白根三山縦走、ご来光満喫だ!
- GPS
- 31:44
- 距離
- 26.8km
- 登り
- 2,930m
- 下り
- 3,617m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 5:48
天候 | 1日目:晴れ、2日目:稜線は晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
広河原行き始発(5:30)、チケット販売の係員が4時半頃にやってきて、チケットを買った順にザックをバス乗り場に置き、殆どの人は2台のバスに座れ、最後の数人だけ立ち乗りでした。思ったような大混雑はありません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆北岳のみ日帰り経験の初心者目線 1日目:広河原~右股~北岳~北岳山荘 出だしは混雑もありますが渋滞という程ではありません。狭い道を我先に無理やり抜いて行く人もいます。 右股〜稜線まで、厳しい登りが続きます。 2日目:北岳山荘〜間ノ岳〜農鳥岳〜下降点〜奈良田 白根三山の山と山の感覚は、思っていたより長いしアップダウンもあり、キツイデス。 西農鳥と農鳥も、同じ名前使うなよってくらい離れていると感じました。 下降点から暫くは急な下り、テント泊装備には厳しいですが、登ってくる猛者も何人か見かけました。とにかく長いです。黒戸尾根に匹敵する標高差です。 |
その他周辺情報 | 奈良田温泉(550円)、源泉かけ流し、ぬるぬるのお湯が最高でした。食事は15時オーダーストップだったのでギリギリ間に合いませんでした。 |
写真
装備
個人装備 |
水を1.5ℓ持参
北岳山荘と大門沢小屋で1.5ℓずつ補給。
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感想
北岳山荘テント泊の白根三山縦走計画。暑くて熱中症気味になりましたが、最高の天気に恵まれました。
山の日を絡めた夏休みの人も多く、大混雑を覚悟していましたが、バスも登山道もそれ程の混雑はありませんでした。
初日の北岳までは、稜線に出るまでは疲労と暑さとの戦いで、予想以上に苦戦しました。稜線に出ると涼風に吹かれあっという間に汗は引きましたが、2年前の日帰りと違い今回はテン泊装備、荷物の重さが堪えました。
初日に農鳥小屋まで行ければ明日は楽だな、と思いましたが、北岳に着いたところで体力は限界。素直に北岳山荘にテントを張りました。
御昼過ぎの到着でテント場はガラガラでしたが、夕方には満杯になり、斜めのところも稜線の上まで、ぎっしり埋まりました。山荘も一つの布団に2〜3人の宿泊だったようです。
二日目、夜明け前からゆっくりと出発。ご来光までの時間は本当に感動的でした。この瞬間、ここに居られることがどれだけ幸せかと考えると涙ものでした。
間ノ岳の手前の東側が開けた場所で朝日を迎え、ゆっくりと間ノ岳へ向かいます。
間ノ岳からの景色は想像以上でした。北岳は南アルプスの端っこなんだな、と思いました。ここまで来ないと分からない素晴らしい景色が、ありました。
農鳥岳も立派な山でした。農鳥親父とも会話することが出来、甲斐犬もいました。
奈良田までの下りは覚悟していましたが二度と下りたくないと思う程のキツイ道のりでした。大門沢小屋泊も予備として考えていましたが、何とかその日の内に下山することが出来ました。標高が低いところが雲の中で助かりました。これがずっと炎天下なら熱中症になっていました。塩分、ナトリウム、水を切らさず補給していましたが、体内温度が上がって行くのが分かりました。沢を渡るたびに水で顔を洗い、体温を下げながら歩きました。もしかしたら熱中症になっていたかも知れません。水分補給が苦手な自分にとって、夏の登山は難しいです。
過酷でしたが、日本一の稜線は本当に素晴らしかったです。先月はいろいろあって富士山に三回登りましたが、やっぱりこっちの方がいいなー。でも体力は数倍必要です。何とか歩ききる体力を持ち合わせたことに感謝です。
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