七倉から新穂高までの裏銀座縦走3泊4日〜そして七倉へ戻る

2015年07月26日(日) 〜 2015年07月29日(水)

• GPS: 75:30
• 距離: 38.9km
• 登り: 3,131m
• 下り: 3,313m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:22
• 休憩: 0:10
• 合計: 6:32

距離 7.3km 登り 1,531m 下り 264m

5:59 高瀬ダム濁沢登山口
6:15 高瀬ダム 天場
10:37 10:43 烏帽子小屋
11:31 11:35 烏帽子岳
12:31 烏帽子小屋

2日目

• 山行: 7:23
• 休憩: 0:02
• 合計: 7:25

距離 10.7km 登り 841m 下り 491m

5:59 宿泊地
8:57 8:59 野口五郎小屋
9:14 野口五郎岳
9:51 真砂岳
9:55 真砂岳分岐
11:07 東沢乗越
12:01 水晶小屋
12:40 水晶岳
13:24 水晶小屋

3日目

• 山行: 7:49
• 休憩: 0:23
• 合計: 8:12

距離 11.4km 登り 740m 下り 1,355m

6:31 水晶小屋
7:07 7:08 ワリモ北分岐
7:25 7:26 ワリモ岳
8:01 8:02 鷲羽岳
9:11 三俣山荘
10:19 10:22 三俣峠
10:39 10:44 三俣蓮華岳
11:09 丸山
11:35 11:37 中道分岐
12:21 双六岳巻道分岐
12:46 12:48 双六小屋
13:28 くろゆりベンチ
13:45 13:47 花見平
13:59 14:05 弓折乗越
14:43 鏡平山荘

4日目

• 山行: 3:44
• 休憩: 0:08
• 合計: 3:52

距離 9.4km 登り 6m 下り 1,201m

5:26 鏡平山荘
6:05 シシウドヶ原
6:43 6:45 チボ岩
6:57 秩父沢出合
7:34 7:35 小池新道入口
7:56 わさび平小屋
8:14 笠新道登山口
9:08 9:13 新穂高温泉駅
9:17 新穂高バスターミナル
9:17 新穂高登山指導センター
9:17 中崎山荘 奥飛騨の湯
9:18 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

往路：自宅→（中央道）→安曇野IC→七倉→（タクシー）→高瀬ダム
帰路：新穂高→（バス）→平湯→（バス）→松本→（JR大糸線）→信濃大町→（タクシー）→七倉→安曇野IC→（中央道）→自宅

コース状況／危険箇所等

危険個所特にありませんでした。

その他周辺情報

新穂高からの帰りの温泉は「ひらゆの森」を利用していたのですが、今回はバスターミナルの温泉を利用してみました。広々してよい温泉でした。比較的すいているようです。

写真

7/26 5:10

裏銀座コース入口の七倉です。平日のため空いています。ここから高瀬ダムまでタクシーを利用します。

7/26 5:12

登山届は黄色いポストに”ぽとり”と投入。これでもう計画通り歩かなければならないと覚悟。

7/26 5:16

七倉からのタクシーはこのゲートを通過してダムへ向かいます。

7/26 5:53

10分ほどでダムの上に到着。いよいよ長い旅の始まり。私以外に10人ほど同じタイミングでスタートしました。

7/26 6:03

ダムからすぐにトンネルを通過します。照明があり問題なく通過できます。

7/26 6:07

吊り橋を渡ります。ん、広河原？北岳へ向かう雰囲気？

7/26 6:08

ダムの中を歩いている様な場所を通過します。

7/26 6:25

ここからが登りです。3大急登とやらをたっぷりと楽しみましょう。

7/26 6:28

急登の最初は鉄の階段です。

7/26 7:05

次は普通の急登。急登ではありますが、斜度が一定で登りやすいです。アップダウン皆無。

7/26 9:22

タヌキ岩です。誰かのヤマレコでも書いてありましたが、私にもなぜ「タヌキ」なのかわかりません。

7/26 9:27

視界が開けてきました。このコースの良いところは稜線までほとんど樹林帯の中を歩け、直射日光を避けられるところです。

7/26 10:29

花あり

7/26 10:31

トンボあり

7/26 10:35

烏帽子小屋に到着。

7/26 10:36

烏帽子小屋の前はお花畑。女王コマクサとリンドウがいっぱいです。

7/26 11:06

空身になって烏帽子岳へ向かいます。

7/26 11:28

一応、「自己責任」と注意書き。

7/26 11:43

まずは裏銀座の第一座登頂。

7/26 11:59

コマクサ。この辺はいっぱい咲いている。

7/26 12:56

小屋に戻って宿泊の受付をしました。

7/26 12:59

小屋とお花畑。リンドウがとてもきれい。

7/26 15:33

小屋の中はこんな感じ、2階です。

7/26 18:53

夕日に染まるお花畑、いいなー

7/26 18:55

もう一つ、夕日に染まるお花畑。

7/26 19:10

沈む夕日を見て初日を終了。

7/27 6:04

2日目の朝、これから向かう野口五郎岳方面の縦走路を眺めながらモチベーションアップ。

7/27 6:05

烏帽子小屋のテン場、虫が多いらしい。

7/27 6:11

テン場のわきの池。きれいだけとこれがあるから虫も多い。

7/27 7:21

延々と続く縦走路を眺めながら歩くもよし。

7/27 7:30

高山植物を楽しみながら歩くもまたよし。

7/27 8:30

気持ちの良い稜線を歩いて、山荘（野口五郎小屋）まで500mのところまで来ました。

7/27 9:01

野口五郎小屋ではトイレの拝借と天気情報を入手。明日は雨マークが出ているとのこと。

7/27 9:21

野口五郎岳登頂！烏帽子小屋で遭対協の方が野口五郎岳の標識を建て替えたとか言っていたがこれか。

7/27 9:37

これから向かう水晶岳、遠いけどかっこいいからやる気が出ます。

7/27 10:06

ガスに隠れていた槍ヶ岳が姿を現しました。槍を眺めながら歩けるのが裏銀座のGoodPoint。

7/27 11:08

ご安全に。

7/27 11:48

野口五郎岳から水晶小屋までは岩場が多くなります。水晶小屋直前は岩肌が赤く、ガレた岩場になります。縦走中数少ない注意を要する場所です。

7/27 12:03

水晶小屋をいったん通過し、水晶岳を目指します。

7/27 12:20

水晶岳へは、岩場を登ります。

7/27 12:43

水晶岳ゲット。ここから赤牛岳方面へも行けます。

7/27 12:54

高山植物

7/27 12:55

高山植物

7/27 13:18

本日の宿、水晶小屋です。

7/27 14:39

私「こんにちはー、一泊します。」
受付「布団1につ二人でご案内しています。」
とても小さい小屋でした。

7/28 7:28

翌日。夜中は大雨で明け方まで残り、ガス状態まで回復したところで出発。ワリモ岳でカッパを脱ぎました。

7/28 7:47

鷲羽岳へ向かう険しい稜線。

7/28 8:04

鷲羽岳登頂。ガスが晴れてきません。

7/28 8:24

ガスがやっと晴れて先を見れば、これから向かう三俣山荘と三俣蓮華岳。それにしても急降下だ。

7/28 9:07

三俣山荘です。おいしい水をいただきました。

7/28 9:07

空の青とはい松の緑と残雪の白が美しい。

7/28 9:46

三俣蓮華岳に向かう途中で振り返えると鷲が羽を広げた姿の鷲羽岳がどーん。あそこを降りてきたんだなー

7/28 10:09

高山植物

7/28 10:37

三俣蓮華岳登頂

7/28 10:47

道標を確認して双六岳に向かいます。

7/28 10:48

双六岳は左。裏銀座はマーキングしっかりしています。

7/28 10:54

高山植物

7/28 12:20

三俣蓮華から中道（2本ある双六のまき道の1つ）にいつの間にか入ってしまいました。ここは、双六小屋側の登り口。なので双六岳は山頂を踏みませんでした。山頂はガスだし、ここはここで良い道です。

7/28 12:24

2本あるまき道のうち一番下のまき道（三俣山荘巻道）との合流点

7/28 12:29

双六小屋が見えてきました。

7/28 12:50

双六小屋、外観がとてもきれい。ジュースを購入して小休止。ここで宿泊する計画でしたが、鏡平小屋まで足をのばすことにしました。

7/28 12:52

双六小屋の広いテン場。

7/28 13:18

高山植物

7/28 13:18

高山植物

7/28 14:04

弓折岳分岐。ここで笠ヶ岳方面と新穂高方面に分岐します。私は新穂高方面に向かいます。

7/28 14:43

本日の宿、鏡平小屋です。双六小屋から2時間弱で到着。

7/29 4:05

翌朝、槍ヶ岳のシルエット。槍ヶ岳山荘の明かりが見えます。

7/29 5:29

鏡平小屋からの朝の景色。

7/29 5:32

鏡池、さざ波一つない鏡のような水面。映し出すはずの槍ヶ岳は雲の中。

7/29 6:07

今日（最終日）の目的は下山。早く下山して、七倉まで車を回収に向かうという重要なミッションがあります。

7/29 6:58

沢を何回か渡ります。涼しい。

7/29 7:40

あざみ、だんだん低山植物になってきた。

7/29 7:45

こんなところもありますが、しっかり階段を切ってあります。

7/29 7:58

わさび平小屋到着

7/29 8:00

おいしそう！

7/29 8:00

ちょつと高いので手が出ない。

7/29 8:15

笠新道への分岐。

7/29 8:31

沢がきれい。この辺まで来ると景色と植物を見ながら鳥の声を聴きながら遠足気分です。

7/29 9:08

新穂高に到着。おつかれさまーっ！
でもここからが本日のメイン。初日の登山口、七倉まで戻ります。まずはバスで平湯へ行きます。

7/29 10:07

平湯バスターミナルに到着。松本行きバスの時刻まで1時間ほどあったのでターミナルの温泉に入り汗を流しました。いつもは「ひらゆの森」を利用するのですが、ここもなかなか良いです。

7/29 12:58

JR松本駅から大糸線で信濃大町へ行きます。1時間ほどかかります。撮り鉄・・

7/29 14:15

信濃大町駅到着。ここからタクシーで七倉へ向かいます。

7/29 14:53

七倉へ無事到着。車を回収して、自宅へ向かいました。
おしまい・・・

撮影機器：

PENTAX K-3 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

mt-jun825

ロングコースですが、飽きさせない景色と縦走路が素晴らしいです。槍、穂高と違って人が多くないので静かな山行きが楽しめます。
三俣蓮華方面から双六山頂と中道の分岐に気づかず中道に進んだのは失敗でしたが、中道も良い道でした。高山植物を楽しみたい人には良いでしょう。