槍ヶ岳-大キレット-北穂高-涸沢-上高地 2泊3日

2023年09月02日(土) 〜 2023年09月04日(月)

• GPS: 22:26
• 距離: 37.2km
• 登り: 2,979m
• 下り: 2,557m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:27
• 休憩: 1:17
• 合計: 9:44

距離 14.2km 登り 2,149m 下り 176m

5:43 新穂高温泉駅
6:04 小鍋谷ゲート
6:51 6:58 穂高平小屋
7:45 7:46 白出沢出合
9:08 滝谷避難小屋
9:12 9:13 藤木レリーフ
10:00 10:21 槍平小屋
12:08 飛騨沢千丈乗越分岐
12:39 12:46 千丈乗越
13:55 13:59 槍ヶ岳山荘
14:42 15:18 槍ヶ岳
15:27 槍ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 5:11
• 休憩: 0:45
• 合計: 5:56

距離 5.4km 登り 711m 下り 697m

5:36 槍ヶ岳山荘
5:49 飛騨乗越
6:10 大喰岳
6:42 中岳
7:28 天狗原分岐
7:45 南岳
7:51 7:58 南岳小屋
9:25 9:43 長谷川ピーク
11:01 北穂高小屋
11:06 11:08 北穂高岳
11:09 11:27 北穂高小屋
11:32 北穂高岳

3日目

• 山行: 5:58
• 休憩: 0:39
• 合計: 6:37

距離 17.7km 登り 119m 下り 1,699m

5:29 北穂高岳
5:31 5:32 北穂高岳南峰
5:38 5:44 北穂高岳・天場
7:11 7:19 涸沢小屋
7:23 7:24 涸沢
7:48 Sガレ
8:00 8:01 大崩落地
8:27 8:31 本谷橋
9:05 横尾岩小屋跡
9:19 9:28 横尾
10:13 10:14 新村橋
10:33 10:39 徳澤園
10:41 10:42 徳沢公衆トイレ
11:17 徳本口
11:24 11:25 明神館
11:54 小梨平
12:02 河童橋
12:06 ゴール地点

大キレットは時間がかかってもいいので、一歩ずつ根拠と判断をもって進むことが肝心と思う。

天候

9/2晴れ　9/3晴れ　9/4雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

9/2 11:50

新穂高からスタート。快晴で笠ヶ岳や抜戸岳などよく見える

9/2 12:40

西鎌尾根の方が眺めがいいと思う

9/2 12:40

小槍も見えやすい

9/2 13:01

槍ヶ岳までの最後の登りはやっぱり大変。

9/2 13:48

槍ヶ岳　

9/2 14:11

槍ヶ岳山荘

9/3 6:19

2日目　大喰岳から向かう

9/3 7:44

9/3 8:01

北穂高岳の目指す

9/3 8:11

大キレット

9/3 8:28

ハシゴ

9/3 8:32

穏やかな稜線　でも注意して歩く

9/3 8:38

ガレガレの道

9/3 8:50

9/3 9:07

9/3 9:20

長谷川ピークに向かう登り

9/3 9:23

長谷川ピーク

9/3 9:24

飛騨側が切れ落ちた稜線

9/3 9:25

安心な広さの足場。でも、切れ落ち方がすごい

9/3 9:25

9/3 9:30

南岳方面を見たところ。ここが一番怖かった。写真中央より少し下、左側にボルトの足場あり。飛騨側は崖。下りトラバース。どう足を置いたらスムーズかよくよく検討が必要。先行の人も怖かったと。足の置き方の情報がなく出たとこ勝負だった。

9/3 9:48

9/3 9:52

9/3 9:53

9/3 10:06

長谷川ピーク。すごいナイフエッジ。

9/3 10:16

飛騨泣き。手を置きたいところに岩があって登りにくいだけ。特に難しいとは感じなかった。

9/3 10:21

9/3 10:29

雷鳥発見

9/3 10:35

大キレットを見返す

9/3 10:36

雷鳥はほんとうに可愛い。鳴き声も可愛い。結構見惚れていた。かなりの癒しだった。

9/3 10:41

北穂高岳小屋が見えた。急登りで落石しないように注意した。ガイド付きツアーの人たちが北穂高岳小屋から来たけど、このルールを下り方向は自分には怖い。

9/3 11:05

到着

9/3 11:32

9/3 11:48

歩いた大キレット

9/3 12:53

北穂高岳小屋のコーヒー。ほんとうに美味しい。

9/3 17:12

コーヒーカップと槍ヶ岳。二つの三角

9/3 17:22

大キレットに飛騨側から雲が湧き上がる。とんでもない絶景。

9/3 17:38

美味しい食事。稜線上でこれ。感動。

9/3 18:05

夕方は信州側から雲が流れてきて、大キレットの飛騨側に落ちていく。すごい絶景。

9/4 5:24

3日目下山日。霧雨

9/4 5:26

9/4 5:39

常念岳の山頂が見える。

9/4 5:51

穂高岳山荘

9/4 5:53

涸沢ヒュッテが見える

9/4 6:14

9/4 6:19

9/4 6:28

だいぶ近づいたけど遠い。

9/4 7:11

ようやく涸沢に着いた。足場を一つずつ丁寧に下ったので2時間近くかかった。

9/4 7:25

まっしろ。

9/4 8:00

雨がふってきた。

9/4 8:31

本谷橋

9/4 9:19

横尾大橋

9/4 10:29

徳沢園でコーヒーソフトで休憩。シナモンふりかけで美味しい

9/4 11:02

雨

9/4 11:21

明神に到着。そろそろゴール

撮影機器：

iPhone 11 Pro Apple

感想

mamerap

準備・天候・体調・体力・技術・メンタルが揃った状態で挑戦。初めてなので、小屋泊にして荷物が軽い状態とした。
南岳から向かった大キレットのルートはほとんどは危なげなく歩けた。しかし、長谷川ピークが過ぎたあたりの下りトラバースの足の置き方が明確でなく恐怖感があった。あとでyou tubeで確認して足の置き方を確認した。次はなんとかなりそう。
大キレットの難所の解説は、雑誌等の紙資料の記載は一言コメントで詳細不足。注意喚起程度でざっくりした内容。youtubeは行き先の予習にはなるが、リアルタイムの一歩一歩の足置きの資料とはなりにくい。結局、自分の登山スキル（歩き方や、進むべき道を見つける力など）を、現場で擦り合わせる力が必要だったと思える。
そして、ここを通るならば晴れて、岩が濡れておらず、強風がないことが必要。
滑りやすい岩で、強風で煽られたら滑落するリスクが大になる。天候・体調が悪かったら大キレットに行かない意思を心に決めた山行だった。
大キレットを歩き切った達成感、とんでもない絶景、落ち着く小屋の雰囲気、美味しいコーヒーとご飯、大満足の山行だった。