ムクノキ

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2014年05月24日 00:49折々の花 2014全体に公開

椋木（Aphananthe aspera）アサ科ムクノキ属

　見慣れぬ花で，取りあえず撮影。
　名を調べようとしたが，なかなか判明しない。
　再訪し，葉の確認などを行っていたら，いつの間にか白い花（写真中。ピンボケで面目ない。来年以降

となるが，差し替えたい意向

である。）は小さな実となっていた

。
　この実については
>実は核果で、11月に黒く熟す。球形で10mm以上あり大きいので、小
>鳥には無理か。ムクドリやハトなど少し大きな鳥の餌になる。黒く熟し
>てしわの寄った実は、干し柿のようで甘くて美味しい。
　と，期せずして秋の収穫の予感である。雌雄同株異花で，写真左は雄花である。

　ムクノキを調べていると，「椋むくの実みは生ならば生なれ、木は榎えの木」なる諺が見つかった。そして，その考察サイトもみつかった。
　http://www.ctb.ne.jp/~imeirou/soumoku/m/muku.html
　一読に値する。

　ムクノキについては，上記サイトに尽きる。
　よって名の由来も同サイトの転載とする。
>①　ムク毛の『ムク』
>②　物をはぎとる意の『ムク（剥）』
>③　清浄無垢の「ムク」
>の三つ意味を持っていたのであった。同時に、これはムクノキの葉の特
>徴でもあった。
>ムクノキの新葉には、細かい粗い毛が密生する。これをムク毛に見立て
>た。このムクが①の『ムク』である。
>また、ムクノキは、葉に珪酸を含みざらざらする。葉を乾燥したもの
>で、木や竹・骨・角の器物の表面を磨きはがす。この剥がす意のムク
>（剥く）が②の『ムク』である。
>さらに、物の表面を磨きはがし、内なる無垢な心を現すのが③の『ム
>ク』である。古来、日本人は心身のケガレを忌んだ。このケガレを擦り
>おとし、無垢な心を顕現するが本樹であると考えた。本樹は『無垢むく
>の木き』だったのである

2014-05-23 キリ

2014-05-27 ウバメガシ

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