13:37 赤岳天望荘
13:42 13:43 地蔵の頭
13:51 13:58 二十三夜峰
14:04 14:12 日ノ岳
14:19 14:21 鉾岳
14:28 14:34 石尊峰
14:41 14:54 三叉峰
15:04 15:21 横岳（無名峰）
15:26 15:32 横岳
15:40 15:41 台座ノ頭
15:56 硫黄岳山荘

3日目

• 山行: 5:01
• 休憩: 1:42
• 合計: 6:43

6:28 硫黄岳山荘
6:58 7:06 硫黄岳
7:58 8:14 山びこ荘
8:14 8:14 ヒュッテ夏沢
9:06 9:07 箕冠山
9:12 9:12 根石岳山荘
9:26 9:54 根石岳
10:00 10:00 白砂新道入口
10:45 10:50 東天狗岳
11:11 11:31 天狗岳
11:46 11:47 東天狗岳
11:49 11:59 天狗の鼻
12:03 12:15 天狗岳分岐
13:04 13:05 中山峠
13:11 黒百合ヒュッテ

4日目

• 山行: 6:30
• 休憩: 0:55
• 合計: 7:25

6:18 黒百合ヒュッテ
6:25 6:30 中山峠
6:34 6:36 見晴らし台
6:44 6:44 中山分岐
7:01 7:01 中山
7:07 7:13 中山展望台
8:30 8:31 高見石小屋
8:40 8:41 高見石
8:53 8:54 高見石小屋
9:19 9:19 丸山
10:00 10:00 麦草山
10:11 10:22 麦草峠
10:28 10:30 茶水の池
10:45 10:45 大石峠
11:03 11:14 中小場
11:53 11:55 茶臼山
12:09 12:09 縞枯茶臼鞍部
12:29 12:32 縞枯山 展望台
12:42 12:48 縞枯山
13:07 13:11 雨池峠
13:15 13:15 縞枯山荘
13:34 13:34 坪庭
13:43 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅

天候

初日6月22日〜24日昼頃まで曇で視界とぎれとぎれ。
25日は朝から晴、一瞬雨。梅雨期のわりには良かったかな。
梅雨前線南方停滞ありがとう

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

〇往路　京都から新幹線名古屋乗り換え。特急しなので塩尻からあずさ16号で小淵沢。塩尻であずさ待ちの間にタクシー予約。タクシーで観音平登山口3440円
〇復路　北八ヶ岳ロープウェイ1200円。14:20発乗車。7分で山麓。
　14:45発茅野駅行きバスで15:40着。駅待合室横の立食いそばでかき揚げそば410円に生卵トッピングが最高。

コース状況／危険箇所等

　全般にコースの荒れはなくスムーズ。
　キレット小屋からは、想定通りの難度でしたが、いろいろな山行記録のお陰で心づもりもOK。ただし、長かった登りはきつい。もう若くないのです。

その他周辺情報

　茅野駅はお土産店多数でしたが、塩尻にもあるだろうと思っていたのが失敗。
　やっぱり茅野で買っておけばよかった。
　ただし塩尻駅ホームの売店のワンカップワイン「井筒ワインメルロー２０１９」は電車のお供に最適。

写真

6/22 10:25

観音平駐車場。ここまで小淵沢駅からタクシーで、20分くらい。親切な運転手さんの丁寧な運転で到着

6/22 10:45

モアイ像？

6/22 11:39

標高1,880m　雲海の様子です

6/22 12:17

モアイ像の次は何でしょう。

6/22 12:55

押手川。ゆったりした登りです

6/22 14:31

けっこうな登りで

6/22 15:02

天気を気にしながら、かすかな街並みを眺めつつ。清里でしょうか

6/22 15:18

編笠山頂上。なんとか権現小屋が見えます。左は阿弥陀岳。赤岳は雲の中

6/22 15:15

権現岳アップです

6/22 15:18

遠くに蓼科岳。諏訪湖もかすかに

6/22 15:18

権現岳から左の蓼科まで

6/22 15:49

青年小屋が下に見えてきました

6/22 15:58

青年小屋到着。編笠山のなだらかな山容とごつごつした岩場が印象的です

6/23 6:11

6月23日　午前6時11分　何とか天気ももって、青年小屋出発です

6/23 6:20

振り返ると網笠山と青年小屋

6/23 6:38

やっと見えた。左から北岳、甲斐駒、仙丈ケ岳

6/23 6:45

のろし場から権現

6/23 6:46

のろし場1,530m

6/23 6:46

のろし場から編笠山振り返り

6/23 6:54

踏み固められてけっこう歩きやすい

6/23 7:18

西ギボシから東ギボシを見る。右側鞍部に権現小屋があります

6/23 7:43

東ギボシ

6/23 7:52

権現小屋。休業中です

6/23 7:56

権現から編笠山。遥か下方に青年小屋が見えます

6/23 7:57

権現からギボシ

6/23 8:01

下に権現小屋、遠くに青年小屋、その先に小淵沢

6/23 8:03

キバナシャクナゲかな

6/23 8:09

源治はしご。上から見るとたいしたことないのですが、下り始めるとその長さにしんどくなります

6/23 8:16

下から見上げます

6/23 8:21

源治はしごを振り返ります

6/23 8:26

イワベンケイだと思います

6/23 8:27

コイワカガミ？

6/23 8:27

キバナノコマノツメに似ていますが、ヤツガタケキスミレにも見えます。花は全くわかりませんのでいい加減です

6/23 8:37

ミヤマダイコンソウ？

6/23 8:39

権現岳

6/23 9:06

朝日岳2,672m

6/23 9:15

ツルネ手前

6/23 9:16

ツルネ。雲の向こうに赤岳

6/23 9:21

ミツバオウレン？

6/23 9:42

キレット小屋。休業中です。ゆっくりおひるごはん

6/23 10:35

キレット小屋過ぎて険しさが垣間見えます

6/23 10:45

遥か下方が見えますが雲多し、残念

6/23 10:46

阿弥陀岳だとおもいます

6/23 10:50

中央に権現小屋を望みます

6/23 11:00

だんだん険しくなってきました

6/23 11:01

クサリ場。けっこう楽しくなってきました

6/23 11:09

白ペンキ〇印が上までのびます

6/23 11:10

阿弥陀岳。右中岳

6/23 11:12

中央部分から〇印に従って、中央尖山の右の鞍部に至ります。鎖はなかったと思います

6/23 11:38

上部から振り返ります。けっこう長い岩稜登り

6/23 11:38

核心部。奥にはしごが見えますが、向こう側は切り立っており、びびりの私は手前の鎖を登ります

6/23 11:39

そのはしごです。あえて怖い所登らなくてもいいですよね。左から鎖を登ります。登りきったところだけ慎重に

6/23 11:43

核心部を過ぎたトラバース部分です。鎖を辿って登りますが、ここは大丈夫。道幅もあり、緊張感をもってゆっくり進めば大丈夫

6/23 11:44

ペンキの印はありませんが、鎖の方向をしっかり確かめながら進みます

6/23 11:52

天狗尾根稜線分岐先のはしご。ちょっと怖いですが、手を離さなけれは大丈夫

6/23 11:52

ゆったりした尾根道の上りです

6/23 12:00

ここは下部中央から右上にかけて鎖があります。
長帳場の登りに嫌気がさしますが、反面岩場の楽しみもあり、天気さえよかったらどんなに登りが続いてもいいのにな、と思いながらあえぐのです

6/23 12:14

真教寺尾根分岐の標識。ここが分岐ではありません。まっすぐ行くと文太郎尾根です。赤岳は右です

6/23 12:22

ここが真教寺尾根分岐です

6/23 12:44

赤岳頂上です。眺望なし。真っ白

6/23 12:44

三角点

6/23 12:57

一応記念撮影

6/23 13:00

頂上小屋方向から見上げます

6/23 13:02

頂上山荘閉鎖中

6/23 13:18

行者小屋と赤岳鉱泉と思います

6/23 13:18

下方に赤岳天望荘。この先硫黄岳山荘まで行きますが、相変わらず眺望は望めず。救いは、かっぱがいらないことと、ラジオを聞いていても雷のノイズがないことです。

6/23 13:37

赤岳天望荘から茅野市内

6/23 13:40

赤岳天望展望荘から小海のまち

6/23 13:42

赤岳を振り返ります。頂上山荘が確認できます

6/23 13:42

赤岳とその右側が通ってきた稜線です

6/23 14:05

横岳への登りの鎖場です

6/23 14:08

赤岳から横岳へかけての尾根道の振り返りです。天気が良ければ天空の散歩道なのでしょうが、左右真っ白です

6/23 14:17

チョウノスケソウ？

6/23 14:17

オヤマノエンドウ　間違ってたらごめんなさい

6/23 14:42

三叉峰（横岳）2,825mです

6/23 14:50

横岳から赤岳方向。赤岳は半分雲の中。その右権現、編笠、右は阿弥陀

6/23 15:07

P2826 から来た道を振り返る

6/23 15:07

P2826から来た道赤岳方向を振り返る

6/23 15:26

P2829ここも横岳の標識

6/23 15:34

右上から鎖を辿って降りてきます

6/23 15:34

さらに緩やかな尾根道

6/23 16:12

硫黄岳山荘到着。現天皇陛下が皇太子の時に宿泊した部屋だそうです

6/24 6:26

午前6時26分硫黄岳山荘は雲の中。出発

6/24 7:05

硫黄岳山頂2,760m視界50m

6/24 7:06

ほんとなら絶景のはず

6/24 7:24

硫黄岳からの下り道。やっと訪れた春の日差し。霧がなければ火口をぐるっと回る景色が楽しめたのになあ

6/24 7:39

ヒュッテ夏沢、山びこ山荘を望む

6/24 7:52

ようやく明るくなってきました

6/24 8:01

ヒュッテ夏沢、山びこ山荘到着休業中。硫黄岳方向に振り返る

6/24 8:29

箕冠山、根石岳へ向けての穏やかな登山道です

6/24 9:06

箕冠山。眺望なし

6/24 9:10

根石岳

6/24 9:24

根石岳山頂2,603m

6/24 9:38

右東天狗岳、左西天狗岳

6/24 9:45

やっと見えた硫黄岳。右下に根石岳山荘

6/24 10:27

根石岳を下りて鞍部から東天狗岳を仰ぐ

6/24 10:47

東天狗岳頂上2,640m

6/24 10:47

東天狗から西天狗岳2,646m

6/24 10:48

記念撮影

6/24 11:12

西天狗岳頂上2,646m。今回山行で一番の眺望

6/24 11:19

硫黄岳、赤岳、阿弥陀岳見えました

6/24 11:21

東天狗から硫黄岳、赤岳への眺望

6/24 11:56

蓼科

6/25 6:26

6月25日午前6時20分ころ黒百合ヒュッテ出発。天狗岳振り返り。天狗の名称の由来がわかるような山容

6/25 6:44

中山峠からの山道。ぬかるみの連続

6/25 7:06

中山展望台

6/25 7:23

鮮やかでビロードのような苔

6/25 7:58

苔道

6/25 8:40

高見岩展望台からの眺望。白駒の池

6/25 9:15

丸山頂上2,329m

6/25 10:08

麦草峠東方向　

6/25 10:12

麦草ヒュッテ。休業の看板あり

6/25 10:24

麦草峠西方向

6/25 10:24

麦草峠東方向　

6/25 10:44

大石峠

6/25 11:05

中小場2,232m

6/25 11:45

茶臼山直下。ひたすらこのような登り道

6/25 11:45

同じ場所。行く道。長い

6/25 11:50

茶臼山2,384m

6/25 11:54

茶臼山展望台。真っ白

6/25 12:10

茶臼山、縞枯山の鞍部

6/25 12:10

縞枯です

6/25 12:24

茶臼山振り返り

6/25 12:44

縞枯山2,403m。眺望なし

6/25 13:10

雨池峠。ロープウエイ方面

6/25 13:14

縞枯山荘。休業中

6/25 13:35

坪庭から北横岳

6/25 13:35

坪庭から縞枯山

6/25 13:43

北八ヶ岳ロープウエイ山頂駅。これで山行終了

6/25 14:01

ロープウエイで楽々下山

6/25 14:25

ロープウエイから、縦走してきた編笠、権現、赤岳、横岳、縞枯

6/25 14:31

ロープウエイ山麓駅

撮影機器：

Z 6 ボディ ニコン

AQUOS sense2 SH-M08 SIMフリー シャープ

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール ヘルメット 携帯トイレ

感想

yuyu60

　梅雨真っ最中のこの季節、せっかくとれた休みをどうやって有効活用しようかと、いろいろと試行錯誤。立山はまだ冬でしょうし、北岳、甲斐駒、木曽駒どれも6月平日はバスのアクセスがなく断念。ただ北八ヶ岳ロープウェイまではバスが毎日運行。また蓼科ゴンドラとバスも可。そこで小淵沢からタクシーで観音平へ。そこから八ヶ岳を北へ縦走し公共交通機関のあるところまでと言う計画に。
　当初蓼科も考えたのですが天候と体力で北八ヶ岳ロープウェイ下山ということに。　　
　結果、梅雨にも関わらず、カッパを着たのは東天狗からの下山時の数分間のみですみました。
　天気は雲ばかりでしたが、たまに見える晴れ間と景色はなおさら素晴らしいものでした