シュロ

棕櫚（Tracbycarpus fortunei）ヤシ科シュロ属

　昨年，高木のシュロに花を見つけたが，高過ぎて写せなかった。そのシュロに，今年は花が咲かなかった。

　今年もシュロの花に対面すべく，時たま藪の中で見かけるものに花は無いかを探すこととした。探してみると，多くの個体を見ることが出来たが，なかなか花を付けているものは見つからなかったが，やっと，藪の外れに近づいたところで，しかも，道路からは見えない奥に，見つけることが出来た。
＞雌雄異株の常緑耐寒性高木。
＞シュロと呼ばれ、日本に産するヤシ科の植物の中ではもっとも耐寒性が
＞強いため、 東北地方ま（※「で」が抜けているのでは？）栽培されて
＞いる。花が密に咲き実も沢山なります。
　とあり，どうやら雌花。雄花もあるのかと思っていたところ，
＞葉は古くなると先端が折れて垂れ下がる。この点はよく似ているトウ
＞シュロとのよい区別点となる。シュロは、このトウシュロと対照させて
＞ワジュロと呼ばれることもある。
　と仲間がいた。葉先の折れからワジュロと推定である。

　名の由来は，
＞漢名の「棕櫚」を日本語読みした名であるというのが通説です。良く似
＞た仲間（同属）のトウジュロと区別するために、時に「ワジュロ」と呼
＞ばれます。