がっつり歩いた槍・穂高連峰縦走！！
長野県
岐阜県
sugi64
- GPS
- 104:00
- 距離
- 40.3km
- 登り
- 2,517m
- 下り
- 2,511m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
8:55 京都八条口⇒高山バスセンター⇒平湯温泉⇒
16:25 上高地BT
17:30 明神館
18:15 徳澤キャンプ場
8/12(月)
6:20 徳澤キャンプ場
7:20 横尾山荘
9:00 槍沢ロッヂ
10:10 ババ平キャンプ場
11:05 大曲り
12:15 天狗原分岐
14:30 殺生ヒュッテ
8/13(火)
4:30 殺生ヒュッテ
5:25 槍ヶ岳山荘
6:15 槍ヶ岳
6:40 槍ヶ岳山荘・朝食
7:25 槍ヶ岳山荘
7:35 飛騨乗越
8:00 大喰岳
8:45 中岳
9:35 天狗原分岐
10:05 南岳
10:15 南岳小屋・昼食
11:15 南岳小屋
大キレット
12:35 長谷川ピーク
13:00 A沢のコル
飛騨泣き
14:20 北穂高山荘・山頂
8/14(水)
6:20 北穂キャンプ場
8:30 涸沢岳
8:50 穂高岳山荘・休憩
10:30 奥穂高岳
11:05 穂高岳山荘・昼食
12:20 穂高岳山荘
ザイテングラード
14:15 ザイテングラード取付点
15:25 涸沢小屋
15:45 涸沢キャンプ場
8/15(木)
6:05 涸沢キャンプ場
6:50 本谷橋
7:30 横尾山荘
8:20 徳澤キャンプ場
8:55 明神館
9:40 上高地/河童橋
16:25 高山バスセンター
21:30 京都八条口
| 天候 | 8月11日〜15日・・・晴れ ※15日午後から崩れた模様でした。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
近鉄バス(濃飛バス提携)・・・所要時間4時間15分・片道4,000円 http://www.nouhibus.co.jp/new/exp_bus_osaka.html ◆高山バスセンター〜平湯温泉〜上高地BT 濃飛バス・・・所要時間1時間30分・往復切符4,900円 http://www.nouhibus.co.jp/new/2013_kamikochi.html http://www.nouhibus.co.jp/new/2013-0401t-hirayu-shinhotaka0102.pdf |
| コース状況／ 危険箇所等 |
今回通過したルートで危険個所としては、 ・槍ヶ岳山荘〜槍ヶ岳山頂 ・南岳〜大キレット〜長谷川ピーク〜飛騨泣き〜北穂高岳山荘 ・北穂高岳山荘〜涸沢岳 ・穂高岳山荘〜奥穂高岳の取付きすぐ ・ザイテングラード 以上が思い当ります。 自身思うところは、 ・三点支持を行う箇所が多い ・ヘルメット着用推奨 ・悪天候時は避けたいなぁ(滑りそう) というのが今回通過しての正直な感想です。 あと、稜線上に出ると直射日光をモロに浴びっぱなしなので、 日焼け対策(もちろんサングラスで眼も！)を万全にした方が良かったと思いました。(ほったらかしだったので顔はヒリヒリ、眼はズキズキでした。。) 下山後の温泉は上高地でも何軒か日帰り入浴できるみたいですが、 平湯バスターミナルの温泉にしました。 http://hirayuonsen.or.jp/kokyo.htm |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
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ここから先は買うしかないのでここでしっかり補給がベターです
かなりバテバテだったので奥穂までの予定を変更し本日はここまで
地味に足と気持ちにこたえます。
魚津から剱・立山を経て槍・穂高縦走中とのこと。
タフすぎます。
真っ先に豚汁をオーダーしました。
感想
まとまった夏季休暇、どの山に行こうか悩んでいたところ、
やっぱりいつもの日帰り登山ではなく、がっつり縦走したいと思い、
山の大都会(？)、北アルプスは槍・穂高連峰に決めました。
1日目
奈良から上高地までほぼ移動。
上高地に着くと16：30でしたが、なんとか距離を稼いでおきたかったので、
徳澤キャンプ場まで競歩並のスピードで歩きました。
晩ご飯は平湯で買ったケイちゃんとピーマン＋アルファ米でスタミナ丼を。
味噌漬けのケイちゃんが白飯と相性抜群で一気にペロリでした。
2日目
朝起きると空は青く、雲一つない快晴！！
ハイテンションで徳澤を出発し、横尾・槍沢ロッヂ・ババ平・大曲と
サクサク上ってきましたが、天狗原分岐あたりからやたらと休憩が多くなり、
どんどん後続に抜かされていく。。。
ここにきて日頃の運動不足を痛感。
んー…いきなりテン泊にしないで小屋泊にしたらよかったかなと思いつつ、
コツコツ登って行く。
そしてようやく槍の姿が！！
よし！このまま一気に槍ヶ岳山荘まで行くぞー！と意気込んだものの、
偶然下ってきた人から山荘・テン場はもういっぱいとの情報を頂き、
急遽予定を変更し、殺生ヒュッテにて幕営することに。
3日目
翌朝。槍の頂上でご来光を！と思っていたが目が覚めたのはなんと4：00！
しまった！と慌てて撤収し、槍を目指すも山荘にも届かず途中でご来光。
少し残念だったが、日の出を背後に槍のシルエットがとても綺麗で、
向かいの岩肌もモルゲンロートに赤く染まり、感動的な朝になりました。
そして陽は完全に昇ってはいたものの、憧れの槍ヶ岳にも無事登頂！
360°圧巻のパノラマビューで言葉も出ないほど素晴らしい眺めでした。
そしてそしていよいよここからは奥穂を目指して稜線歩き。
槍ヶ岳から比較的なだらかな大喰岳・中岳・南岳を経て、
いよいよ今回の縦走のハイライト、大キレットと飛騨泣き。
と、これがまた予想以上に緊張の連続。
クサリ・ハシゴは当たり前、三点支持を駆使し、
落ちたら一発アウトな岩稜をよじ登る。
しかも飛騨泣きの方は登っても登っても登っても
目の前に気の抜けない岩の壁が現れる。。。
もちろん体力的にもですが、精神的なダメージの方が大でした。
ようやく北穂高小屋に到着しましたが、
予定してた穂高岳山荘まで行くのはバテバテで流石にパスしました。
4日目
この日の朝も晴天に恵まれました。
そして昨日苦労して越えてきた大キレットから飛騨泣き伝いの稜線が
朝日に照らされる景色はこれまた感動ものでした。
この日は北穂をスタートし、涸沢岳、奥穂高岳、
そしてザイテングラードから涸沢キャンプ場へ。
と思いきや、ザイテングラードで問題発生！！
なんと軽く高山病のケが。
頭痛でしばらくその場から動けず、とにかく水をガブ飲み。
しばらくすると少し和らいだので、少しずつ歩きなんとか涸沢キャンプ場へ。
そこから悪化はしなかったものの、とりあえず食べて飲んで寝て、
たっぷり休養をとりました。
5日目
最終日の朝も気持ち良く晴れてくれました。
頭痛もまったく残らず、朝ご飯もしっかり食べ、
上高地まで4時間程度であっという間に下山。
平湯バスターミナルの温泉に浸かってサッパリし、
無事ケガもなく帰ることができました。
今回の計画は1日9時間くらいの行動日程でしたが、
実際は15�圓離競奪�を背負ってだと6〜7時間が限界と分かり、
4泊5日とたっぷり日程を取っておいてよかったと思いました。
もうちょっと日頃から体力をつけておくか、思い切って小屋泊にシフトすれば、
かなりの軽量化になってもう少し行動時間が伸びるように感じました。
それにしても5日間とも晴れて、最高の山行となりました！
特に日の出と夕焼けの景色は何度でも、ずっと眺めてたいですね。
今回の山行で山がさらに好きになりました！
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