ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 699095
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

黒部五郎はゴーロがゴーロゴロ(薬師岳〜水晶岳〜鷲羽岳〜黒部五郎岳)

2015年08月13日(木) 〜 2015年08月15日(土)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
29:44
距離
58.8km
登り
4,951m
下り
4,966m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:03
休憩
1:18
合計
10:21
8:32
8:33
44
9:17
9:18
35
9:53
9:53
105
11:38
11:39
59
12:38
12:38
7
12:45
13:15
15
13:30
14:00
30
14:30
14:30
15
14:45
14:50
20
15:10
15:10
20
15:30
15:40
20
16:00
16:00
30
16:30
16:30
20
16:50
16:50
40
17:30
2日目
山行
11:17
休憩
0:37
合計
11:54
6:00
17
6:17
6:18
89
7:47
7:48
116
9:44
9:44
25
10:09
10:10
20
10:30
10:38
47
11:25
11:25
31
11:56
11:56
26
12:22
12:27
42
13:09
13:10
62
14:12
14:18
20
14:38
14:41
45
15:26
15:34
16
15:50
15:51
30
16:21
16:23
49
17:12
17:12
42
17:54
宿泊地
3日目
山行
10:53
休憩
0:38
合計
11:31
5:43
32
宿泊地
6:15
6:16
16
6:32
6:32
22
6:54
6:54
62
7:56
8:20
103
10:03
10:05
7
10:12
10:18
6
10:24
10:25
68
11:33
11:34
92
13:06
13:06
7
13:13
13:15
108
15:03
15:03
50
15:53
15:54
80
17:14
17:14
0
17:14
ゴール地点
天候 13日 小雨のち雨
14日 雨のち晴れ
15日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
神岡方面から飛越トンネルへのルートは、国道41号線から最短の県道484号線ではなく、もう少し南の双六川沿いに双六ダム方面へ入り、山吹峠を越えて行く道が走りやすくて早いでしょう。
車は、飛越トンネル西の北ノ俣岳登山口無料駐車場に駐車。
(30台ぐらい停めれるでしょうか)
登山開始当日は、雨天であったため、到着時に10台ぐらいでした。
確か簡易トイレもありました。
コース状況/
危険箇所等
危険ではありませんが、飛越新道はぬかるみが多く、泥んこになるのは仕方なく我慢しましょう。(下山時、靴をザックに括りつけて、長靴で足早に下って行く方に追い抜かれました)
ルート上、木道も多いのですが、雨天時は滑りやすいので注意が必要です。
また、薬師沢小屋から雲の平までの急登は、はしごが結構出てきますが、慎重に進めば問題ないと思います。
ガレ場も多いので、登山者の多い時は、落石もあること思いますので、ヘルメット着用がより安全でしょう。
その他周辺情報 【薬師峠キャンプ場】
テント1張り700円。
100張りぐらいの広さで、当日はおよそ50張りぐらい。
水は豊富、トイレも屋外に専用建物があり、綺麗に整備されています。
受付は、キャンプ場に専用小屋あり。ビール販売等も行っている。
【三俣蓮華岳キャンプ場】
テント1張り1,000円。受付は三俣山荘内で。
公称70張り可能とあり、当日はおよそ50張りぐらいでしょうか。
トイレは三俣山荘内のトイレを利用。
水場はキャンプ場と山荘出入口横にあり。但し、気になさらない方はテント場上部の雪渓から流れる沢をそのまま利用することもいいでしょう。
【購入したビール】
太郎平小屋・・・サントリーモルツ500ml、800円?
雲ノ平山荘・・・ヨナヨナビール350ml、650円?(4種類のビールがあるものの、言いたくはありませんが、どれも冷やされていないので、ぬるいまま)
三俣山荘・・・キリン一番搾り500ml、750円?
金額は、記憶が曖昧なので間違ってたらごめんなさい。
下山後、道中近くにコンビニや温泉施設もありませんでしたが、偶然帰り道で荒城温泉「恵比寿の湯」という温泉施設を通りかかり、入浴。
大人550円、茶褐色の色で、一目で非常に成分が濃厚のようで、湯船の外側から洗い場までの床が一面のクレーターのように堆積物が広がっていました。
(疲れた足には痛いほどの凸凹)
源泉の温度が低いので、加温していますが、源泉かけ流しです。
内湯、外湯、源泉(20℃台)の3つの湯船がありました。
北ノ俣岳登山口から飛越新道 を進みます。
1
北ノ俣岳登山口から飛越新道 を進みます。
キンコウカ
ミヤマママコナ
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
ニッコウキスゲ
この時期に咲いてるのは遅いですね
ニッコウキスゲ
この時期に咲いてるのは遅いですね
ニッコウキスゲのお花畑
ニッコウキスゲのお花畑
寺地山に到着
本来ならここからの展望が良いとありますが、生憎の天気なので
寺地山に到着
本来ならここからの展望が良いとありますが、生憎の天気なので
シモツケソウ?
ミヤマママコナ
北ノ俣岳避難小屋への分岐
5分ぐらいのところ
水も出てたので、補給しに行きました
北ノ俣岳避難小屋への分岐
5分ぐらいのところ
水も出てたので、補給しに行きました
この辺りが「ガキの田」でしょうか
池塘がいっぱいです
この辺りが「ガキの田」でしょうか
池塘がいっぱいです
リンドウっぽい
ゴゼンタチバナ
太郎山〜北ノ俣岳を結ぶ稜線の木道へ出た
太郎山〜北ノ俣岳を結ぶ稜線の木道へ出た
紅葉の終わったチングルマ
紅葉の終わったチングルマ
一面のお花畑
ハクサンイチゲ
イワカガミ
コバイケイソウ
ウサギギク
トウヤクリンドウ
トウヤクリンドウ
エゾシオガマ
イワリンドウ
太郎平小屋に到着
太郎平小屋に到着
ここでビールだけを購入し、
軽い昼食を取る
1
ここでビールだけを購入し、
軽い昼食を取る
生憎の天気で雲ノ平方面は展望ありません
生憎の天気で雲ノ平方面は展望ありません
薬師峠キャンプ場が見えました
本日の宿泊地です
ここでテント設営後、薬師岳山頂をピストンします
薬師峠キャンプ場が見えました
本日の宿泊地です
ここでテント設営後、薬師岳山頂をピストンします
薬師岳へ向かう登山道(沢)で見つけた蛙
薬師岳へ向かう登山道(沢)で見つけた蛙
これも、冷たくはないのでしょうか
これも、冷たくはないのでしょうか
まだ雪渓が残っているね
まだ雪渓が残っているね
ケルンと言うより大きな岩山
ケルンと言うより大きな岩山
薬師岳山荘に到着
薬師岳山荘に到着
天然記念物なんですね〜
でも何も見えません
天然記念物なんですね〜
でも何も見えません
雲の向こうに何となく薬師岳山頂?
雲の向こうに何となく薬師岳山頂?
避難小屋跡
〜山頂到着
でも残念ながら、展望は全くなし
ここから剱や立山方面が見たかった
でも残念ながら、展望は全くなし
ここから剱や立山方面が見たかった
薬師如来像が鎮座しております
2
薬師如来像が鎮座しております
雨が強くなってきたので、急いで戻ります
雨が強くなってきたので、急いで戻ります
本日の家まで帰りました
こんな天気なので、テントも少ないですね
本日の家まで帰りました
こんな天気なので、テントも少ないですね
2日目、テント場出発です
2日目、テント場出発です
太郎平小屋まで戻る
太郎平小屋まで戻る
ヤマハハコ
本日のルートは、薬師沢から雲ノ平、水晶岳、鷲羽岳を通り、三俣山荘までの長いルートです
レッツゴー
1
本日のルートは、薬師沢から雲ノ平、水晶岳、鷲羽岳を通り、三俣山荘までの長いルートです
レッツゴー
シナノオトギリ
最盛期は終わっていますが、一面のチングルマ
最盛期は終わっていますが、一面のチングルマ
薬師沢方面
天気が良ければな〜
薬師沢方面
天気が良ければな〜
北ノ俣岳も今一つ見えません
北ノ俣岳も今一つ見えません
いくつかの沢を渡って行く
1
いくつかの沢を渡って行く
トリカブト
トリカブトの群生地ですね
トリカブトの群生地ですね
ツルニガクサ?
シシウド
オオレイジンソウ
オオレイジンソウ
たまに明るくなるが、天気は良くならない
たまに明るくなるが、天気は良くならない
水芭蕉の実も大きくなってきました
水芭蕉の実も大きくなってきました
薬師沢小屋に到着
1
薬師沢小屋に到着
小屋の目の前が吊り橋です
1
小屋の目の前が吊り橋です
豊富な水量の薬師沢
豊富な水量の薬師沢
サンカヨウ
一瞬の雨が上がったタイミングで薬師沢に虹が
一瞬の雨が上がったタイミングで薬師沢に虹が
雲ノ平までの急登がきつかった
雲ノ平までの急登がきつかった
奥日本庭園と記してありますが、山と高原地図には、この辺りはアラスカ庭園となっています
奥日本庭園と記してありますが、山と高原地図には、この辺りはアラスカ庭園となっています
天気が良ければ絶景なんだが
天気が良ければ絶景なんだが
アルプス庭園(祖母岳)へは寄りません
アルプス庭園(祖母岳)へは寄りません
雲ノ平山荘が見えてきた
雲ノ平山荘が見えてきた
雲ノ平山荘に到着
休憩できるスペースがあり、このような天候では有難いです
1
雲ノ平山荘に到着
休憩できるスペースがあり、このような天候では有難いです
山荘内で食事を取らせていただき、先へ進みます
天気が良ければここも別天地なんだろうな〜
山荘内で食事を取らせていただき、先へ進みます
天気が良ければここも別天地なんだろうな〜
しばらくは木道を進みます
しばらくは木道を進みます
右へ行くと雲ノ平キャンプ場です
天気が良い日にはここでテント張って絶景を堪能したいものです
右へ行くと雲ノ平キャンプ場です
天気が良い日にはここでテント張って絶景を堪能したいものです
祖父岳方面へ行きます
祖父岳方面へ行きます
ツリガネニンジン
ツリガネニンジン
三俣山荘と祖父岳経由岩苔乗越への分岐を左へ
1
三俣山荘と祖父岳経由岩苔乗越への分岐を左へ
祖父岳山頂に着いたところ、既に団体さんがおりましたが、ガイド登山のようで、ガイドしていたこの人は、かの有名な多賀谷治さんではないでしょうか
祖父岳山頂に着いたところ、既に団体さんがおりましたが、ガイド登山のようで、ガイドしていたこの人は、かの有名な多賀谷治さんではないでしょうか
この時はお顔は見覚えがあったものの、名前が出てこなくてお声を掛けることもできませんでした
参加者の人達と一枚一枚記念撮影していたところ、勝手に撮ってすみません
自宅に帰ってから調べるとやはりその方でした
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この時はお顔は見覚えがあったものの、名前が出てこなくてお声を掛けることもできませんでした
参加者の人達と一枚一枚記念撮影していたところ、勝手に撮ってすみません
自宅に帰ってから調べるとやはりその方でした
山頂を後にします
山頂を後にします
水晶岳と鷲羽岳への分岐です
到着してすぐに下って5分の水場へ水を汲みに行く
その後、ここに一旦荷物をデポし、最小限の荷物を持って水晶岳を往復します
この当たりからようやく雨が止んできました
水晶岳と鷲羽岳への分岐です
到着してすぐに下って5分の水場へ水を汲みに行く
その後、ここに一旦荷物をデポし、最小限の荷物を持って水晶岳を往復します
この当たりからようやく雨が止んできました
イワベンケイ
水晶小屋に到着
イワヒバリくんが登山道を一緒に歩いていきます
1
イワヒバリくんが登山道を一緒に歩いていきます
この岩が遠くから見ると黒く見えるのですね
この岩が遠くから見ると黒く見えるのですね
振り返ると結構な稜線ルート
振り返ると結構な稜線ルート
水晶岳山頂に到着
若干空も明るくなってきた
水晶岳山頂に到着
若干空も明るくなってきた
雲が切れてくる
山頂を後にして先を急ぎます
山頂を後にして先を急ぎます
イワベンケイですが、赤っぽいので雌株でしょうか
イワベンケイですが、赤っぽいので雌株でしょうか
稜線が見渡せるようになってきた
稜線が見渡せるようになってきた
東面に雪渓が多く残っています
東面に雪渓が多く残っています
水晶小屋まで戻る
水晶小屋まで戻る
ここを東へ向かうと裏銀座縦走コースの野口五郎岳方面です
ここを東へ向かうと裏銀座縦走コースの野口五郎岳方面です
一気に天気が回復してきた
もう雨の心配はないね
一気に天気が回復してきた
もう雨の心配はないね
一気に展望が開けてきた
一気に展望が開けてきた
祖父岳方面
段々と展望が開けてくる
段々と展望が開けてくる
この真っ白な山は野口五郎岳ですね
この真っ白な山は野口五郎岳ですね
いや〜最高の展望になってきた
いや〜最高の展望になってきた
黒部川源流最奥の沢
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黒部川源流最奥の沢
この後向かうワリモ岳
この後向かうワリモ岳
デポした荷物を回収し、雨の心配もなかろうとようやくレインウェアを脱ぎます
デポした荷物を回収し、雨の心配もなかろうとようやくレインウェアを脱ぎます
一気にワリモ岳頂上
一気にワリモ岳頂上
正面は三俣蓮華岳
正面は三俣蓮華岳
鷲羽岳もさくっと行きましょう
鷲羽岳もさくっと行きましょう
展望が広がりテンションアップ
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展望が広がりテンションアップ
鷲羽岳山頂
今回の山行で100名山3座目
鷲羽岳山頂
今回の山行で100名山3座目
これが黒部川源流ですね
これが黒部川源流ですね
すぐ下に三俣山荘とキャンプ場が見える
すぐ下に三俣山荘とキャンプ場が見える
これは双六岳ですね
これは双六岳ですね
さて、後は下るのみ
さて、後は下るのみ
どこにテントを張ろうか
キャンプ場が良く見える
上部にはまだまだ大きな雪渓が残る
どこにテントを張ろうか
キャンプ場が良く見える
上部にはまだまだ大きな雪渓が残る
双六小屋とそのキャンプ場も見えた
双六小屋とそのキャンプ場も見えた
これも鷲羽池
ここまで来ないと見れない絶景
1
これも鷲羽池
ここまで来ないと見れない絶景
硫黄尾根の赤岳斜面かな〜
硫黄尾根の赤岳斜面かな〜
ハクサンフウロ
これは常念岳
今は廃道となっている伊藤新道が見えます
今は廃道となっている伊藤新道が見えます
三俣山荘着です
中央に槍の穂先が顔を出している
中央に槍の穂先が顔を出している
早朝の鷲羽岳
水晶岳から鷲羽岳の稜線
水晶岳から鷲羽岳の稜線
北鎌尾根から槍ヶ岳
北鎌尾根から槍ヶ岳
3日目スタート
テント場を後にします
朝日が眩しい
3日目スタート
テント場を後にします
朝日が眩しい
今日は薬師岳もよく見える♪
今日は薬師岳もよく見える♪
槍ヶ岳も良く見える♪
槍ヶ岳も良く見える♪
双六から槍への西鎌尾根
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双六から槍への西鎌尾根
まずは三俣蓮華岳へ
まずは三俣蓮華岳へ
三俣峠通過
笠ヶ岳も目の前に♪
笠ヶ岳も目の前に♪
正面に鷲が羽ばたいている
正面に鷲が羽ばたいている
正面に薬師岳
大きい!
2
正面に薬師岳
大きい!
本日メインの黒部五郎岳が見えてきた
遠いね〜
2
本日メインの黒部五郎岳が見えてきた
遠いね〜
三俣蓮華岳山頂到着
三俣蓮華岳山頂到着
槍から穂高
こちらから遠望以外でまじまじと眺めるのは初めて
槍から穂高
こちらから遠望以外でまじまじと眺めるのは初めて
南へ進むと双六岳へ繋がる稜線
南へ進むと双六岳へ繋がる稜線
三俣蓮華岳山頂を後に黒部五郎岳へ向います
三俣蓮華岳山頂を後に黒部五郎岳へ向います
剱岳と雄山も見えた♪
本当なら初日に薬師岳からアップで見たかった
剱岳と雄山も見えた♪
本当なら初日に薬師岳からアップで見たかった
黒部の源流域
黒部五郎のカールは凄いね
1
黒部五郎のカールは凄いね
何とかリンドウ
抜戸岳から笠ヶ岳
凄く近くに感じる
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抜戸岳から笠ヶ岳
凄く近くに感じる
五郎のカールへ行きます
五郎のカールへ行きます
いよいよゴーロ帯
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いよいよゴーロ帯
大きいね
これって雷岩?
テキトーです
これって雷岩?
テキトーです
ついに黒部五郎山頂に到着です
ついに黒部五郎山頂に到着です
山頂から360度の大展望
南側の笠ヶ岳
山頂から360度の大展望
南側の笠ヶ岳
西側の昨日歩いた水晶岳から鷲羽岳
西側の昨日歩いた水晶岳から鷲羽岳
黒部五郎の大カール
黒部五郎の大カール
これも
先には水晶岳と赤牛岳
これも
先には水晶岳と赤牛岳
薬師岳は本当に大きいね
薬師岳は本当に大きいね
若干地味ですね
とりあえず記念に
2
とりあえず記念に
立山方面は雲が広がってきた
立山方面は雲が広がってきた
山頂を後に荷物をデポした黒部五郎岳の肩まで戻り、北ノ俣岳へと向かいます
山頂を後に荷物をデポした黒部五郎岳の肩まで戻り、北ノ俣岳へと向かいます
次の山は赤木岳です
次の山は赤木岳です
前日までの悪天候がうそのよう
前日までの悪天候がうそのよう
剱岳山頂が何とか見えました
剱岳山頂が何とか見えました
今度はあちらへの縦走もよさそうですね
今度はあちらへの縦走もよさそうですね
赤木岳に到着
この付近雷鳥多いと記してありますが、昨日までの天気なら見れたかもしれないな〜
今日はいませんでした
赤木岳に到着
この付近雷鳥多いと記してありますが、昨日までの天気なら見れたかもしれないな〜
今日はいませんでした
中央台地が雲ノ平
中央台地が雲ノ平
これも何とかリンドウ
これも何とかリンドウ
今回の山行最後のピーク北ノ俣岳山頂に着きました
今回の山行最後のピーク北ノ俣岳山頂に着きました
後は下っていくのみ
後は下っていくのみ
この風景を目に焼き付けておく
この風景を目に焼き付けておく
神岡新道への分岐に戻りました
これで黒部の秘境を一周しました
神岡新道への分岐に戻りました
これで黒部の秘境を一周しました
神岡新道から初日には見れなかった有峰湖
神岡新道から初日には見れなかった有峰湖
天気が良ければいい気分
天気が良ければいい気分
降りてきたルート
降りてきたルート
こんな展望なら初日の登りも気分良かったのにね
こんな展望なら初日の登りも気分良かったのにね
寺池山まで戻りました
寺池山まで戻りました
本日もニッコウキスゲが咲いてました
本日もニッコウキスゲが咲いてました
神岡新道から飛越新道への分岐
神岡へのルートは現在整備されていないとのこと
みなさんご注意を
神岡新道から飛越新道への分岐
神岡へのルートは現在整備されていないとのこと
みなさんご注意を
ようやく駐車場(北ノ俣登山口)まで帰ってきました
天候には恵まれませんでしたが、大満足でした
ようやく駐車場(北ノ俣登山口)まで帰ってきました
天候には恵まれませんでしたが、大満足でした

装備

備考 あえてそれほど危険はなかろうとヘルメットを持参しませんでしたが、安全のことを考えるとやはりあった方が、安心です。

感想

数年前からあたためておいた黒部源流域の周回ルート。
ようやく休日の調整もできそうになり、3泊4日でののんびりコースで計画していたところ、3日しか調整が付かなくなり、ハードな2泊3日での周回コースとなりました。
今回は、予備日の食糧を含めての荷物になったため、いつもその重さに格闘するアルコールを減らし、ビールは各小屋で購入することにし、焼酎だけ積み込みました。
しかし、登山開始前日まで晴天続きであったのに、タイミング良く(悪く)雨とは・・・。
でも、大雨や雷雨といった激しい悪天候ではないとのことで雨の中スタートします。
気合いを込めながら考え方を変えて、晴天で暑く、汗ダラダラよりはいいかもとポジティブに考えて行きましょう。
飛越新道は、噂に違わぬ泥濘の多いこと。でも小雨が降っているので、それほど気にしません。
寺池山までのルートは森の中を進み、展望は今一つです。
寺池山を越え、しばらく行くと木道が出だして、北ノ俣岳避難小屋への分岐に到着し、すぐそこ(5分)とあるので、水を補給するために寄って行きます。
可愛らしい三角屋根の小屋でした。写真を撮り忘れましたが、6畳ほどのこじんまりとした小屋で、目の前にホースで水が引かれていました。
ここで、行動食を少し頬張り、再び進んで行きます。
しかし、木道はいいのですが、雨で濡れていると滑りやすくて危険です。慎重に進んで行きます。
最初のピークらしきところに付くと、北ノ俣岳から太郎山(太郎平小屋)を結ぶルートに突き当ります。天気が良ければ、ここで、一気に雲ノ平の大展望が望めたはずなのですが、当然のことながら展望は全くなし。
まあ初めから分かっていますので、サクッとここを太郎平小屋へと向かいます。
太郎平小屋でビールを購入し、持参した昼食を取って一休みです。
小屋のカレーを購入して食べている方が多く、とても美味しそうにみえました。
しかし、今回も何とか食料は予備を含めて持参してきたので、自分は止めておきます。
ここで、薬師峠キャンプ場の受付があるので、確認すると、既にキャンプ場の受付棟で受け付けてますので、そちらでと言われ、キャンプ場まで行くと、受付にはまだ施錠がしてあったので、とりあえずテントを張り、今日中に行っておきたい薬師岳へと向かいます。
薬師岳へのルートは、初め沢登りに近いルートで、そこを越えると大きなケルンのある薬師平を過ぎ、薬師沢小屋へ辿り着きます。
ガスって視界が悪くなると迷いやすいですのでしょうね。あの愛知大学山岳部遭難死のあったところですから。
山頂からの展望は、当然のことながら全くありません。
山頂小屋には薬師如来像が鎮座しており、登山者を見守っていました。
雨が強くなり出したので、急いで本日の自宅である薬師峠キャンプ場まで戻ります。
キャンプ場まで戻り、受付を済ませ、我が家で休みますが、雨で洪水状態なため、溝を掘って陸の孤島を作ります。(でもテントはびしょびしょ)
雨がテントを叩きつける中、就寝。
翌2日目も朝から雨。
テンションが上がらない中、もたもたしていたら、予定通り進まないので、重い足を奮い立たせ、テントを撤収して歩を進める。
一旦、太郎平小屋へ上がり、その先の分岐を薬師沢へ向かう。
薬師沢まで下るとカベッケが原の木道が出てきてそのうちに薬師沢小屋に到着。
小屋の目の前に吊り橋が掛かっており、何とも言えないいい雰囲気が漂っていました。
ここから雲ノ平を目指しますが、かなりの急登。梯子も多く、雨で滑りやすい時は、注意が必要です。そこを何とか登るといよいよ雲ノ平です。
天気が良ければ絶景なんだが、非常に残念。
でもアラスカ庭園や、日本庭園など、見える範囲で何とも言えない眺めが広がっておりました。
日本庭園なんかは、本当に広〜い庭を作り上げたかのような雰囲気でした。
雲ノ平山荘に到着し、中で休憩して、ビールと昼食をいただきました。休憩室があり、ストーブも焚かれて非常にありがたいところです。
次は、ここから祖父岳、ワリモ北分岐経由で水晶岳を目指します。
祖父岳山頂で、団体さんと一緒になり、ガイドさんが案内しているみたいでした。
一応山頂標識を撮影しようと人のいないタイミングを見計らっていましたが、そのガイドさんと参加者が一人ずつ記念撮影しているところを見て、どこかで見たことのあるガイドさんだな〜と思って、思い出したところ、あの映画「点の記」や「春を背負って」等でスタッフや俳優さんたちを案内していた方ではありませんか。
この時は、名前が出てこなかったのですが(帰宅して確認したところ多賀谷治さんでした)
あの独特の富山弁での話し口調が印象的でした。
のんびりする訳にはいかず、水晶岳へ向います。
ワリモ北分岐に差し掛かり、5分下った水場で水を補給。その後、荷物をデポし、必要最小限の荷物で水晶岳を目指す。
この頃から雨も止み、回復の兆しが見えてきました。
水晶小屋を経由して、進むと岩場の連続になってきます。
名前の由来通り、白と黒が混ざった岩の山で、遠くから見ると黒く見えるんでしょうね。
水晶岳に到着し、雲も段々と薄れていく。山頂から下り始めると、時々遠景の祖父岳等が見えるようになり、振り返ると水晶岳もよく見えるようになてきました。今後は展望も楽しみながらの散歩が期待できそうです。
ワリモ北分岐でデポした荷物を回収し、今度は鷲羽岳を目指します。
東の空は既に晴れ渡っており、野口五郎岳の真っ白な山体が非常に印象的でした。また、目指す鷲羽岳への稜線ルートも見渡せるようになり、ようやく展望を楽しみながらの歩きとなりました。
鷲羽岳山頂に着くとその向こうに鷲羽池が見え、さらに向こうには常念岳のシルエットも見ることができました。
雲の切れ間から槍も見え隠れし、この日の最終地点である三俣山荘が眼下に見えます。
三俣山荘で受け付けを済ませ、テントを張る。ここからの鷲羽岳も格好いいね。羽を広げて羽ばたくこうとしているみたい。
そんな中、この日は朝早くから歩き通しで結構疲れたので、食事を済ませて寝ることにする。テントを張ったすぐ横に上部の雪渓から流れる沢があり、その音が気になりましたが、疲れも加わり、ぐっすりと寝ることができました。
朝目覚め、雨が降っていないことがこれほどうれしいものかつくずく実感できます。
雲一つない青空。まだ日が昇る前の水晶岳から鷲羽岳のパノラマ。南を注意して目をこらすと、槍の先っちょだけがちょこんと見えます。
3日目は黒部五郎岳を登って帰るのみです。
最後に天気に恵まれたので、これまでよく見えなかった水晶岳や立山の方が見えることを期待して進みます。
三俣峠から三俣蓮華岳へ向いますが、段々と南に槍、穂高の稜線が見え始めてきます。見慣れた山ですが、こちらから見ることは自分はあまりありませんね。
三俣蓮華岳から繋がる双六岳、その先の西鎌尾根へ続く稜線も最高ですね。
そうこうしてると双六岳の右手にこれも見慣れた笠さんが顔を出します。
三俣蓮華岳山頂からの展望はもう最高!
360度のパノラマ、北に大きな薬師岳、その奥に剱岳、雄山も見えました。水晶岳、鷲羽岳の昨日歩いたルートも見渡せ、遠くから来たな〜と実感です。水晶岳の向こうの赤牛岳も印象的でした。
南は槍、穂高連峰、笠さんも目の前に見えます。もちろん西にはこれから行く黒部五郎岳が大きなカールを広げています。でもあそこまで遠く見えるんでちよっと嫌になる。
でも、そんなことは言っていられない。
一旦、黒部五郎小屋まで下り、行動食を取って水分を補給し、頑張ってカールコースを行きます。
名前の由来通りゴーロがごろごろです。
雄大なカールの中最後のきつい登りを終えるとようやく肩へ辿り着きます。ここに荷物をデポし、山頂へ向かいます。約10分のみですね。
山頂からは今登ってきたカールを上から見渡せます。上から見てもかなり急登ですね。でもこれできつい登りはもうないと思うとほっと一安心です。
この頃から雲も湧き出して遠くの山の頂は隠れるようになりましたが、南には乗鞍も見えました。
最後にこの好天の中で記念撮影を撮り、岐路に着きます。
小ピークをいくつか越え、赤木岳、北ノ俣岳まで行くともう少しで神岡新道への分岐です。分岐から東正面には初日に見えなかった水晶岳がドーンと佇んで見えました。
この周回コースもこれでお別れです。
後は、神岡新道、飛越新道へ下りますが、途中これも初日には見えなかった有峰湖もよく見えました。
何とか無事に北ノ俣岳登山口まで下り、帰ることができました。
3日間のうち、2日雨に降られましたが、最後に回復して良かったと思います。逆に1日目、2日目に好天で暑い中を進むことを考えるとこれで良かったのかな〜とも思います。黒部の源流域を周回できたことはこれからもいい思い出と記念に残ることでしょう。

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