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Yamareco

記録ID: 8518159
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北アルプス大縦走(折立→高瀬ダム)

2025年08月02日(土) 〜 2025年08月05日(火)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県 岐阜県
 - 拍手
pocosam その他1人
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
42:07
距離
51.7km
登り
4,451m
下り
4,529m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:53
休憩
0:58
合計
7:51
距離 9.3km 登り 1,438m 下り 101m
7:14
4
スタート地点
7:18
1
8:19
1
8:20
38
10:01
43
10:44
10:52
21
11:13
36
11:49
12:13
26
12:39
64
13:43
13:58
67
2日目
山行
10:06
休憩
2:31
合計
12:37
距離 17.4km 登り 1,203m 下り 1,548m
4:03
35
4:52
5:18
10
5:45
6:23
22
6:45
22
7:07
7:08
22
7:30
7:41
12
7:53
117
9:50
10
10:00
10:18
42
11:00
12
11:12
11:24
29
11:53
12:15
127
14:22
14:26
11
14:37
14:43
11
14:54
15:07
37
3日目
山行
11:51
休憩
2:25
合計
14:16
距離 14.1km 登り 1,517m 下り 990m
4:32
101
6:13
6:18
38
6:56
7:24
9
7:33
7:34
41
8:15
8:41
127
10:48
11:13
38
11:51
29
12:20
47
13:07
13:28
39
14:07
14:20
35
14:55
15:19
51
16:10
90
17:40
17:42
66
4日目
山行
6:20
休憩
1:37
合計
7:57
距離 10.9km 登り 293m 下り 1,890m
6:32
12
6:44
6:48
10
6:58
7:26
138
10:09
10:58
49
11:47
11:59
77
13:16
39
13:55
13:56
10
14:20
14:23
6
天候 8/2朝晴10時から曇り、8/3朝晴14時から曇り16時から雷雨、8/4朝ガス8時から晴、8/5朝暴風小雨9時から曇り
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー
東京(竹橋)から折立登山口まで毎日あるぺん号17,000円、高瀬ダムから七倉までタクシー2,600円
コース状況/
危険箇所等
黒部五郎岳山頂付近の岩塊地帯:目印ペンキ見失うとルートロスの恐れあり。水晶岳山頂付近:アスレチックな岩場で3点支持確実に。水晶小屋〜野口五郎岳〜烏帽子小屋手前の尾根道:足場の悪い岩場もあり強風時は特に注意必要。
その他周辺情報 下山して泊まった七倉山荘の温泉最高でした〜。
毎日あるぺん号で折立登山口に到着し、トイレ、給水して北アルプス大縦走のスタートです。
2025年08月02日 07:13撮影 by  SO-53C, Sony
3
8/2 7:13
毎日あるぺん号で折立登山口に到着し、トイレ、給水して北アルプス大縦走のスタートです。
樹林帯の道を登って行きます。クマさん出ないでね。この日の夕方には出たそうです。
2025年08月02日 07:29撮影 by  SO-53C, Sony
8/2 7:29
樹林帯の道を登って行きます。クマさん出ないでね。この日の夕方には出たそうです。
懐かしのアラレちゃん登場。
2025年08月02日 08:19撮影 by  SO-53C, Sony
8/2 8:19
懐かしのアラレちゃん登場。
青淵三角点で休憩します。
2025年08月02日 08:59撮影 by  SO-53C, Sony
8/2 8:59
青淵三角点で休憩します。
ミヤマママコナ。お初のような気がします。北海道にも道南には分布しているらしい。
2025年08月02日 09:18撮影 by  SO-53C, Sony
1
8/2 9:18
ミヤマママコナ。お初のような気がします。北海道にも道南には分布しているらしい。
オオコメツツジ。これもお初。北海道にはない花。
2025年08月02日 09:19撮影 by  SO-53C, Sony
1
8/2 9:19
オオコメツツジ。これもお初。北海道にはない花。
きれいに整備された登山道を進みます。ガスってきたので涼しい。
2025年08月02日 10:04撮影 by  SO-53C, Sony
8/2 10:04
きれいに整備された登山道を進みます。ガスってきたので涼しい。
キンコウカ。3年前鳥海山でいっぱい咲いていたなあ。
2025年08月02日 11:01撮影 by  SO-53C, Sony
1
8/2 11:01
キンコウカ。3年前鳥海山でいっぱい咲いていたなあ。
木道を進みます。
2025年08月02日 11:07撮影 by  SO-53C, Sony
8/2 11:07
木道を進みます。
太郎平小屋に着きました。給水、昼食休憩します。
2025年08月02日 11:50撮影 by  SO-53C, Sony
8/2 11:50
太郎平小屋に着きました。給水、昼食休憩します。
薬師岳山荘へ向かって木道を緩やかに登って行きます。
2025年08月02日 12:18撮影 by  SO-53C, Sony
8/2 12:18
薬師岳山荘へ向かって木道を緩やかに登って行きます。
薬師峠のキャンプ場が見えてきた。20張ほどのテントが見えます。
2025年08月02日 12:35撮影 by  SO-53C, Sony
8/2 12:35
薬師峠のキャンプ場が見えてきた。20張ほどのテントが見えます。
キャンプ場からは、沢沿いにゴロゴロの岩の急な登りが続きます。
2025年08月02日 12:56撮影 by  SO-53C, Sony
8/2 12:56
キャンプ場からは、沢沿いにゴロゴロの岩の急な登りが続きます。
平坦になると薬師平。休憩します。
2025年08月02日 13:43撮影 by  SO-53C, Sony
8/2 13:43
平坦になると薬師平。休憩します。
イワイチョウがいっぱい。
2025年08月02日 14:09撮影 by  SO-53C, Sony
1
8/2 14:09
イワイチョウがいっぱい。
チングルマの綿毛ふさふさ。羨ましい。
2025年08月02日 14:19撮影 by  SO-53C, Sony
1
8/2 14:19
チングルマの綿毛ふさふさ。羨ましい。
何とライチョウさんが登山道で砂浴びしてました。
2025年08月02日 14:28撮影
4
8/2 14:28
何とライチョウさんが登山道で砂浴びしてました。
あっ!視線が合った。
2025年08月02日 14:28撮影
6
8/2 14:28
あっ!視線が合った。
1日目の目的地、薬師岳山荘に到着しました。
2025年08月02日 15:05撮影 by  SO-53C, Sony
1
8/2 15:05
1日目の目的地、薬師岳山荘に到着しました。
16:30頃からガスが晴れてきて、窓から外を見ると槍ヶ岳がきれいに見えるではありませんか!
2025年08月02日 16:46撮影
4
8/2 16:46
16:30頃からガスが晴れてきて、窓から外を見ると槍ヶ岳がきれいに見えるではありませんか!
明日登る黒部五郎岳もはっきり見えます。
2025年08月02日 16:47撮影
3
8/2 16:47
明日登る黒部五郎岳もはっきり見えます。
夕食はご飯お替りしてモリモリ食べました。お酒は持ち込みだよ。
2025年08月02日 17:40撮影
3
8/2 17:40
夕食はご飯お替りしてモリモリ食べました。お酒は持ち込みだよ。
夕食後外へ出るとブロッケン登場。足長いねー。2021年幌尻岳、2023年北岳、2024年ニペソツ山に続き4回目の経験でした。
2025年08月02日 18:21撮影
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8/2 18:21
夕食後外へ出るとブロッケン登場。足長いねー。2021年幌尻岳、2023年北岳、2024年ニペソツ山に続き4回目の経験でした。
雲海に沈む太陽を見送って1日目終了です。
2025年08月02日 18:58撮影
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8/2 18:58
雲海に沈む太陽を見送って1日目終了です。
2日目はまだ暗い4時にヘッドライト点けて山荘を出発して薬師岳に登頂。日本百名山40座目になりました。ご来光を拝みに大勢の皆さんが登っていました。
2025年08月03日 04:52撮影 by  SO-53C, Sony
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8/3 4:52
2日目はまだ暗い4時にヘッドライト点けて山荘を出発して薬師岳に登頂。日本百名山40座目になりました。ご来光を拝みに大勢の皆さんが登っていました。
後立山連峰から太陽が昇る感動タイムの始まりです。
2025年08月03日 04:59撮影
5
8/3 4:59
後立山連峰から太陽が昇る感動タイムの始まりです。
カールの向こうは北薬師岳。その奥には剱岳と立山のモルゲンロート。
2025年08月03日 05:03撮影
6
8/3 5:03
カールの向こうは北薬師岳。その奥には剱岳と立山のモルゲンロート。
アップで槍、穂高連峰素晴らしい。
2025年08月03日 05:06撮影
5
8/3 5:06
アップで槍、穂高連峰素晴らしい。
アップで剱岳と立山。来年登りたい。ひとしきり絶景楽しんだので薬師岳山荘に戻りましょう。
2025年08月03日 05:09撮影
6
8/3 5:09
アップで剱岳と立山。来年登りたい。ひとしきり絶景楽しんだので薬師岳山荘に戻りましょう。
今日これから向かう黒部五郎岳の奥に笠ヶ岳。さらに奥に乗鞍岳も見えます。
2025年08月03日 05:32撮影
3
8/3 5:32
今日これから向かう黒部五郎岳の奥に笠ヶ岳。さらに奥に乗鞍岳も見えます。
薬師岳山荘まで戻ってお弁当の朝食にします。
2025年08月03日 05:42撮影 by  SO-53C, Sony
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8/3 5:42
薬師岳山荘まで戻ってお弁当の朝食にします。
山荘で朝食後、デポしていたザックを背負いまずは太郎平小屋を目指します。これから歩く北ノ俣岳、黒部五郎岳がくっきり見えます。トランスジャパンにチャレンジ中の女性と途中まで同行させていただきました。10日で400km歩くんだって!すごいな。
2025年08月03日 07:20撮影 by  SO-53C, Sony
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8/3 7:20
山荘で朝食後、デポしていたザックを背負いまずは太郎平小屋を目指します。これから歩く北ノ俣岳、黒部五郎岳がくっきり見えます。トランスジャパンにチャレンジ中の女性と途中まで同行させていただきました。10日で400km歩くんだって!すごいな。
太郎平小屋まで戻ってきました。給水、トイレタイムします。
2025年08月03日 07:28撮影 by  SO-53C, Sony
1
8/3 7:28
太郎平小屋まで戻ってきました。給水、トイレタイムします。
最高の天気に恵まれました。
2025年08月03日 07:37撮影 by  SO-53C, Sony
8/3 7:37
最高の天気に恵まれました。
太郎平小屋から少し進むと薬師沢(左)への分岐点がありました。ここは直進して北ノ俣岳に進みます。黒部五郎岳まで9.6kmもある遠いなあ。
2025年08月03日 07:43撮影 by  SO-53C, Sony
1
8/3 7:43
太郎平小屋から少し進むと薬師沢(左)への分岐点がありました。ここは直進して北ノ俣岳に進みます。黒部五郎岳まで9.6kmもある遠いなあ。
北ノ俣岳に続く伸びやかな道。気持ちの良いトレイルです。
2025年08月03日 08:06撮影 by  SO-53C, Sony
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8/3 8:06
北ノ俣岳に続く伸びやかな道。気持ちの良いトレイルです。
お花畑の奥に黒部五郎岳。まだまだ遠いな。
2025年08月03日 09:34撮影 by  SO-53C, Sony
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8/3 9:34
お花畑の奥に黒部五郎岳。まだまだ遠いな。
北ノ俣岳に着きました。
2025年08月03日 10:00撮影 by  SO-53C, Sony
2
8/3 10:00
北ノ俣岳に着きました。
ハイマツを掻き分ける区間も多少ありました。
2025年08月03日 10:45撮影 by  SO-53C, Sony
8/3 10:45
ハイマツを掻き分ける区間も多少ありました。
今日も出てきたライチョウさん。人見知りなのかすぐ行っちゃった。
2025年08月03日 10:50撮影
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8/3 10:50
今日も出てきたライチョウさん。人見知りなのかすぐ行っちゃった。
赤木岳を正面に見て下って行きます。段々雲が増えてきたな。
2025年08月03日 11:01撮影 by  SO-53C, Sony
8/3 11:01
赤木岳を正面に見て下って行きます。段々雲が増えてきたな。
中俣乗越でランチ休憩。
2025年08月03日 11:53撮影 by  SO-53C, Sony
8/3 11:53
中俣乗越でランチ休憩。
ようやく黒部五郎岳の麓まで近づいてきた。
2025年08月03日 12:39撮影 by  SO-53C, Sony
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8/3 12:39
ようやく黒部五郎岳の麓まで近づいてきた。
トウヤクリンドウ
2025年08月03日 13:28撮影 by  SO-53C, Sony
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8/3 13:28
トウヤクリンドウ
黒部五郎岳のゴーロ帯。ペンキの目印を見失わないように。肩に食い込むザックが重いぜ。
2025年08月03日 14:13撮影 by  SO-53C, Sony
1
8/3 14:13
黒部五郎岳のゴーロ帯。ペンキの目印を見失わないように。肩に食い込むザックが重いぜ。
黒部五郎の肩でザックをデポして山頂ピストンします。
2025年08月03日 14:22撮影 by  SO-53C, Sony
1
8/3 14:22
黒部五郎の肩でザックをデポして山頂ピストンします。
山頂までは10分ほどの岩ゴロ道です。
2025年08月03日 14:26撮影 by  SO-53C, Sony
8/3 14:26
山頂までは10分ほどの岩ゴロ道です。
今回2座目の日本百名山黒部五郎岳登頂!残念ながら展望はなし。月寒あんぱん食べて肩に戻ります。
2025年08月03日 14:38撮影 by  SO-53C, Sony
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8/3 14:38
今回2座目の日本百名山黒部五郎岳登頂!残念ながら展望はなし。月寒あんぱん食べて肩に戻ります。
黒部五郎の肩からカールに下りていく。楽園に舞い降りるような気分です。
2025年08月03日 15:18撮影 by  SO-53C, Sony
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8/3 15:18
黒部五郎の肩からカールに下りていく。楽園に舞い降りるような気分です。
ありゃ山頂の雲が晴れたではないか。惜しかったな。
2025年08月03日 15:25撮影 by  SO-53C, Sony
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8/3 15:25
ありゃ山頂の雲が晴れたではないか。惜しかったな。
カールからの流れは冷たくて最高!顔を洗って給水しました。このまま晴れてくれるかと思いきや
2025年08月03日 15:38撮影 by  SO-53C, Sony
1
8/3 15:38
カールからの流れは冷たくて最高!顔を洗って給水しました。このまま晴れてくれるかと思いきや
雲行きが怪しくなってきました。この後16時頃から雨が降り出したので上だけレイン着ましたが、何と終いには雷雨に!
2025年08月03日 15:51撮影 by  SO-53C, Sony
1
8/3 15:51
雲行きが怪しくなってきました。この後16時頃から雨が降り出したので上だけレイン着ましたが、何と終いには雷雨に!
やっと黒部五郎小舎が見えた頃にはパンツはずぶ濡れになってしもた。やれやれ何とか無事に今日のお宿に到着できます。
2025年08月03日 16:37撮影 by  SO-53C, Sony
1
8/3 16:37
やっと黒部五郎小舎が見えた頃にはパンツはずぶ濡れになってしもた。やれやれ何とか無事に今日のお宿に到着できます。
黒部五郎小舎では槍ヶ岳経由で先着して待っていてくれた京都のNさんと合流。下半身ずぶ濡れで嬉しい再会を果たしました。ずぶ濡れパンツを着替えて夕食にがっつき2日目終了です。
2025年08月03日 18:01撮影 by  SO-53C, Sony
1
8/3 18:01
黒部五郎小舎では槍ヶ岳経由で先着して待っていてくれた京都のNさんと合流。下半身ずぶ濡れで嬉しい再会を果たしました。ずぶ濡れパンツを着替えて夕食にがっつき2日目終了です。
3日目は今回の縦走のキモです。三俣蓮華岳、鷲羽岳、水晶岳、野口五郎岳を登って野口五郎小屋まで行きます。ヘッドライトで4時半に黒部五郎小舎を出発しました。
2025年08月04日 06:07撮影 by  SO-53C, Sony
1
8/4 6:07
3日目は今回の縦走のキモです。三俣蓮華岳、鷲羽岳、水晶岳、野口五郎岳を登って野口五郎小屋まで行きます。ヘッドライトで4時半に黒部五郎小舎を出発しました。
ガスの中元気なヨツバシオガマに励まされて進みます。
2025年08月04日 06:30撮影 by  SO-53C, Sony
1
8/4 6:30
ガスの中元気なヨツバシオガマに励まされて進みます。
2時間半で三俣蓮華岳登頂!黒部五郎小舎の弁当で朝食食べて三俣山荘に下りていきます。
2025年08月04日 06:57撮影 by  SO-53C, Sony
3
8/4 6:57
2時間半で三俣蓮華岳登頂!黒部五郎小舎の弁当で朝食食べて三俣山荘に下りていきます。
低木のトンネル道。何かいい感じ。
2025年08月04日 07:50撮影 by  SO-53C, Sony
8/4 7:50
低木のトンネル道。何かいい感じ。
突然雲が晴れて目の前に鷲羽岳が姿を現した。恰好いいな。正に鷲が羽を広げたかのよう。
2025年08月04日 07:58撮影 by  SO-53C, Sony
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8/4 7:58
突然雲が晴れて目の前に鷲羽岳が姿を現した。恰好いいな。正に鷲が羽を広げたかのよう。
三俣山荘でしばし休憩の後、いよいよ鷲羽岳に挑みます。
2025年08月04日 08:47撮影
2
8/4 8:47
三俣山荘でしばし休憩の後、いよいよ鷲羽岳に挑みます。
進行方向左側の谷は黒部川の源流です。
2025年08月04日 09:30撮影 by  SO-53C, Sony
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8/4 9:30
進行方向左側の谷は黒部川の源流です。
ひいこら高度を上げていきます。3日目ともなると脚の疲労が蓄積して登りはまるで亀のよう。振り返ると三俣蓮華岳の下に三俣山荘。
2025年08月04日 10:09撮影
2
8/4 10:09
ひいこら高度を上げていきます。3日目ともなると脚の疲労が蓄積して登りはまるで亀のよう。振り返ると三俣蓮華岳の下に三俣山荘。
やっと山頂が見えたよ。スライドした女性にこの先で親子クマを目撃したと聞き、緊張が走ります。
2025年08月04日 10:24撮影 by  SO-53C, Sony
2
8/4 10:24
やっと山頂が見えたよ。スライドした女性にこの先で親子クマを目撃したと聞き、緊張が走ります。
山頂から鷲羽池の奥に槍ヶ岳の絶景です。これは絵になる頑張ってよかった。
2025年08月04日 10:56撮影
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8/4 10:56
山頂から鷲羽池の奥に槍ヶ岳の絶景です。これは絵になる頑張ってよかった。
絶景を見渡しながら今日の山頂月寒あんぱん美味し。今回3座目の日本百名山です。結局クマは現れませんでした。
2025年08月04日 10:57撮影 by  SO-53C, Sony
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8/4 10:57
絶景を見渡しながら今日の山頂月寒あんぱん美味し。今回3座目の日本百名山です。結局クマは現れませんでした。
これから向かう野口五郎岳方面。白い山肌が綺麗ですね。
2025年08月04日 11:14撮影
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8/4 11:14
これから向かう野口五郎岳方面。白い山肌が綺麗ですね。
昨日登った薬師岳。ずいぶん遠くまで歩いて来たもんだ。
2025年08月04日 11:14撮影
2
8/4 11:14
昨日登った薬師岳。ずいぶん遠くまで歩いて来たもんだ。
ワリモ岳を越えて水晶岳に向かいます。
2025年08月04日 11:17撮影 by  SO-53C, Sony
3
8/4 11:17
ワリモ岳を越えて水晶岳に向かいます。
先程まで頂上に雲がかかっていた黒部五郎岳も姿を現してくれました。
2025年08月04日 11:47撮影
3
8/4 11:47
先程まで頂上に雲がかかっていた黒部五郎岳も姿を現してくれました。
岩山のワリモ岳に到着しました。
2025年08月04日 11:51撮影 by  SO-53C, Sony
2
8/4 11:51
岩山のワリモ岳に到着しました。
振り返ると下りてきた鷲羽岳の奥に槍ヶ岳が顔を出していました。
2025年08月04日 11:55撮影
3
8/4 11:55
振り返ると下りてきた鷲羽岳の奥に槍ヶ岳が顔を出していました。
これから向かう水晶岳(左)への稜線。
2025年08月04日 11:59撮影 by  SO-53C, Sony
3
8/4 11:59
これから向かう水晶岳(左)への稜線。
水晶小屋にザックをデポして水晶岳をピストンします。
2025年08月04日 13:41撮影 by  SO-53C, Sony
3
8/4 13:41
水晶小屋にザックをデポして水晶岳をピストンします。
水晶岳の山頂付近はアスレチックな岩場が続きます。
2025年08月04日 13:46撮影 by  SO-53C, Sony
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8/4 13:46
水晶岳の山頂付近はアスレチックな岩場が続きます。
岩をよじ登って水晶岳の狭い山頂に立ちました。今回4座目の日本百名山です。
2025年08月04日 14:07撮影 by  SO-53C, Sony
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8/4 14:07
岩をよじ登って水晶岳の狭い山頂に立ちました。今回4座目の日本百名山です。
水晶岳の奥に続く稜線の先には赤牛岳。
2025年08月04日 14:08撮影 by  SO-53C, Sony
3
8/4 14:08
水晶岳の奥に続く稜線の先には赤牛岳。
歩いて来た鷲羽岳方面。
2025年08月04日 14:12撮影
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8/4 14:12
歩いて来た鷲羽岳方面。
山名が示すとおり、水晶岳の岩には水晶がたっぷり含まれていました。
2025年08月04日 14:24撮影 by  SO-53C, Sony
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8/4 14:24
山名が示すとおり、水晶岳の岩には水晶がたっぷり含まれていました。
水晶小屋に戻ってきました。野口五郎小屋到着は18時過ぎが必至なので電話連絡しました。今日はハードだわあ。
2025年08月04日 14:54撮影 by  SO-53C, Sony
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8/4 14:54
水晶小屋に戻ってきました。野口五郎小屋到着は18時過ぎが必至なので電話連絡しました。今日はハードだわあ。
野口五郎岳へ続く裏銀座の稜線。赤から白に色が変わる。
2025年08月04日 15:18撮影
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8/4 15:18
野口五郎岳へ続く裏銀座の稜線。赤から白に色が変わる。
最初の赤尾根はもろくて右側が切れ落ちています。
2025年08月04日 15:24撮影 by  SO-53C, Sony
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8/4 15:24
最初の赤尾根はもろくて右側が切れ落ちています。
30分程下りて振り返ると荒々しい崩落崖。
2025年08月04日 15:46撮影 by  SO-53C, Sony
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8/4 15:46
30分程下りて振り返ると荒々しい崩落崖。
進行方向は色が変わって白い尾根です。ハードな行程もNさんと一緒で心強いよ。
2025年08月04日 17:04撮影 by  SO-53C, Sony
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8/4 17:04
進行方向は色が変わって白い尾根です。ハードな行程もNさんと一緒で心強いよ。
白さの秘密は花崗岩。野口五郎岳は花崗岩の山でした。やばい18時過ぎた。夕陽で白い山体が赤く染まってきました。
2025年08月04日 18:02撮影 by  SO-53C, Sony
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8/4 18:02
白さの秘密は花崗岩。野口五郎岳は花崗岩の山でした。やばい18時過ぎた。夕陽で白い山体が赤く染まってきました。
時間が押しているので今日は野口五郎岳山頂に寄らず(すぐ近くに見えましたが)野口五郎小屋に直行しました。良かった明るいうちに着けたよ。
2025年08月04日 18:47撮影 by  SO-53C, Sony
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8/4 18:47
時間が押しているので今日は野口五郎岳山頂に寄らず(すぐ近くに見えましたが)野口五郎小屋に直行しました。良かった明るいうちに着けたよ。
夕食のカレーが疲れた体に沁みました。3日目にして14時間超の行程は堪えました。
2025年08月04日 19:14撮影 by  SO-53C, Sony
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8/4 19:14
夕食のカレーが疲れた体に沁みました。3日目にして14時間超の行程は堪えました。
最終日の4日目は未明から暴風雨!小屋から野口五郎岳まではたったの600m程ですが、身体が飛ばされそうな強風のため2回目のトライでやっと登頂に成功しました。
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最終日の4日目は未明から暴風雨!小屋から野口五郎岳まではたったの600m程ですが、身体が飛ばされそうな強風のため2回目のトライでやっと登頂に成功しました。
これがしたくて頑張ったのです。野口五郎といえば「青いリンゴ」分かる人は大体そのくらいの年齢ですね。このためだけに持ってきたリンゴが無駄にならず良かったけど、Nさんアホに付き合わせてご免なさい。
2025年08月05日 06:47撮影 by  SO-53C, Sony
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8/5 6:47
これがしたくて頑張ったのです。野口五郎といえば「青いリンゴ」分かる人は大体そのくらいの年齢ですね。このためだけに持ってきたリンゴが無駄にならず良かったけど、Nさんアホに付き合わせてご免なさい。
ミッションクリアして意気揚々と小屋に戻ります。
2025年08月05日 06:52撮影 by  SO-53C, Sony
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8/5 6:52
ミッションクリアして意気揚々と小屋に戻ります。
小屋で30分程様子を見ますが風が収まる気配はなく、それでも若干弱まったタイミングを見て意を決して出発しました。尾根上は強風ですが、斜面トラバースする区間はそれほどでもなく着実に前進します。
2025年08月05日 08:05撮影 by  SO-53C, Sony
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8/5 8:05
小屋で30分程様子を見ますが風が収まる気配はなく、それでも若干弱まったタイミングを見て意を決して出発しました。尾根上は強風ですが、斜面トラバースする区間はそれほどでもなく着実に前進します。
クマ糞の写真を撮る余裕も出てきました。
2025年08月05日 08:27撮影 by  SO-53C, Sony
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8/5 8:27
クマ糞の写真を撮る余裕も出てきました。
途中奇岩も現れ、晴れていたらさぞかし素晴らしい稜線歩きなんだろなあ。
2025年08月05日 08:49撮影 by  SO-53C, Sony
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8/5 8:49
途中奇岩も現れ、晴れていたらさぞかし素晴らしい稜線歩きなんだろなあ。
こんな悪天にも拘らず、烏帽子小屋方面からの15人程の方々とスライドして情報交換しながら進み、尾根からの降下点まで来ました。この少し手前でライチョウさん居ましたが撮影の余裕なし。
2025年08月05日 08:55撮影 by  SO-53C, Sony
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8/5 8:55
こんな悪天にも拘らず、烏帽子小屋方面からの15人程の方々とスライドして情報交換しながら進み、尾根からの降下点まで来ました。この少し手前でライチョウさん居ましたが撮影の余裕なし。
尾根から降りて行くと風も弱まり烏帽子岳も見えてきました。烏帽子岳も予定していましたが、今回は流石に満腹なのでパスします。
2025年08月05日 09:07撮影 by  SO-53C, Sony
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8/5 9:07
尾根から降りて行くと風も弱まり烏帽子岳も見えてきました。烏帽子岳も予定していましたが、今回は流石に満腹なのでパスします。
一安心したら花の写真も撮りたくなりました。タカネツメクサがわんさか。
2025年08月05日 09:15撮影 by  SO-53C, Sony
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8/5 9:15
一安心したら花の写真も撮りたくなりました。タカネツメクサがわんさか。
おおっゴールの高瀬ダムが見えた! 向かいの山は唐沢岳ですね。
2025年08月05日 09:23撮影 by  SO-53C, Sony
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8/5 9:23
おおっゴールの高瀬ダムが見えた! 向かいの山は唐沢岳ですね。
無事に烏帽子小屋に着きました。レインウェアを脱ぎコーヒーを淹れてNさんと安着祝いしました。
2025年08月05日 10:08撮影 by  SO-53C, Sony
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8/5 10:08
無事に烏帽子小屋に着きました。レインウェアを脱ぎコーヒーを淹れてNさんと安着祝いしました。
さあ後は日本三大急登のブナ立尾根を激下るだけ。標高差は1,350mあります。
2025年08月05日 12:09撮影 by  SO-53C, Sony
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8/5 12:09
さあ後は日本三大急登のブナ立尾根を激下るだけ。標高差は1,350mあります。
6番の「中休み」まで下りてきました。終点は12番なので中間地点です。
2025年08月05日 12:28撮影 by  SO-53C, Sony
8/5 12:28
6番の「中休み」まで下りてきました。終点は12番なので中間地点です。
標高1,500m付近はブナの森。秋は黄葉の道ですね。
2025年08月05日 13:37撮影 by  SO-53C, Sony
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8/5 13:37
標高1,500m付近はブナの森。秋は黄葉の道ですね。
終盤は立派な階段も登場します。
2025年08月05日 13:49撮影 by  SO-53C, Sony
8/5 13:49
終盤は立派な階段も登場します。
ブナ立尾根クリアしました〜😅これを登るのは勘弁です。下りで正解でした。
2025年08月05日 13:55撮影 by  SO-53C, Sony
8/5 13:55
ブナ立尾根クリアしました〜😅これを登るのは勘弁です。下りで正解でした。
濁沢の橋を渡って
2025年08月05日 13:57撮影 by  SO-53C, Sony
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濁沢の橋を渡って
暫く河原を歩いて吊橋を渡った先のトンネルをくぐると、終点の高瀬ダムです。ゴールはすぐそこお疲れ様でした。
2025年08月05日 14:09撮影 by  SO-53C, Sony
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暫く河原を歩いて吊橋を渡った先のトンネルをくぐると、終点の高瀬ダムです。ゴールはすぐそこお疲れ様でした。
タクシーで七倉まで下り七倉山荘にチェックイン。お、温泉だぁ♥
2025年08月05日 14:45撮影 by  SO-53C, Sony
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8/5 14:45
タクシーで七倉まで下り七倉山荘にチェックイン。お、温泉だぁ♥
風呂上がりの夕食は、何と焼肉とニジマスのホイル焼き!ビールが進みます。ここは天国か?大変だったけど楽しい山旅でした。
2025年08月05日 16:09撮影 by  SO-53C, Sony
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8/5 16:09
風呂上がりの夕食は、何と焼肉とニジマスのホイル焼き!ビールが進みます。ここは天国か?大変だったけど楽しい山旅でした。
撮影機器:

装備

個人装備
雨具 ヘッドライト ガスコンロ 携帯電話 熊鈴 地図 非常食

感想

今年の日本百名山チャレンジ第2弾は、北アルプスの最奥部を4日間かけて折立から高瀬ダムまで50km踏破して薬師岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳の4座を連登する贅沢な縦走。今年のメインイベントで、今まで3日の縦走経験しかないpocosamにとってはチャレンジングな計画です。そして嬉しいことに京都からNさんが途中から合流してくれることに。
【1日目】前日夜の毎日あるぺん号で東京からバス移動して6:40折立登山口に着き、身支度、トイレを済ませて7:14スタートしました。スタート地点の標高は1,350m。樹林帯を徐々に高度を上げて2,330mの太郎平小屋で薬師岳に続く尾根筋に上がります。途中でガスって涼しい中樹林帯を抜けると登山道の両側をオオコメツツジやミヤマママコナ、キンコウカなどの花々が彩ります。太郎平小屋で昼食休憩して薬師岳山荘を目指します。途中薬師峠キャンプ場には20張位のテントがありました。薬師峠2,294mから薬師岳山荘2,701mまではまだ400mの登り。縦走装備のザックが肩に食い込みます。薬師岳山荘の手前でライチョウさんと遭遇。登山道で砂浴びをしてたので観察していると睨まれてしまった。そんなこんなで15:05山荘に到着しました。その後16時半頃にはガスが晴れて槍ヶ岳も綺麗に見え、夕食後外に出るとブロッケン現象が繰り返し現れて皆さん大喜び。雲海に沈む素晴らしいサンセットで初日を締めくくりました。
【2日目】2日目は薬師岳でご来光を拝んでから北ノ俣岳を通って黒部五郎岳に登り、黒部五郎小舎まで17kmの長丁場です。薬師岳山荘にザックをデポして4:03ヘッドライトを点けて山頂を目指します。4:52着いた山頂には既に大勢の皆さんが日の出を待っています。程なく後立山連峰から赤い太陽が昇ると歓声が上がります。北側に広がる天然記念物の金作谷カールと北薬師岳の奥に劔岳と立山の絶景に見とれ、槍、穂高連峰もはっきり見えて大満足で山荘に戻りました。弁当の朝食後6:23山荘を後に太郎平小屋を目指します。途中までトランスジャパンにチャレンジ中の凄い女性とご一緒させて頂き、400kmを10日で踏破する予定と聞いてぶっ飛びました。太郎平小屋で休憩後向かった北ノ俣岳までのトレイルは伸びやかな気持ちのよいルートで、お花畑越しに遠く黒部五郎岳が望めました。ようやくたどり着いた黒部五郎岳のゴーロ帯を登り、肩にザックをデポして14:37登頂しました。14時頃から曇ってしまったため残念ながら山頂からの展望はありませんでしたが、今日2座の百名山登頂に満足して肩まで戻り、黒部五郎カールへ降りて行きます。カールは岩壁に囲まれた底を冷たい清流が流れる楽園のような別世界でした。16時頃カールの終点付近で雨が降り出しレインウェアを上だけ着用しましたが、その後も降りやまず終いには雷雨になる始末。ずぶ濡れのパンツで16:40黒部五郎小舎に到着し、予定どおりNさんと合流しました。Nさんは北アルプスに登りたくて3年前北海道から移住した人。今回は上高地→横尾山荘→殺生ヒュッテ経由で先に着いて、pocosamの到着を心配して待っていてくれました。お互いの近況報告やら山談議で楽しい2日目が終了したのでした。
【3日目】3日目は三俣蓮華岳、鷲羽岳、水晶岳、野口五郎岳をつないで野口五郎小屋まで。2日目より距離は短いが登りが多くて縦走3日目の疲れた身体には堪えるルートです。4:32今日もヘッドライトを点けて出発します。三俣蓮華岳へ向けていきなり樹林帯の急登から始まります。ガスの中2時間半で三俣蓮華岳に登頂し、弁当の朝食後三俣山荘に下りて行きます。すると8時頃突然雲が晴れたと思うと目の前に鷲が羽を広げたような鷲羽岳がドーン!堪りません。三俣山荘でトイレ休憩、エネチャージして鷲羽岳に挑みます。三俣山荘から鷲羽岳は標高差370mの急登です。疲れた脚を引きずるようにひいこらゆっくり高度を上げて行くと、上から降りてきた女性が言うには山頂手前に親子クマがいるとのことで緊張が走ります。今年は北海道に限らず全国的にクマの出没が多発してますね。行く手を十分注視しながら進んで10:48ようやく鷲羽岳に登頂しました。山頂からは鷲羽池の奥に槍、穂高の絶景やこれから向かう水晶岳、野口五郎岳への稜線などの素晴らしい展望が360°拡がります。ひとしきり景色を楽しんでからワリモ岳経由で絶景の尾根道を進み、13:07水晶小屋に着きました。水晶小屋は眼前に野口五郎岳の白い山肌を望む標高2,900mの絶景の山小屋です。ザックをデポして水晶岳をピストン。水晶岳は山頂付近がアスレチックな岩場で気が抜けません。14:07岩場をよじ登った狭い山頂に立ち北アルプス最奥部の山並み展望を堪能して水晶小屋に戻りました。この時点で時刻は既に15時。野口五郎小屋着は18時過ぎとなるのが必至のため携帯電話で到着遅れを連絡しました。後は裏銀座の稜線をひたすら野口五郎小屋に向かって歩き続け、18:40なんとか明るいうちに野口五郎小屋に着きました。今日は14時間を超える長旅となり中々大変でしたが、晴天に恵まれ素晴らしい展望の中にどっぷり浸かった至福の1日でした。
【4日目】最終日の4日目は未明から小雨を伴った暴風が吹き荒れる最悪の出だし。昨日は小屋への到着時刻が遅かったため野口五郎岳には寄らなかったので、6時頃山頂へ向かうべく外へ出ますが暴風で危険を感じ200mほどで一旦引き返し、2度目のトライで何とか登頂。そこまでして登った理由は、持参した青いリンゴの写真を山頂で撮るため!何ともアホなオヤジです。若い人には意味不明かもしれません。野口五郎といえば青いリンゴなのです。アホなミッションに協力してくださったNさんありがとう。お陰で冥途の土産になりました。ミッション達成して意気揚々と小屋に戻りますが、暴風は収まる気配がありません。それでも少し風が弱まったタイミングをみて、7:26意を決して烏帽子小屋に向けて出発しました。裏銀座の稜線上は暴風が続きますが斜面のトラバース区間はそれ程でもなく、着実に進んで8:55稜線からの下降点に到着。稜線を下りると風も収まり天気も回復、烏帽子岳やゴール地点の高瀬ダムが見えてきました。10:09烏帽子小屋に何とか無事到着し、コーヒーを淹れて安着祝いしました。後は日本三大急登のブナ立尾根の標高差1,350mを激下るだけ。足元に気をつけながら長い下りに耐え約3時間かけて取付まで下り、ゴールの高瀬ダムには14:29の下山となりました。丁度上がってきたタクシーに他のグループの2名様と4人で乗車し七倉まで移動。七倉山荘にチェックインしました。温泉にビールに夕食は焼肉ですぜ!ここは天国か?という見事なフィニッシュとなりました。
 pocosam史上最長の大縦走となった今回の山行は、ハードな行程もさることながら、雷雨や暴風雨にも見舞われて密度の濃い経験値を上げる山旅となりました。北アルプス最奥部の素晴らしい景観はもとより、ライチョウやブロッケン現象との遭遇、トランスジャパンチャレンジャーとの出会いなどなど、収穫を数え上げたらきりがありません。それもこれもお世話になった山小屋さんと、ご一緒してくれたNさんのお陰と感謝する次第です。あっ青いリンゴは七倉山荘のデザートで食べました。おしまい。



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コメント

体力度10の赤いバーが眩しい。本当に絶景ばかりですが、特に青いリンゴが輝いています。こーゆーの好きだなー、お疲れ様です。
2025/8/8 20:33
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
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体力レベル
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