南アルプス（光岳・聖岳・赤石岳・荒川岳・塩見岳・仙丈ヶ岳）

2014年08月11日(月) 〜 2014年08月17日(日)

• GPS: 151:56
• 距離: 107km
• 登り: 11,069m
• 下り: 9,962m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:56
• 休憩: 0:02
• 合計: 6:58

距離 8.6km 登り 1,667m 下り 202m

7:41 畑薙ダムゲート前
8:20 8:21 畑薙大吊橋
9:07 9:08 ヤレヤレ峠
11:51 横窪沢小屋
14:39 茶臼小屋

2日目

• 山行: 9:23
• 休憩: 1:10
• 合計: 10:33

距離 25.3km 登り 2,339m 下り 2,322m

3:26 茶臼小屋
3:58 4:06 茶臼岳
4:36 4:37 希望峰
5:52 易老岳
6:36 6:38 三吉平
7:36 県営光岳小屋
7:49 7:59 光岳
8:11 8:17 光石
8:26 8:28 光岳
9:16 9:45 県営光岳小屋
10:18 三吉平
11:16 易老岳
12:39 12:51 希望峰
13:59 茶臼小屋

3日目

• 山行: 9:32
• 休憩: 0:30
• 合計: 10:02

距離 11.9km 登り 1,413m 下り 1,106m

4:51 茶臼小屋
6:36 上河内岳
7:21 南岳
8:23 聖平小屋分岐
8:41 9:04 聖平小屋
9:09 聖平小屋分岐
9:32 薊畑分岐
10:29 小聖岳
12:01 12:07 聖岳
12:20 12:21 奥聖岳
12:53 聖岳
14:53 兎岳

4日目

• 山行: 9:39
• 休憩: 1:27
• 合計: 11:06

距離 12.8km 登り 1,594m 下り 1,254m

4:34 兎岳
5:31 5:33 小兎岳
6:20 中盛丸山
6:38 6:40 中盛丸山・大沢岳間分岐(百間洞山の家方面)
7:46 8:08 百間洞山の家
9:10 百間平
10:49 赤石岳避難小屋
11:13 11:18 赤石岳
11:33 赤石岳・小赤石岳間分岐
11:47 小赤石岳
12:39 大聖寺平
13:07 14:01 荒川小屋
14:58 15:00 お花畑（荒川前岳南東斜面）
15:40 荒川岳（中岳）

5日目

• 山行: 10:11
• 休憩: 0:26
• 合計: 10:37

距離 14.2km 登り 1,192m 下り 1,685m

4:38 荒川中岳避難小屋
5:43 悪沢岳
6:29 荒川中岳避難小屋
9:55 10:13 高山裏避難小屋
11:03 板屋岳
13:22 小河内岳
14:00 14:02 前小河内岳
14:39 14:45 烏帽子岳
15:15 三伏峠小屋

6日目

• 山行: 9:45
• 休憩: 0:20
• 合計: 10:05

距離 15.5km 登り 1,206m 下り 1,199m

4:47 三伏峠小屋
5:01 5:03 三伏山
5:49 5:57 本谷山
8:02 8:03 塩見小屋
9:14 塩見岳
9:42 9:48 塩見岳 東峰
11:42 11:44 北荒川岳
12:39 12:40 新蛇抜山
13:56 安部荒倉岳
14:52 熊の平小屋

7日目

• 山行: 11:27
• 休憩: 0:22
• 合計: 11:49

距離 18.0km 登り 1,626m 下り 2,176m

3:43 熊の平小屋
5:25 5:26 三峰岳
7:25 野呂川越
7:52 横川岳
8:24 8:29 2499m独標
9:03 9:09 高望池
9:17 9:19 伊那荒倉岳
9:41 9:43 苳ノ平
11:41 大仙丈ヶ岳
12:24 12:30 仙丈ヶ岳
13:21 小仙丈ヶ岳
14:04 薮沢大滝ノ頭
15:26 仙丈ヶ岳二合目登山口
15:32 北沢峠

天候

8月11日 曇り時々晴れ
8月12日 雨
8月13日 晴れ
8月14日 曇り時々雨
8月15日 曇り時々雨
8月16日 曇り時々雨
8月17日 曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

＜行き（畑薙第1ダムまで）＞
8月10日 大井川鉄道で井川まで行き民宿へ宿泊。翌日ご主人の車でダムまで送っていただきました。
＜帰り（北沢峠から）＞
8月18日 北沢峠7:25→(バス)→7:50広河原8:15→(バス)→9:10奈良田9:50→(バス)→11:20JR身延駅

コース状況／危険箇所等

畑薙大橋−ウソッコ沢間で、1箇所登山道の崩落箇所があり、渡るのに多少難儀しました。
他は全般的に整備されており、特に問題はないと思います。

その他周辺情報

下山後、奈良田温泉の「女帝の湯」を利用。
朝9時からオープンしており、奈良田のバス待ちで利用可。

写真

8/11 8:21

【8月11日】
スタートは畑薙大橋から

8/11 9:26

ウソッコ沢沿い

8/11 11:43

横窪沢小屋

8/11 17:23

茶臼小屋のテン場

8/12 11:43

【8月12日】
茶臼小屋からピストンで光岳へ。
雨の森を行く。

8/12 7:57

【8月12日】
光岳。眺望なし。

8/12 8:38

光小屋

8/12 17:57

茶臼小屋

8/13 5:04

【8月13日】
待望の晴れ。朝日に浮かぶ富士の山。

8/13 5:20

上河内岳

8/13 6:28

上河内岳の山頂より。
左から聖岳、赤石岳、荒川岳のビュー。

8/13 7:30

聖岳でかい！

8/13 8:57

聖平小屋。なんと休憩中にフルーツポンチのサービス！

8/13 11:53

聖岳山頂から。正面は赤石岳

8/13 12:18

赤石岳もでかい！

8/13 13:42

縦走路を兎岳へ。

8/13 15:04

今夜の宿は兎岳山頂の避難小屋

8/14 8:08

【8月14日】
今日からまた雨。
百間洞山の家。有名な?とんかつは時間外で食べられず残念！

8/14 10:57

赤石岳
眺望なく残念！

8/14 13:08

荒川小屋

8/14 15:47

荒川中岳の避難小屋。
今日はここに宿泊。

8/15 4:54

【8月15日】
雨予報だが、朝一はガスが晴れた！
正面の荒川東岳（悪沢岳）へ。

8/15 5:12

明日向かう塩見岳

8/15 5:19

昨日登った赤石岳

8/15 5:40

荒川東岳（悪沢岳）
風がとても強かったです。

8/15 5:26

北方の塩見（左）＆間ノ岳（右）

8/15 5:33

朝日と雲海に浮かぶ富士山。
今日の眺望はここまで。後はガス＆雨。

8/15 15:20

三伏峠

8/16 7:55

【8月16日】
本日も雨天の中、塩見岳へ向かいます。

8/16 9:22

塩見岳登頂！

8/16 14:24

熊野平小屋

8/16 16:36

テント設営後まもなく激しい夕立の中へ。
止んで表に出ると見事な晴れ！西農鳥へ続く稜線がくっきり。

8/17 4:17

【8月17日】
晴れの夜明け。間ノ岳ー農鳥間の稜線と星

8/17 4:44

三峰岳へ続く稜線。まもなくガスの中へ。

8/17 7:24

長い長い仙塩尾根へ。

8/17 12:20

仙丈ケ岳に到着。またもや雨。

8/17 12:56

北沢峠への下り。
ガスの隙間から、甲斐駒(左奥)のシルエットが。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X2 Canon

SO-01E Sony

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ テント テントマット シェラフ

感想

hikikomori

夏休みは1週間の南アルプス縦走を計画。
台風で出鼻をくじかれ、山の中は連日の雨つづきで
心が折れそうな山行でしたが、道中出会った色々な方々に背中を押され
当初予定していた光から仙丈まで、無事完遂できました。

・登山口へのアクセスで
登山口までアクセスするしずてつバスが、台風で運休に。
静岡駅まできて運休を告げられ、バス停でどうしようか悩んでいた私に、
九州からいらしたという人が一声。
「よかったら他の交通機関で今日、行けるところまで行きませんか？」
近くにいらっしゃった東京の4人組も一緒になり、大井川鉄道を北上。
井川の民宿に泊まりみんなで宴会。想定外の展開。
そんなこんなで予定より1日遅れたものの、11日に無事入山できました。
一緒になった方々、ホント楽しかったです。ありがとうございました。

・雨天の山行で
12日の光岳ピストンは朝から風と雨。
夜明け前の暗い中、ヘッデンつけて雨風の稜線を一人歩くのが心細くなり、
引き返したいと若干迷いが生じた茶臼岳の山頂で、後ろから一人の男性が。
前日の登りでも顔をあわせた方で、この方も今日は光岳ピストンとのこと。
同年代で同じテント山行、さらに山行ルートの多くが被っていたこともあり（彼は北岳まで。私は仙丈ヶ岳まで）
親近感がわいて1日行動を共にすることになりました。
結局、翌日以降も、三峰で間ノ岳と仙丈の分岐を迎えるまでの約5日間、
行動を共にするヤマ友になりました。
1日を除いてずっと雨だった今回の山行において、行動を共にする仲間がいて、
とても心強かったです。ありがとうございました。

・挑戦する選手の方々を見て
私の山行中は、ちょうどトランス・ジャパン・アルプスレースの開催期間中でした。
私のルートはレースのコースを逆から辿る形だったため、多くの選手の方とすれ違いました。
昨年NHKの特集でみた望月選手とも会話することができました。
過酷なレースに限界を超えて挑む選手達の姿、かなり勇気付けられました。

あまり景色が望めなかった今回ですが、思い出に残る山行となりました。
南アルプスは森深い。自然の中にどっぷり浸っている感じです。