【夜行日帰り】八ヶ岳全山縦走


- GPS
- 15:28
- 距離
- 38.9km
- 登り
- 3,909m
- 下り
- 3,758m
コースタイム
- 山行
- 13:22
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 15:12
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ゴール 蓼科山登山口バス停(プール平まで徒歩、その後バスにて茅野駅) |
コース状況/ 危険箇所等 |
権現岳〜横岳 ハシゴ、鎖場多数。滑落・落石注意。 硫黄岳〜夏沢峠 浮石による転倒・落石注意 東天狗岳〜中山峠 ゴーロ帯あり。足場に注意。 丸山〜麦草峠 足元悪い、転倒注意。 縞枯山〜雨池峠 急傾斜・浮石多め。転倒注意。 蓼科山〜蓼科山登山口 急斜面・ゴーロ帯・浮石多い箇所が続く。転倒・落石注意。 |
その他周辺情報 | 蓼科温泉浴場 営業時間 11:00 〜 21:00 大人600円、小人360円、2歳未満無料、シャンプー100円。 |
写真
感想
動画は改めてアップします。
金曜の仕事終わりで小淵沢へ。
暑くなる予報でしたが、天気は間違いない!
完全に寝不足な状態ながら、ここを逃したら次はないかも、と思い
逃2年ぶり3回目となる全山縦走を決行。
小淵沢駅からタクシーで観音平へ(4900円)
23時30分過ぎ、スタート。
編笠山まではゆっくり。
山頂で小休止とウィンドシェル、手袋、ネックゲイター装着。
その後、権現岳手前で猛烈な眠気。
ごまかしながら進むも、どうにも眠い。
ただ、稜線上は南からの強風でめちゃくちゃ冷える。
結局キレット小屋脇の風がない場所で雨具着て5分ほど寝た。
赤岳まではスリリングな岩場の通過が続くため、眠気も収まった。
ただ、急傾斜のガレ場の通過があり、歩くだけで落石が発生。
これほど前後に人がいないことがありがたいと思う場所も少ない。
高所恐怖症のため、むしろ暗い時間の通過がちょうどいい。
赤岳に到着する頃に東の空が明るくなってきた。
日の出まで50分近くあったので、日の出を待たずに横岳へ進む。
夜明けの静かな時間、絶景の稜線を独り占め。
赤岳を目指す方と交わす挨拶にも笑顔がこぼれる。
三叉峰手前で日の出を迎えた。
足を止め、御来光をじっくり浴びた。
すっかり明るくなった横岳で雨具とウィンドシェルを脱ぎ、硫黄岳へ。
横岳以降、穏やかなトレイルになり、また猛烈な眠気に襲われる。
硫黄岳の山頂脇で5分ほど寝る。
起きると、すっきり。
夏沢峠までのガレ場の通過は集中。ここも人の少ない時間でよかった。
夏沢峠からは北八ヶ岳の雰囲気。
歩きやすい林内も増えるものの、ゴーロ帯が時折表れ、
転倒など注意が必要になる。
中山、丸山を越えて、麦草ヒュッテで大休止。
ここまでで水2.5Lを消費したので
水1L100円、ペットボトル2本(200円/本)を補給。
公衆トイレ(100円)で用を足して、茶臼山へ。
麦草峠から蓼科山登山口のバスの時間まで7時間。
今回は北横岳から大岳・双子山に行く予定でしたが、
稜線は風も弱く、気温も高いため、無理しない行程に変更。
時間的にはかなり余裕ができるものの、あと4山残っているので、
適当なペースを心掛けて進む。
茶臼山の登りも中小場を過ぎると急登。
暑さで汗が滴る。
恥ずかしながら茶臼山の展望台は初めてだったけど、絶景ポイント。
山頂から数分なのでここは寄って正解。
南八ヶ岳から南・中央・北アルプス、北八ヶ岳の蓼科山までよく見えた。
次の縞枯山の展望台は南八ヶ岳がメインの展望。
ゴーロ帯になるため、足元注意。
縞枯山から雨池峠までの下りも急傾斜で浮石多めのため、転倒・落石注意。
雨池峠から、ロープウェイ方面に進み、坪庭経由で北横岳へ。
北横岳まではすれ違いも多く、通過に際し、必ずお声がけはしましたが、
多くの方にご迷惑をおかけいたしました。(ルート選定を間違えました)
北横岳ヒュッテでコーラ500ml500円。
北横岳(南峰・北峰)は多くの方で賑わっており、
ゆっくりできる雰囲気ではなかったので、先へ。
亀甲池まで標高差450mを一気に下る。
亀甲池は以前来た時に比べ、だいぶ干上がっているように感じた。
池の水もぬるかった。
ラストの蓼科山までは標高差580mほど。
まずは将軍平を目指し、標高差400mを気合入れて登る。
蓼科山荘でコーラをいただこうと思ったものの、
お客さんが多く、待っている間に落ち着いたので、山頂へ。
将軍平から山頂まで標高差180m。
最後のゴーロ帯の登りも汗を滴らせながら無理せず気持ちよく。
蓼科山山頂も賑わっており、山頂碑の撮影待ち。
山頂ヒュッテでコーラをいただき、一息ついて下山開始。
山頂からバス停まで距離2.8km、標高差810m。
急傾斜のガレ場、ザレ場が続き、落石や浮石による転倒などに注意が必要。
蓼科山登山口バス停に着いてから、
信玄棒道(しんげんぼうみち)を経由してプール平まで行く予定でしたが、
民有地のため、通行禁止との由。
車道を6.7km進み、今回の山旅を終えました。
(GPSログは蓼科山登山口まで)
1日を通して天候に恵まれ(恵まれすぎて暑すぎた…)
素晴らしい山岳景観を堪能できて何よりでした。
こういう日に登れると、また山に来たい、と思いますね。
また、眠気の対処についても、思い切って寝てみましたが
ほんの数分でもしっかり回復するのはよい発見でした。
まだまだですが、装備や補給についても
少しずつ自分の型ができてきているように感じます。
いろいろ試しながら、自分のスタイルを確立していきたいですね。
コメント
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夜行の登りは辛いけどご褒美の稜線歩きは素晴らしい景色でしたね。
憧れます。いつになるかはわかりませんが、体力と時間があればチャレンジしたいと思います。😊
ありがとうございます!
ご褒美、しっかり堪能いたしました😆
体力も時間も要しますが、チャレンジ含め楽しんでいただければと思います🙏
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