憧れの雲ノ平周遊からの立山縦走6日間

2013年08月05日(月) 〜 2013年08月10日(土)

• GPS: 124:30
• 距離: 58.8km
• 登り: 5,307m
• 下り: 4,225m

コースタイム

■1日目■
8:35折立登山口-12:40太郎平小屋-13:10薬師峠キャンプ場
■2日目■
5:40薬師峠キャンプ場-6:00太郎平小屋-7:40北ノ俣岳-8:35赤木岳-11：10黒部五郎岳-13：00黒部五郎小屋テン場
■3日目■
5：30黒部五郎小屋テン場-6：45三俣蓮華分岐-7：45三俣蓮華小屋-9：25鷲羽岳9：55-10：30ワリモ岳-10：55岩苔乗越-11：55祖父岳13：00雲ノ平小屋（昼食）14：00雲ノ平テン場
■4日目
8：10雲ノ平テン場-8：45奥日本庭園-9：05アラスカ庭園-10：40薬師沢小屋-13：00太郎平小屋-13：45薬師峠テン場
■5日目
5：30薬師峠テン場-6：30薬師岳山荘-7：40薬師岳-8：45北薬師岳-10：05間山-10：55スゴ乗越小屋（昼食）11：40-13：10スゴノ頭-14：40越中沢岳-16：55五色ケ原山荘-17：30五色ケ原テン場
■6日目
8：35五色ケ原テン場-10：10獅子岳-11：40富山大学立山研究所-11：55浄土山-12：50バスターミナル　

天候

1日目：雨のち曇
2日目：雨のち曇
3日目：快晴
4日目：快晴
5日目：晴たまに曇
6日目：雨のちに曇又はガス

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

立山駅前に車を駐車。1日目の早朝に電車およびバスにて折立へ。

コース状況／危険箇所等

■登山届
…太郎平小屋もしくは折立小屋で提出可能。
■危険箇所等
…折立から雲ノ平周辺にかけては危険箇所なし。三俣蓮華のトラバース路で雪渓が2箇所横断するがアイゼンなしでも十分だった。越中沢岳の登りは急坂かつロープ設置箇所あり。鬼岳付近に雪渓が数箇所残っていたがアイゼンなしで大丈夫だった。

写真

8/5 8:36

レインウエアを着て出発。もたもたしてたら一番最後の出発になってしまった。。

8/5 10:12

今回の荷物は約20kg。重たいが他の人はもっと重そう・・・。

8/5 12:41

太郎平小屋に到着。もうヘトヘト。

8/5 13:06

テン場も混んでる。

8/5 15:41

着後、ガスも晴れてきたため荷物を乾かす。他のテントも物干しタイムのよう。

8/6 5:50

2日目スタート。振り返れば薬師岳が、見えない・・・。

8/6 7:25

北ノ俣岳。ゆっくりとした稜線がやさしい。

8/6 7:41

北ノ岳山頂。天気が悪いとスピードも上がらない。

8/6 8:37

赤木岳。ガンバレって書いてあるしがんばろう。

8/6 10:58

黒部五郎岳の肩。ここに荷物をデポして山頂アタック。山頂までは往復15分程度。

8/6 11:10

山頂到着。んー、展望なし。

8/6 11:42

黒部五郎カール。雄大すぎ。水場は沢の水？？おいしかったけど。

8/6 18:38

夕陽に染まる黒部五郎山荘。奥は雲ノ平かな。

8/7 5:37

3日目スタート。黒部五郎と青空。このスカイラインを待ってました。

8/7 5:55

笠が岳もクッキリ。

8/7 6:03

朝日がまぶしい。

8/7 6:59

三俣蓮華トラバース路の雪渓。約30m横断。アイゼン必要なし。

8/7 7:17

雲ノ平が見えてます。

8/7 7:38

眼下に三又蓮華山荘と鷲羽岳。

8/7 7:44

三又蓮華のテン場。

8/7 7:47

山荘と鷲羽岳。ジュースを買って小休憩。ネクターが飲みたかった・・・。濃い味が人気なんだな。

8/7 8:29

さて、荷物をもって出発。山荘に荷物をデポして山頂アタックする人も多いそう。

8/7 9:17

鷲羽池と槍ヶ岳。

8/7 9:28

鷲羽岳山頂。

8/7 9:31

裏銀座方面。

8/7 9:43

鹿島槍・五竜方面。

8/7 9:57

祖父岳のむこうに薬師岳。

8/7 10:33

ワリモ岳山頂。

8/7 10:55

水晶岳。今回は疲れたのでパス。この分岐に荷物をデポしてる人もいたけど3時間以上も荷物おきっぱなしって・・・。

8/7 11:54

祖父岳山頂。

8/7 12:18

祖父岳を見上げる。

8/7 13:02

雲ノ平山荘。

8/7 13:19

昼飯にラーメンとビール。初めて小屋メシを食べてみた。

8/7 13:32

窓から黒部五郎がバッチシ。

8/7 13:39

あこがれの雲ノ平。青空が気持ちいい！

8/7 15:02

テン場の隅っこにて雲ノ平ひとりじめ。

8/7 18:25

夕陽に染まるテン場。

8/8 8:26

コバイケイソウが咲き乱れてます。奥に山荘。

8/8 8:32

雷鳥発見。この日2羽目。雷鳥天国。

8/8 8:48

奥日本庭園。どこがだろう？ハイマツ多いところか。

8/8 9:05

アラスカ庭園。何がだろう。針葉樹林おおいとこ？

8/8 10:38

薬師沢まで降りてきた。水の透明感がハンパない。

8/8 12:50

太郎平まであがってきた。ここまで直射日光の下直登。かなり厳しい。

8/9 5:19

5日目。今日から先輩と合流してロングコース。皆動き出し早いね。

8/9 6:30

薬師岳山荘が見えてきた。ここまで1時間のハイペース。

8/9 6:51

ガスの合間から太陽が。

8/9 7:38

山頂までもう少し。

8/9 7:51

到着。青空が見え始めてきた。

8/9 7:57

8/9 8:30

完全に晴れた！薬師岳を振り返る。おおおお。

8/9 8:44

北薬師山頂。

8/9 8:49

さて、これを降りてくのか。なんだかゲンナリするな。

8/9 10:56

スゴ乗越小屋到着。ここで昼食。

8/9 11:40

手前がスゴノ頭で左奥が越中沢岳。これいくの？？

8/9 13:10

強烈な日差しの中スゴノ頭直登。これはキツイ。

8/9 13:10

やっと山頂到着。いったん150m降下して、越中沢岳まで300m登る。

8/9 13:11

いったんオレンジで休憩。生き返る。これをもってきてくれた先輩、まじでありがとうございます。

8/9 14:21

雷鳥が登山道をとおせんぼ。ちょっと邪魔なんじゃけども。

8/9 14:21

しばらく一緒に登山。逃げているのかな。捕まえられそう。

8/9 14:43

越中沢岳到着。もう疲れ果てました。

8/9 16:25

鳶山過ぎて五色が原が見えてくる。

8/9 16:58

山荘到着。もう5時かー、寒い。

8/9 19:13

エリンギ焼いちゃいました。

8/9 20:49

鹿島槍方面。何が明るいんだろうか。

8/10 8:38

さて最終日！チングルマ・コバイケイソウ・トリカブトが咲き乱れる！

8/10 8:44

イワカガミ。

8/10 10:11

獅子岳。何も見えない。

8/10 11:50

ゴールまで最後の登り。あとは下りのみ。

8/10 12:19

雄山がガスの中にチラチラ。

8/10 12:32

ターミナルが見えてきた。6日間疲れたー。

撮影機器：

PowerShot S90 CANON

感想

smz67

ほんと行ってみたかった日本最後の秘境“雲ノ平”。
しかも、今回はそれに加えて、4日目から先輩も参加しての室堂までの縦走。
そして今まで最長の6日間山行。

1日目と2日目は行動中は少雨または曇、午後から少し晴れ間がさすという感じで天気には恵まれなかったが、3日目からは青空が広がり、絶好の縦走日和が最終日前日まで続いて最高だった。

特に3日目の鷲羽岳山頂からは槍ヶ岳・穂高もくっきり、はるか遠くに白馬、手前に鹿島槍・五竜も眺められた。ただ天気がよすぎて首周りや手の甲が日焼けを通り越して火傷手前まで赤黒くなってしまった。

4〜6日目の室堂までの縦走は、他の人の記録を見ると圧倒的に室堂から薬師に向かっていくコースが多かったが、「あまり変わらんかなー」と思い逆ルートを選択。
薬師からスゴ乗越小屋まではどちらの順路でも変わらないかなとも思ったが、スゴ乗越小屋から五色が原までがとにかくきつかった。スゴノ頭まで急登し、やっと山頂に着いたかと思えば150m下らされ、越中沢岳まで300mの急登。その後はゆっくりと越中沢乗越まで下り。逆コースならゆっくり登って一気に下るという感じだったことを思うと、やっぱり室堂から縦走したほうが楽なんだろうなーと、二度と薬師→室堂の順路は取らないと誓った5日目だった。

最終日にどんどん近づいていく立山を期待していたが、残念ながらのガス。それでもバスターミナルが見えてきたときには達成感からか疲れが一気に吹き飛んでいった。

まー、貧弱者の自分が6日間歩きとおせたなーと少し自信につながった。

コメント

sasuraneko

六日間
お疲れ様でした。
バリエーションにとんでいて、景色、雷鳥、とてもよいコースですね。
色々な雲が、期間の長さを感じさせますね。

smz67

＞
自分にはまだまだ６日間は長かったです、背伸びしちゃった感じですね。
確かに、毎日違った雲、それに空の青さを感じますね。また来年もチャレンジしてみたいです。