<黒部五郎岳・薬師岳>七倉山荘から折立へ
- GPS
- 33:11
- 距離
- 59.2km
- 登り
- 5,540m
- 下り
- 5,170m
コースタイム
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 2:27
- 合計
- 9:09
- 山行
- 10:44
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 11:22
- 山行
- 9:39
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 11:45
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
初めての3泊4日ソロテン泊縦走。
エスケープルートがないので不安もありましたが、体力的に最後のチャンスと思いチャレンジ。
幸い台風の影響も最小限になりそうだったので、前々日に計画実行決定。
<8/11 DAY 1>
8/10新宿23時発の毎日あるぺん号で七倉山荘入り
中央高速の渋滞で到着時間が1時間遅れ、4:45七倉山荘着。
皆さんタクシー列へ並びましたが、私は貧乏歩き・・・・トレランの方2名とソロ登山者の方1名に抜かれましたが、テン泊装備者で歩いていたのは私だけだったかな・・・。
予想より烏帽子小屋のテント場が混んでいたので、タクシーに乗った方が良かったかな?とも思いました。
アルプス三大急登のブナ立尾根は7月に登った蝶ヶ岳三股からの登りと同じ印象。
登り口からほとんど樹林帯で日陰だったので、その点では助かりました。
ただ、装備をできるだけ軽くしたつもりでしたが、2.5Lの水と4日分の食糧などでザック総量が19.4kgとなり、これがちょっとこたえました。
烏帽子小屋テン場 2,000円 先着順 水有料
<8/12 DAY 2>
隣のテント泊の方が2時出発と話していたので、私もできるだけ早く出ようと思いました。
早くは出たものの、水晶小屋到着が9時半を過ぎていたため、水晶岳登頂はあきらめました。
これには理由があり、野口五郎岳から先行者についていってしまい、トラバース道を行くはずが、真砂岳稜線ルートに行ってしまった。
先行者は湯俣に下るルートだったのでこちらが正解。私はルートミス。
この日は野口五郎小舎まで行かなくてはいけなかったので、脚の余力が計算できないことと、残り2日間ある行程を考え、決定しました。
まだ登山経験が少なく、初の試みなので、年齢的にも抑え気味の行動が肝心と思いました。
ただ、ちょっと頑張って鷲羽岳は登りました。
黒部五郎小舎への下りがきつかったぁ〜。
テン場 2,000円 特定日予約制 水場あり
<8/13 DAY 3>
3日間続けてのハードな歩きは初体験。
脚の状態によっては折立へ下りてしまおうかとも考えていました。
しかし、思いのほか脚が元気で台風の遅れもあり、薬師岳方面へ行くことに途中決定。
4日目の早朝から薬師岳に登ろうかと思っていましたが、早めにテン場に着いたことと、ヘロヘロではなかったのでゆっくりなら大丈夫かな?と思い、薬師岳に向かいました。
下りでも脚は残っていたので、準備トレーニングが生きたなぁと思いました。
薬師峠キャンプ場 1,000円 水場あり ビール販売あり
<8/14 DAY 4>
最終日は折立まで降りるだけだったので、気持ち的に楽でした。
テントを乾かしてからゆっくり目に出発。
無事下山しましたが、1,800m付近で下山渋滞?
いやぁ・・・熊でした。
しばらく様子を見ていましたが、声を出しても遠くに行く気配がなかったので繋がって下りようということになり、20人くらいで数メートル先の笹藪の中に居る熊を横目に下りました。
8月10日に折立キャンプ地の使用可能は確認していたのですが、12日にキャンプ場に熊が出て、使用禁止になったそうです。
13日に折立に下りていたらテン泊できずでしたね。
8月13日夜に少し雨が降りましたが、天候に恵まれ好条件の登山となりました。
オヤジの真夏の大冒険完結!
感謝、感謝!
<次回への覚え書き>
※全行程で虫のストレスがさほどなかった。
※日焼け止めは最初塗ったが、汗拭きでめんどくさくなり、以後未使用。
※首後部にもう少し気を使う必要があった。
※リップはスタート時に塗っていたが、帰宅後痛みあり。もっとマメに塗る必要があった。
※鼻と頬と唇の皮はむけた。
※休憩時にミニマットを出してまで休もうと思わなかったので、持参しなかったが、テント内撤収時など石の上に座ることもあるので必要だと思った。
※稜線歩行の為に固定式傘を持参したが、雨でなければオーバースペック。
※携帯の電源は一日の歩行では問題なし。
※カメラのRX100-M6は三日目で3/4のバッテリー残量で大丈夫だと思い、そのまま歩いていたら午後いきなりバッテリー切れ。
<装 備>
ザック:Gregory カトマイ 55L
水2.5Lも含めて19.4kg
<スタート>
Arc.クランブルHat ※軽量で被り心地もいいが、ぶら下げ方を考慮
Oakley Flak2.0 ※ヤフオク安物レンズは×
MilletドライナミックT+patagoniaキャプリーンクールライトウエイト長袖
ORアクティブアイスサングローブ ※ポールとの相性も良かった
※早朝の出発はフルグローブが良かったかも→3日目から修正
patagoniaクアンダリーパンツ+Fitsヘビーラグドブーツ+LOWAチベット
※先端紐締めすぎで親指外側に痛み
<テン場>
+R1フーディー ※キャプリーンとの相性は悪く滑らず着にくい
patagoniaクロストレックボトムに履き替え ※温度的にちょうどよかった
Fitsヘビーラグドブーツを履き替え
就寝はこのまま。
寝始めはUDD180DXを掛布団状態。
夜中に寝袋状態にする感じだった。
マットは旧型サーマレスト ※少々重いがチェアーキットを含めて私的ベスト
※ミニマットは撤収時に必要
※レジャーシートを忘れた
2日目の歩き出しはR1フーディーで十分。
かえってシェルだと蒸れたかも。
ただ、北からの風が気になるので、フーディー or ビーニーは必要。
寒さのためにポリゴン2ULを着る場面は無し。
R1フーディーは着脱が面倒なので、代用としてポリゴン2ULは便利かな。
<食 料>
カップヌードル 3個(シーフード、チリトマト、チーズカレー) ※2個残り
※Ziplocに入れ替え持参
Costcoバラエティークッキー 24枚 ※完食
種抜きデーツ 100g ※完食
ドライマンゴー 100g ※完食
黒糖ドーナツ棒 16本 ※4本残り
Costco Wild West ビーフジャーキー 200g ※セール品試し買い ※完食
尾西アルファ米 3個(赤飯、きのこ、松茸) ※全て冷水調理 ※完食
アミノバイタルプロ 10本 ※3本残り
経口補水液パウダー 10本 ※1本残り
芍薬甘草湯 2個 ※1本残り
塩タブ 10個 ※7個残り 持参分総カロリー:10,060kcal
※山小屋での食事利用無し
※ペット500ml炭酸飲料1+2+2+1 6本購入 250円〜700円
※3日目に350mlビール2本購入 800円(薬師峠キャンプ場)
温かいカップヌードルを食べる気がしなかった。
3日目にグループの方と食事する機会があったので、1個食べた。
食べれば美味しかったけどね。
アルファ米も温かいものが食べる気にならず、水調理をしたが、かえってそっちの方が美味しく感じた。
食料は量的にちょうど良かった印象。
クッキーも飽きはなかった。
ビーフジャーキーがいい感じ!
暑さで経口補水液パウダーは飲みたくなくなるかと思ったが、500mlに対して1袋の割合だと美味しく感じた。
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