テントで室堂〜薬師岳〜黒部五郎岳〜鷲羽岳〜新穂高温泉

2013年08月10日(土) 〜 2013年08月15日(木)

• GPS: 128:00
• 距離: 61.5km
• 登り: 4,601m
• 下り: 5,920m

コースタイム

◆1日目（8月10日）
08:45　室堂
12:00　獅子岳(2,741m)
12:50　ザラ峠
13:30　五色ヶ原キャンプ場（テント泊）
※行動時間　4時間45分

◆2日目（8月11日）
05:40　五色ヶ原キャンプ場
06:20　鳶山（2,616m）
07:50　越中沢岳（2,591m）
10:00　スゴ乗越
10:30　スゴ乗越小屋（テント泊）
※行動時間　4時間50分

◆3日目（8月12日）
05:40　スゴ乗越小屋
06:40　間岳(2,585m）
08:00　北薬師岳（2,900m）08:10
08:55　薬師岳（2,926m）　09:05
10:15　薬師峠キャンプ場
※行動時間　4時間35分

◆4日目（8月13日）
05:20　薬師峠キャンプ場
07:00　北ノ俣岳(2,661m)
09:35　黒部五郎岳（2,840m）09:45
11:20　カールルート経由で黒部五郎小舎（テント泊）
※行動時間　6時間

◆5日目（8月14日）
05:30　黒部五郎小舎
06:50　三俣蓮華岳（2,841m）
08:20　中道ルートで双六小屋（テント設営＆休憩）
10:00　双六小屋
11:30　三俣山荘
12:30　鷲羽岳（2,924m）12:50
15:15　巻道ルートで双六小屋（テント泊）
※行動時間　2時間50分＋鷲羽往復5時間＝7時間50分

◆6日目（8月15日）
07:00　双六キャンプ場
08:10　鏡平山荘　08:20
08:45　シシウドヶ原
09:00　イタドリヶ原
09:20　秩父沢
11:00　新穂高温泉
※行動時間　4時間

＜ザックの重量＞
出発前　23kg（水3リットル、酒1リットル含む）
帰宅時　18kg（水の残り、濡れたテント含む）

天候

1日目(8/10)　ガス
2日目(8/11)　ガスのち晴れ
3日目(8/12)　快晴
4日目(8/13)　快晴
5日目(8/14)　快晴
6日目(8/15)　晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

・ムーンライト信州で信濃大町駅下車（乗車券＋指定席料500円）
・JR信濃大町駅から扇沢経由アルペンルート利用で室堂へ（片道7,030円）
・新穂高温泉から松本駅までバスで移動（片道2,800円）

コース状況／危険箇所等

・今回利用したテント場はどこも水が豊富で無料で飲み放題でした。
（五色ヶ原、スゴ乗越、薬師峠、黒部五郎小舎、双六小屋）

・五色ヶ原以外のテント場は午後の早い時間帯で満員。
　スゴ乗越は通路も埋まる状態。薬師峠は斜面まで埋まってました。

写真

8/15 19:27

【1日目】黒部ダム放水中〜

8/10 7:17

満員のケーブルカーに乗りましてと。

8/10 7:23

黒部平。鳴沢岳、赤沢岳に神の光が！

8/10 7:28

富山チューリップの球根。右の「劔岳」を買いそうになったが「バラード」に似てるし3球750円は高いなと冷静になり却下。

8/10 7:33

始発のトロリーバスで来てもロープウェイは3グループ目で待ち時間発生につき売店散策してたのでした。

8/10 8:41

AM8:30、やっと室堂に着いた！名水を飲んでスタート。天気予報ではこの先1週間晴れ続きだったけどガスってるよ？？

8/10 8:44

一の越に向かう人がたくさん。立山は混むのでスルーして浄土山方面に進みます。

8/10 8:57

コバイケイソウと室堂ターミナル。

8/10 9:12

ライチョウ！

8/10 9:17

散る花びらもイイネ！

8/10 9:25

雪田を横断して浄土山へ岩場の登り。

8/10 10:35

浄土山を過ぎ、龍王岳を巻き、鬼岳乗越へと下っていく。お花畑点在。

8/10 11:01

鬼岳乗越を過ぎて東斜面の残雪トラバース。

8/10 11:05

アイゼンなしでOKでした。

8/10 11:33

獅子岳へ登り返し。コバイケイソウのお花畑があったり、トリカブトやタデのお花畑があって飽きません。

8/10 11:44

みそどら休憩。

8/10 11:57

獅子岳 2,741m

8/10 12:10

仲良しハクサンチドリ♡

8/10 12:14

稜線はお花畑が広がっててハイジの世界（笑）

8/10 12:21

イワギキョウもたくさん咲いてる。

8/10 12:28

短いけどハシゴ。

8/10 12:38

立山カルデラが全然見えない(;_;)

8/10 12:50

ザラ峠。立山新湯を探したかったのに。また来よう♪

8/10 13:24

五色ヶ原ヒュッテ跡？

8/10 13:25

五色ヶ原のテント場に向かう道はコバイケイソウの大群落！思わず「なんじゃこりゃー」と口に出さずにはいられない。

8/10 13:32

13:30、テント場が見えてきた。木道の脇にはハクサンコザクラも咲いてた。（写真は撮ってない）

8/10 13:56

テント建てた。雲ノ平は1回行けばもういいやって感じだったけど五色ヶ原はこんな天気でもまた来たい。すごくいい。

8/15 19:43

雪解け水でヱビスプレミアムブラックを冷やす！

8/10 17:02

初日なんだから生もの持って来ればいいものを保存食で晩ごはんの準備。

8/10 17:46

「フライパンひとつでナポリタン」完成！テント場は半分ぐらい埋まった程度で混雑はなかった。

8/11 5:39

【2日目】AM5:40、ほとんどのテントは撤収されてて出遅れ！

8/11 5:46

ナナカマドの花。おいおい今日もガスなのかよ(゜Д゜ )

8/11 6:23

AM6:23
鳶山 2,616m

8/11 7:55

AM7:50
越中沢岳 2,591m

8/11 7:51

三角点にタッチ！

8/11 7:55

近くて遠いはスゴの小屋
アップダウンが続くよ！
ってそんな予告要らんw

8/11 8:08

ガスが取れてスゴの頭とかスゴ乗越小屋とかさらに奥には薬師岳への稜線も見えてきたー！

8/15 19:47

ロープが1本だけぶら下がってた岩場の先でニッコウキスゲ。この岩場、テント装備だとザックが邪魔になる下りでした。

8/11 8:42

夏なのにクリスマスっぽい。

8/11 8:44

薬師様が姿を見せた！今日中に薬師峠に行くって言ってた人たちはあの山全部越えて行くんだね。

8/11 9:57

スゴ乗越の広場で休憩。スゴ乗越小屋までアップダウンは続く。テント場は3番乗りでひと安心＼(^O^)／

8/11 12:11

テント建てたらまずはビール。肴はきゅうりとメンマを混ぜただけ。青じそをちぎって入れたら美味さアップ。

8/11 13:29

歩いてきたスゴの頭、越中沢岳を望む。室堂に向かって行くのも大変そう。

8/11 15:17

夕食はひじきの炊き込みご飯と高野豆腐の卵とじ。

8/11 17:16

我が家の前に石のテーブルがあったので各々好きなもの作って夕食パーティー。（撮影はなぜか地べたw）

8/11 18:37

夕陽に染まる越中沢岳。

8/11 18:51

テント場満員御礼。定数20に倍の40張りが建ったとか。日本海から1日でここまで来たTJAR2位の阪田選手ご一行も到着。すげぇ、本物だ〜

8/11 18:53

裏銀座の向こうに雲がモクモク。

8/11 21:43

星がきれいな夜でした。

8/12 5:35

【3日目】スゴ乗越小屋ありがとー。今日は大きなピークを3つ越えて薬師峠まで行くよ。

8/12 6:38

ひとつ目のピークは間山。

8/15 19:49

間山から進む道を眺める。

8/12 7:07

アオノツガザクラがたくさん咲いててかわいい。

8/12 7:14

まん中あたりの日が当ってる山々が今日歩いてきた道だな。

8/12 7:23

2つ目のピーク、北薬師岳が見えてきた。

8/12 7:28

カールの淵を歩く感じで楽しい。

8/12 8:07

北薬師岳でプリン休憩♡
文明堂の銀座プリン♪

8/12 8:10

3つ目のピークは薬師岳。金作谷カールが美しい。

8/12 8:58

薬師岳に着きました！

8/15 19:50

青空が気持ちいいよヤッホーイ

8/12 8:56

日本で一番高所におわす薬師様。練習してきた真言を唱えよう。オン・コロコロ・センダリ・マトウギ・ソワカ

8/12 9:04

360度の大展望!!

8/12 9:01

槍穂も見える。

8/12 9:18

愛知大の遭難碑ケルン。のちに出会うオジサンが、この遭難事故で薬師岳が一躍有名になったと教えてくれました。

8/12 9:31

明日歩く稜線もキレイに見える。あの小屋は薬師岳山荘。

8/12 9:52

薬師平。沢筋を下って薬師峠キャンプ場。

8/12 10:46

大学のワンゲル部周辺は煩そうなので離れた場所にテント建設。今日もテント場争奪戦に勝利した♪

8/12 11:53

日差しがきつすぎてテント場に居られない。昼飯食いに行く青年にくっついて太郎小屋に行く！

8/12 12:12

木道を20分ぐらい歩いたら到着。

8/12 12:15

プレモル生くださーい。ジョッキの奥に映るのは薬師岳。もう最高。

8/12 12:21

太郎ラーメン（大）も食べちゃおう。「大」とは言っても麺は1.5玉だそうです。

8/12 13:33

2時間ぐらい小屋の日陰でだらだらトーク。

8/12 13:36

夏山の正しい午後の過ごし方。

8/12 14:05

日陰が寒くなってきたのでテント場に戻ってきた。ら、やっぱり暑くてビール飲む！

8/12 16:37

テント増えました。まだまだ増えていきます。

8/12 17:10

夕食はくまもんラーメンにする。（熊本産の小麦粉で作られてるそうです）

8/12 17:28

みそ味たまごと豚の角煮を大量にトッピング。（すべて常温保存可能品を使ってます）
で、またビール。

8/12 18:16

やっと太陽が沈んでくれる。暑かったなー

8/12 18:42

水場から眺める夕陽。

8/13 6:43

【4日目】折立下山組、雲ノ平周遊組とお別れして黒部五郎岳に向かいます。見送りなんかしてもらったら泣けてくる！（うそ泣きw）

8/13 6:45

北ノ俣岳カール手前のお花畑、なんだかすごくて鳥肌立っちゃった。

8/13 7:04

北ノ俣岳からの薬師岳。

8/13 7:01

三角点にタッチ！

8/13 7:05

乗鞍岳と御岳が浮かんでる。この道もいい〜

8/13 7:47

振り返って薬師岳。

8/13 8:33

黒部五郎の肩までの急登が意外にキツイよ。

8/13 9:36

黒部五郎岳 2,840m

8/13 9:37

三角点にタッチ！

8/13 10:18

下りは稜線コースのほうが岩場続きで楽しいんだけれど、今年はコバイケイソウを見たいからカールを下る。

8/13 10:20

コバイケイソウの奥に鷲羽岳。

8/13 10:21

黒部五郎のカールは力強い。

8/13 10:23

どんだけコバイケイソウww
圧巻でした。

8/15 20:54

ん？
まさかムシトリスミレに会えるとは！

8/13 10:32

あっちにもこっちにもムシトリスミレ。すごい、すごすぎる。

8/13 10:33

立ち止まってばっかで先に進めない。

8/13 10:36

奇岩（雷岩？）とワリモ岳、鷲羽岳。

8/13 10:41

ゴーロゴーロ。

8/13 11:26

黒部五郎小舎に到着。ここから灼熱の太陽を浴びて三俣まで登り返しを頑張ってもテントは変な場所にしか張れないだろうから当初の予定通りここでストップ！

8/13 11:56

テント場からの小屋と薬師岳。

8/13 11:57

うっしっし、今日も好きな場所に張れた。暑すぎるから水浴びしてスッキリ♪

8/13 12:23

スッキリしたあとは生ビールを求めて小屋まで散歩。

8/13 12:31

テントに戻るの面倒臭い、カレーも頼んじゃお。親子丼、カレー、どちらも800円。

8/13 13:48

小屋のテーブルで宴会になってしまい、山岳部出身のオジサマが太郎小屋のお弁当を提供してくれたりおつまみも出てくるし夕方までテントに戻れず日焼け(^^;

8/13 16:55

テントに戻ってメシ作り。縦走4日目の夕食はパエリア！干し赤パプリカ、桜エビ、干しイカ、殻付きのアサリまで入るよ〜

8/13 17:55

持ってきたシャルドネで乾杯！・・・いや、ラッパ飲み。

8/13 18:52

テントびっしり。

8/14 5:00

【5日目】笠ヶ岳がクッキリ見える朝。出来れば笠ヶ岳山荘まで行けたらいいなとは思ってたけどムリだな。

8/14 5:00

朝もやに包まれて厳か。深呼吸が気持ちいいい〜

8/14 5:42

ゴロゴロ急坂コースで三俣蓮華に向かってるところ。振り返ると五郎のカールがお見送り。

8/14 5:49

笠ヶ岳。

8/14 6:04

朝露に濡れたチングルマ。

8/14 6:06

エロカワ♡

8/14 6:34

鷲羽岳が作り出す影に見とれてしまう。

8/14 6:51

AM6:50、三俣蓮華岳。

8/14 6:52

槍穂に向かって歩きたくなるね。

8/14 7:13

笠ヶ岳への稜線も歩いてみたい。

8/14 7:27

このまま稜線に進むと双六岳。しかし今年はコバイケイソウを堪能したいので（またかい！）左に下る中道ルートを進みます。

8/14 7:38

双六岳のカールもコバイケイソウの大群落。

8/15 20:56

いたるところにコバイケイソウ畑。これは奥に鷲羽岳。

8/14 8:02

中道コースの高山植物を満喫。

8/14 8:03

双六小屋の水源地みっけ。冷たくておいしい水はここから引いていたのか！

8/15 20:56

クルマユリと槍ヶ岳。

8/14 8:20

AM8:20、双六小屋到着。黒部五郎小舎から3時間。

8/14 9:01

またしても好きなところに張れた。背後は石ゴロゴロだから敬遠されるかなと思って選んでみたけど夕方にはそんなの関係なしにびっしり埋まった。

8/14 9:30

スライス切り餅でずんだ餅を作ろう〜

8/14 9:35

小腹が満たされて満足。双六岳にでも行ってみる？でもそれじゃ時間を持て余しそう。鷲羽岳に行ってみるか。

8/14 10:03

AM10:00、日帰り装備で再出発。

8/14 10:14

巻道ルートのお花畑も見ておきたいので稜線ルートはパス。

8/15 20:58

巻道コースの花たちもいいわ〜

8/14 10:18

鷲羽が呼んでいる。

8/14 10:52

ミヤマリンドウの大群！！

8/14 10:55

お盆休み期間ではありますが全然混んでなーい気持ちイイー！ヤリホー！

8/14 11:27

AM11:30、三俣蓮華岳キャンプ場通過。正面に鷲羽岳、ここで寝るのも贅沢だな。

8/14 12:18

急登のぼってえっほえっほ=33

8/14 12:28

去年はガスガスでなんにも見えなかった鷲羽池の奥に硫黄尾根と北鎌まで見える！常念まで見えてる！感激！

8/15 21:00

12:30、鷲羽岳にタッチ！

8/14 12:54

アップダウンを繰り返して双六小屋がある左奥のコルまで戻らないといけないんだね。。

8/14 13:20

伊藤新道（廃道）の入口発見！賑やかし頃を思い浮かべてニヤニヤしてしまう。復活はないのかなぁ。

8/14 15:08

雲行きがアヤシイのでまたもや巻道コースで15:15、双六小屋に帰還！テント増えてる〜

8/14 16:31

米を炊いて今夜は卵チャーハン。

8/14 16:49

炒めるだけだから簡単。

8/14 16:49

縦走を共にしてきた銀河高原ビールで最後の夜を過ごす。

8/15 5:34

【6日目】下山するだけだからテントでのんびり朝ごはん。ケチャップライスを作ってオムライスにしよう！お箸で卵を巻くの大変(^^;

8/15 5:49

縦走6日目の朝とは思えぬデミソースのオムライスの出来上がり〜。余ってる生鮮食材全部盛ってみた。

8/15 7:17

AM7:00、新穂高温泉に向けて下山開始。さよなら双六。鷲羽ちゃん。

8/15 7:22

ウメバチソウがたくさん咲いてて夏も終わりって感じです。

8/15 7:24

シシウドと槍様。今朝は昨日までと違って湿気たっぷりモヤ様な空気。

8/15 7:34

ミニ雪田を横断。

8/15 7:39

弓折岳に寄ることなく鏡平方面に曲がりまーす。

8/15 8:06

槍ヶ岳山荘の屋根が光っておる！

8/15 8:11

鏡平で休憩。モヤってるけど水面はキレイ。

8/15 8:13

八女抹茶の長崎カステラいただきます。

8/15 8:45

シシウドヶ原。

8/15 9:55

AM9:55、これから入山するひとたちともたくさんすれ違って小池新道終わり。

8/15 10:26

そのうち雪崩に流されてなくなってしまうんじゃないだろうかと思ってしまう橋。

8/15 11:06

AM11:00、新穂高温泉に無事下山。ここまでバスが入れるようになって便利になったもんだ。

8/15 11:11

11:30に松本行き直通バスが発車するので自由時間が少ない！急いで生ビールと飛騨牛コロッケを流し込む（笑）

8/15 11:33

昔のバス停前の無料風呂もなくなったのかぁ。こうして時代は変わって行くんだね。バスは空いてて新穂高に下りて正解。上高地は激混み間違いなし！

8/15 18:56

帰宅後の晩飯はパーティーみたいになってますが1人前です。握り寿司、鶏唐、信州蓼科牛の焼肉、シャインマスカット。外は激しい雷雨、諏訪の花火大会は中止。

撮影機器：

EOS Kiss X3 CANON

IXY DIGITAL 220 IS CANON

感想

yu-ji

◆1日目◆「室堂〜五色ヶ原」
ガス風景の室堂からスタートです。
あれ？天気予報ではこの先1週間は晴れ予報だったのに。
浄土山への登りで健脚女子チームに追い抜かれた。
抜かれたら抜き返す！倍返しだ！

などというのは妄想で、抜かれたら追いつけませ〜ん。

ガス空で縦走路から立山カルデラを望めなかったのは残念。
立山新湯を探したかったよ〜
五色ヶ原は花に囲まれて別世界のよう。何度でも来たいな。
雪解け水でヱビスを冷やし、ナポリタンを食べて就寝。
夜は星が綺麗だったそうですが見てません(^^;


◆2日目◆「五色ヶ原〜スゴ乗越」
またガスのなかスタート。
越中沢岳を過ぎたあたりから青空が出てキター!!
スゴの頭を越えてしばらくするとスゴ乗越小屋に到着。
テント場3番乗りでイイ場所に張れた。
今回の山行コンセプトは「遅くまで頑張らない。テント場でだらだら」ですから♪
1番乗りの青年が親しく接してくれたおかげで楽しい出会いがたくさんでした。

夕食はひじきの炊き込みご飯と高野豆腐の卵とじ。
日本海から太平洋までアルプスを縦断する山岳レース「TJAR」昨年2位の選手が登場。
日本海からスゴまで1日で来るなんてやはり超人。スゴスゴスゴーイ。
星が綺麗な夜でした。


◆3日目◆「スゴ乗越〜薬師岳〜薬師峠」
薬師様にお参りDay！
今年の初詣は奈良の薬師寺だったし何かとご縁があるのかも。
間岳、北薬師岳を越えてスゴから3つ目の大きなピークが薬師岳。
360度の展望と青い空。こんな夏山なかなかないよね。
真言も唱えておこう。オンコロコロセンダリマトウギソワカ・・・。
（薬師寺で教えてもらったのがこんなのだった気がするのです）

薬師岳からは気持ちのいい下り。薬師平を経て沢筋を下れば薬師峠キャンプ場。
よし、今日もいい場所確保だぜ！テントは暑いから木陰で涼むも暑すぎる。
太郎小屋のプレモル生を飲みに行こう♪　太郎ラーメンも食べてしまおう！
行者にんにくの風味がたまらんな〜

夕食はくまもんラーメン。みそ煮玉子と豚の角煮もトッピング。
ビールが美味い！（昼から飲んでばっかり）


◆4日目◆「薬師峠〜黒部五郎岳〜黒部五郎小舎」
薬師峠でみんなとお別れ。また山で会いましょう。
北ノ俣岳のカール付近のお花畑、ハクサンイチゲが視界に収まりきらない。
お花畑を見て鳥肌が立ったのは初めての経験。
黒部五郎への最後の登りは疲れました。稜線に着いたら軽身で山頂へ。
今日も360度の展望でサイコーです。下山はカールルートで。
コバイケイソウにムシトリスミレが咲き誇っててこちらもサイコー！

黒部五郎小舎から三俣山荘まで行くべきか！？
炎天下の登り返しはムリー！ここにテントを張る。
前日は小屋番さんも見たことがないレベルのテン場混雑だったみたいです。
テントを張ったら水浴びをして生ビールを求めて小屋へぶらり。
小屋泊のおじさま達も加わっていつしかテーブルで飲み会になってる。
伊藤新道が現役だったころの話とか興味津津！！
昔の登山地図を見せてもらったりで世代を超えた交流楽しかった。
おじさま達は逆にお湯を入れるだけで食べれるカルボナーラとかに興味津津でした。

夕食はパエリア。ここは北アルプスの奥地だよな。
（ちなみに小屋の夕食は天ぷらだったそうです。揚げものゴクリ...。）





◆5日目◆「黒部五郎小舎〜双六小屋〜鷲羽岳〜双六小屋」
朝からいきなりの急登で始まります。三俣蓮華岳まで登ってしまえばあとは楽。
中道コースでコバイケイソウを堪能しながら双六小屋に到着。
テント場でゴロゴロしてるのももったいないので巻道コースの花と鷲羽岳を見て来よう。
テント装備を持たない軽身で再出発。これはイイ、スイスイ進める。
鷲羽の急登もルンルンルン。
双六小屋から2時間半で鷲羽岳山頂。鷲羽池と槍が絵になるね。
テント場に戻っての夕食は、米を炊いて玉子チャーハン！


◆6日目◆「双六小屋〜新穂高温泉」
下山するだけなので朝はのんびり。
余った食材でオムライスでも食べるかな。
ケチャップライスを作って卵をクルクル。
お箸で巻くのはなかなか難しい（笑）
デミグラスソースをかけたら豪華朝食のできあがり〜

小池新道を下山。
登って来るひとがたくさん。みんな暑さでバテてる。
まさかそのなかにラビ丸氏が居たとはね、全然気付かなかったよ残念。

新穂高温泉。
おぉ！ロープウェイ乗り場までバスが入るようになったんだったね！
少しずつ玄関口の様子も変わって行くんだな。
30分後に松本行きの直通バスが出るようだ。
平湯で乗り換えなくて済むのならこれに乗ってしまおう！
と、その前に生ビールだけ飲ませてくだせぇ〜
風呂よりビール優先！
バスは登山のひとだらけだからお互い様で気にしないことにしておきましょう。

コメント

az2525

はじめまして
美味しそうな山ごはんの写真に惹かれて辿り着きました(笑)
毎日こんな美味しいご飯食べてテント泊縦走してたら楽しさも倍増でしょうね♪
女子としてはすこし見習いたいです・・・(笑)

黒部五郎のテン場は良さそうですね！私は今回通過しただけでしたが、今度はここでのんびりテン泊したいと思います。

yu-ji

azu2525さん
たどり着きおめでとうございます（笑）

黒部五郎のテン場は冷たい水が飲み放題だし
天気がよければ雰囲気もいいのでぜひ泊まってみてください。
ごはんが美味しければさらに言うことなしです

frozensnow

お世話になりました
スゴ乗越でお隣でした二人組みのお荷物のほうです。
ようやくヤマレコにログインできました＾＾；

６日目の双六のテン場でもご一緒だったのですね。
我々は槍ヶ岳を超え槍沢ロッジに一泊してから上高地にでました。

帰宅後、疲れ果てて未だに疲労が抜けませんが、相方は翌々日にはどこかに行っていたみたいです。yu-jiさんもさすがですね〜。

またこれからもどこかでご一緒になりたいものです、今後とも宜しくお願いいたします。

yu-ji

ヤマレコで再会！
frozensnowさん
ヤマレコでまさかの再会、嬉しいです♪

双六も一緒だったんですね！
双六から槍を越え槍沢ロッジまで重荷で歩くのは大変そうです。
夕方は雷雨でしたか！？

相方さん共々楽しい山行をありがとうございました。
またきっとどこかでお目にかかれそうな気がしてます