【知床連山にて完結!】北海道の連峰・連山 日帰り縦走


- GPS
- 14:04
- 距離
- 33.6km
- 登り
- 3,214m
- 下り
- 3,001m
コースタイム
- 山行
- 12:07
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 13:17
そのそれぞれの峰を長距離縦走し、「連峰・連山日帰りシリーズ」ひとまず完結です(^-^)v
《北海道に連峰・連山あり》
「十勝連峰」、「旭岳連峰」、先回の「ニセコ連峰」
そして今回の「知床連山」にて、ひとまず踏破(^-^)v
【十勝連峰】「十勝連峰全山縦走」(2009)
【旭岳連峰】「旭岳ロープウェイ麓から旭、白、黒、桂月、北鎮」(2012)
(※旭岳連峰とは大雪山の狭義です。細部はウキペディアで。)
【ニセコ連峰】「雷電海岸からニセコアンヌプリへ」(2015)
(※ワイスホルンを除き全山縦走)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-671573.html
【知床連山】今回の登山です。(羅臼岳から硫黄山へ!)
どれも印象に残る山歩きです(^-^)
一方、日高山脈の日帰りは・・・
カムエク(2006)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-556881.html
ペテガリ(2006)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-556967.html
1839峰(2009)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-127216.html
幌尻岳(2013、2014)
ピリカヌプリ(2015)
などを実施(^-^)
その他のビックイベント
羊蹄山3往復、羊蹄山8の字登山など。
(※全て記録(レコ)UP済み。)
天候 | 縦走路は「概ね晴れ」 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
迷い箇所、危険箇所あり。 (山と高原地図を参照の事) |
写真
大雪山はあまりにも広すぎるため、狭義の旭岳連峰(ウキ参照)を採用します。
全般的に天候には恵まれませんでした。
ロープウェイを活用すると、愛別岳まで行けるかも知れません。
でも良く歩いたものです。
最も思い入れのある山行です。当時は日帰りの記録なし。
3日行程を一気に踏破し、御来光や沢歩きも。
当時、前例も無く不安もありましたが若気の至りで実施しました。
そしてここは「大沢入口」です。
実はここまでも神経をかなり使いました。速度もゆっくり。
山と高原地図には、「ヒグマ出没頻度が非常に高い」と記述されています。嫌な感じです。
更に周囲を警戒しつつ、登って行きます。
感想
【総括と、今回の山行(知床連山)】
《おかげさまを持ちまして、ひとつやり遂げた満足感と感謝の気持ちです。》
一般的な登山スタイルから逸脱した登山スタイルに、少しの戸惑いもありつつ、でも自分のスタイルとして山と接してきました。
登山を始めた当初、登山の情報を「夏山ガイド(道新)」あるいは「北海道の山(山渓)」の書籍、あるいは「一人歩きの北海道百名山 by sakagさん(現「一人歩きの北海道山紀行」に頼っていました。
【十勝連峰】オプタテシケ〜富良野岳
そんな折、sakagさんが十勝連峰を日を異にして繋がれた事から、「ひょっとしたら、一日で繋げる事はできないだろうか・・・」と考えて実施
少し登山に慣れて来た頃ではありましたが、山々のアップダウン、気象の変化等への対応など、いろいろと学ぶ事も多かった山行です。
【旭岳連峰】旭岳、白、黒、桂月、北鎮など。(ロープウェイ未使用)
聞き慣れない言葉ですが、ウキペディアの「大雪山」の項目にこの言葉が登場します。
大雪山は非常に広大な地域を指す言葉です。表、東、北などなど。
今回は旭岳連峰の山々に非常に酷似(取りこぼしもあり。)しているため、採用します。
大雪山系にて長距離登山を。と、考えて実行しました。
ガス、展望、超強風、大粒のあられ、強い雨・・・様々な経験をした中身の濃い一日に。
【ニセコ連峰】
快晴の月夜から朝焼け、そして御来光から見事な晴天の強い日差し。バテバテながらも最後には夕景を。
まるまる1日を歩き通した思い出深い縦走です。
【知床連山】・・・後述します(^^
【日高山脈】
山脈縦走・・・こちら、一段敷居が上がります。
日帰り登山は最大で3日行程を1日で踏破しますが・・・
1839峰、幌尻岳日帰りあたりが限界なのではないかと思われます。
1839峰、当時日帰りの記録がなく、地図上で何度もシミュレーションを。
また、コイカクまで現地確認を実施し、備えを万全にしました。
幌尻岳はpetegariさん、sakagさんの記録を参考に実施しました。
(先人の後追いは計画に苦労することがありませんでした。この場を借りてお礼申し上げます。)
********************
<<いよいよ知床連山の縦走に>>
「縦走を終えると、ひとまず完結・・・」
楽しみに逸(はや)る気持ちもあり、でもどこか寂しくも感じる不思議な気持ち。
午前0時出発
ヒグマの危険を知らせる看板などが道路に、登山口に、登山道に(^^;
常に警戒の眼を光らせ、進んでいきます。
大沢に付く頃には神経ヘロへロです。
羅臼岳山頂〜
あわよくばご来光も、の考えはならず。
西の空には雨雲も。
そんな天気でも、知床連山はスッキリと見渡せ、大変ありがたい事です。
縦走〜
羅臼岳下山後の縦走路、とても歩きにくくてびっくり。
知床はさぞ歩きやすいのだろうと、勝手に考えていました(反省)
また、迷いやすいところ、登山道が崩れているところ(知円別岳)も。
さらに硫黄山に向かう縦走路は、晴れ・微風ならば問題無さそうですが、風がある時など、かなり注意を要すると思います。(危険なので私は近寄りません。)
それから知床名物、ヒグマにもご対面(^^
何事もなくて、「ほっ」としています。
コメント
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Ei-taroさん、こんにちは。
やりましたね。熊の恐怖と戦いながらの縦走お疲れさまでした。
一連の縦走は正しくグレートトラバースですね。凄いことです。
私も自分なりの目標をもって進んでいきたいと思います。
positive51さん
ヤマの楽しみ方、千差万別
これはその内のひとつと言う事で(^-^)
また、個人の趣味ですので凄い事は何ひとつありません。
そして、「間違い」があってはなりませんので特に夜間、大変気疲れしました。
機会があるとき、よろしくお願いします(^-^)
Ei-taroさん、ご苦労様です。
ビックリしました、縦走を1日で完登するとは、真似できません。
MAMIEMITSUOさん
お声がけ有り難うございます。
一番難しいのはプランニングなのですが、今縦走はヤマレコでもお馴染みの、あおフクロウさんやoutdoormanstさんも既に実施されており、その点で楽をさせて頂きました(^-^)
ヤマ、その方々の思い思いの登り方で良いのだと思っています(^-^)
知床連山の日帰り縦走お疲れ様でした。
熊の恐怖があると身体的な疲労以外にも精神的疲労がありますね
しかも登山道上のすぐ近くに熊がいて、それがそこから動かなかったらと思うと、、、
実際過去には登山道上から動かない熊のせいで、登頂断念って記事もありますしね。
ライフワークが一区切りついたところで、しばらくはのんびりゆったりの山を楽しんでくださいね。
yahさん こんにちわ(^-^)
まさかクマが立ちふさがる形になるとは(^_^;)
私達が彼らの生活圏に入っているので、致し方の無いところです。
ただ、遠方から確認でき良かったと思います。
今後は山中泊の復活など、登山スタイルの幅を広げたいと思います(^-^)v
おめでとうございます.
どの記録も素晴らしく,是非,自分も挑戦してみたいと思うものばかりでした.知床は,登山口までの車移動がきつくて,躊躇してしまいます.無事に帰還できて良かったです.お疲れ様でした.
snufkinjrさん
これほど警戒したのは初めてです。
登山口に向かう途中、「この机上の計画は失敗だ」と思いました。
明るくなるまで耐えれば・・・
と考えていましたがとてつもなく疲れました。
危ない山行に少々反省もしています。
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