大キレットと北穂高小屋


- GPS
- 56:58
- 距離
- 43.2km
- 登り
- 2,471m
- 下り
- 2,466m
コースタイム
- 山行
- 8:11
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 9:03
- 山行
- 6:28
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 7:40
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 8:09
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
南岳小屋からの下りと北穂高小屋直下、特に後者の岩場通過はザレガレなので慎重に。 ルートにはマークが沢山有るので見誤る事はないが、今回南岳下降点からスタートして二段目の梯子マークをロスして平坦場を直進してしまいその先の急斜面にマークなくおかしいなと引き返したら登りの方に分かる様にマークが有りました。 周囲に誰も居ない時は細心の注意で。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
足の短いオイラはチョットしたテクニックが必要でした。
一番下の杭に右足をかけて鎖掴んで左足を上げないと登れない。
最初に左足をかけてしまうと右足で蹴上がれない高さがあった。
感想
凡そ3年越しの大キレット縦走が実現できました。
山登り始めた5年前はキレットって何?から始まり自分には関係ない所だろうと思ってました。
しかし、山を登るにつれ一度は訪れてみたいと悲しいかな欲が出るものです。
当時はソロ山行が主でしたので安全確保などの術も知らずに歩き回っていましたが三大キレット等知るにつれ半端な気持ちで行く場所じゃないと分かり山の会の門を叩いたのです。
入会後月一の登山教室や県連主催の講習会にも参加させて頂き多少の知識を得る事が出来ました。
今年のお盆休みは山の天気はあまり良くなくて、盆明けから回復予想となったり、また急でしたが二小屋の予約が取れたので行くのは今だと腹を決め計画しました。
幸い先月会の仲間が同じコースを歩いていたので状況は参考になり有難かったです。
山行初日は上高地からフュッテ大槍まででした。
ランチタイムには間に合わなくつけ麺ロスが心残りでしたが到着後の一杯が体に染みわたり忘れました。
夕食の時間も翌日大キレットに向かう方々と話が盛り上がりワインも進みました。
本番二日目は朝食をお弁当にして日の出前に出発。
槍ヶ岳は先月登ったので少しでも体力温存作戦で通過して早めに南岳小屋に着きたいと考えていましたが素晴らしい景色が続きつい牛歩。
南岳小屋に着いた時刻には昨日フュッテ大槍でご一緒の方もいらして自分一人で大キレット突入は無いと気楽に思ってましたが、トイレ休憩、チェストハーネスの準備等いざ9:00には誰も居なくなりドキドキの出足でした。
案の定二か所の梯子間でルートロスしてしまいましたが運よく登って来た方がいて事なきを得ました。
やはり核心部はHピークからでしょう遠目で見てもA沢のコルまでと飛騨泣きは手に汗が滲む区間です。
飛騨泣きを過ぎても北穂高小屋までの脆いルートを集中して登らなければならないのである程度貸し切り状態だったのが幸いでした。
終始風も穏やかで好天にも恵まれ大キレットを渡れた事と一度泊まりたかった北穂高小屋Lifeを超満喫出来た事に家族や山の会と多くの知識を頂いた会の皆様に感謝申し上げます。
何故山に登るのかと問われますが そこに山があるから
生きるために山に登る
なぜ?
山は人が生きるために沢山の知識を与えてくれます。
衣 春夏秋冬何を纏うのか等
食 どんな物が食べれるのか、自分の体力の限界は等
住 テント等を張って凌ぐ方法等
動 坂道、登り道や岩場で転ばない、疲れない歩き方等
具 道具や器具等
などなど
そんなことを考えながら帰路に就きました。
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