☆オレが成し遂げたぜ(^^) ヤマレコ初♪ 憧れをたった一日で歩いた☆槍・穂高連峰・ジャン・西穂日帰り大縦走27km!!! ★新穂高から過酷すぎる激闘14時間!!!
- GPS
- --:--
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 3,836m
- 下り
- 2,794m
コースタイム
04:04 槍平小屋
05:30 槍ヶ岳山荘
06:40 槍ヶ岳頂上
08:17 南岳小屋
08:43 キレット
09:54 北穂高岳
11:00 涸沢岳
11:35 奥穂高岳
12:30 ジャンダルム
13:21 天狗の頭
14:18 西穂高岳
16:25 新穂高ロープウェイ、下山
天候 | 一日を通してガス! 時々晴れ間もありました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
飛騨高山から新穂高温泉だと、距離約50kmで1時間30分ほど。 新穂高ロープウェイの手前に登山者無料駐車場あります(週末など最盛期時には満車になることがあります) また、新穂高ロープウェイ周辺にも有料駐車場あります。 下山時・新穂高ロープウェイ 片道・\1500円 HPはこちらhttp://www.okuhi.jp/Rop/FRTop.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆☆☆槍・穂高連峰は3000m級の岩稜が続き、岩登り・岩稜歩き・大パノラマを存分に味わえる、北アルプスの中で超人気のゴールデンダイナミックルート★★★ 普通、二泊三日で縦走する所を日帰りで駆け抜けたので、ほとんど参考になりません(汗) ☆新穂高ー飛騨沢コースー槍ヶ岳 一般ルートです。 夜間でも歩くのに問題ありませんが、道標や踏み跡を確認しながら進みましょう(谷の横断箇所は方向に注意) 危険箇所はありません。 この区間の山小屋は「穂高平小屋・槍平小屋・滝谷避難小屋(寝具食事無)」滝谷避難小屋以外は営業小屋です。 水場「槍平小屋・槍平から少し登った最終水場」 ☆槍ヶ岳ー大キレットー北穂ー奥穂 槍から奥穂までの区間は一般ルートで、危険箇所にはクサリ場やハシゴがあり、また濃霧時に迷わない為にスプレーで印がついてます。 でも、一歩間違えれば滑落事故につながるので慎重に行動しましょう。 また、悪天時の行動や午後の雷には注意されたい(雷情報が発令されれば山小屋に非難しましょう) この区間の山小屋は「槍ヶ岳山荘・南岳小屋・北穂高小屋・穂高岳山荘」みな営業小屋です。 水場「中岳直下で豊富な水場が確認できました・他は山小屋で」 ☆奥穂高岳ー西穂高岳 一般ルートではなく、上級者向きで危険箇所も多数あります。 ルートは明瞭ですが、岩稜のアップダウンが激しくかなり体力を消耗し、岩登りの技術も必要になりますね。 危険箇所には、クサリが取り付けてあります。 スプレーで印とかは無かったです。 悪天候時、エスケープルートとしては、天狗のコルから上高地側(岳沢ルート)へ下山することができます。 この区間を初めて歩く方は、難所続きで怖くて難儀すると思います。 奥穂ー西穂の区間は死亡事故多発地帯なので慎重に行動されたい。 できれば、経験者と同行して歩くことをオススメします。 ☆西穂高岳ー西穂山荘ー新穂高ロープウェイ 一般ルートです。 西穂から独標までは、岩場などの危険箇所があるので慎重に行動しましょう。 独標からは安心して歩けます。 新穂高ロープウェイの道も整備されて問題ありません。 この区間の山小屋「西穂山荘」営業小屋です。 水場「新穂高ロープウェイ・西穂山荘」 下山時のロープウェイ最終時刻に注意(時期によって異なる)サマーだと西穂高口発最終が17:15です。時刻表はこちら http://www.okuhi.jp/Rop/timetable/ ★注意 今回GPSの軌跡ログをオフにしていた為、新穂高より槍から南岳まで手動で書きました。南岳から西穂まではGPSの軌跡ログです。 ☆登山届けあり ☆コンビニ・スーパー 新穂高周辺にコンビニは無いが、栃尾に行けばAコープがあります(弁当・パンあり) ☆下山後のお風呂 新穂高ロープウェイに近い場所に日帰り温泉施設「ひがくの湯」あります。詳しくはこちらhttp://shinhotaka.com/higaku.html |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
あああ!!
前回の白山連峰日帰り縦走は足腰にきたなぁー!!!
結局、下山後の翌日から二日間を休養日にしてもうたぜ(^^)
休養日の時にいったん高山市へ移動し、市内はネットがつながるので一日レコ作り!
だが、最近はレコ作りで大変な気力を使い果たしてしまう。
下手すると、山登りより疲れとまうわ(笑)
いっそうのこと、簡素にまとめあげ情報量をCランクにしてまうか悩むわ(^^)
さて、休養してるとき、お次はどの山に突撃しようか考えた。
そういえば、まだ槍から奥穂の日帰り縦走は、まだ達成してないよな!
予定では、新穂高から槍まで4時間30・槍から北穂まで3時間・北穂から奥穂まで2時間・奥穂から西穂まで2時間30・西穂からロープウェイまで2時間・合計14時間に設定した。
よし! これに決めたぜ!!!
っということで、登山前日の夜に高山市から新穂高へ移動した。
移動途中、栃尾で無料の露天風呂に入浴して、さらに体が回復したぞぉ!!!
新穂高に着いて、目覚ましを翌日午前1:30に設定して、20:00に就寝しました。
8/19
ラーメンをささっと食べてから、01:40新穂高を出発しました。
白山登山の疲れが未だに残っており、いつもの快調なペースより脚が重すぎる。
やっぱ白山連峰の日帰りは厳しかったことに思い知らされた。
04:04 槍平小屋に到着した。
小屋の玄関は出発準備をしてる登山者や、テント場ではみんな起きて飯を食べる人やテントを撤収してる人たちで賑わっている。
水をがぶ飲みして先へ進む。
まだ暗い中、飛騨沢コースをランプを点けながら無心で歩く。
千丈乗越分岐ですっかり明るくなり、今朝槍ヶ岳山荘を出発した登山者が降りてきました。
流暢な日本語をしゃべる外人さんに、道を尋ねられ丁寧にお答えすると「ありがとう!」と言ってました。
なにか気分も良い感じだぜ!
ホンマ! いつもよりペースは落ちたが、地図のコースタイムより少しは早いのかな?
06:19 ようやく稜線の飛騨乗越に到着した。
ホンマ! ダルかったです。
いつもなら、ここまで4時間を簡単に切るが約1時間遅くなった。
最近、連続激登山で疲れと脚のダルさがずっと残ってるからな!!!!
さっきまでガスガスの中を登ってたけど、飛騨乗越の稜線は風で雲が飛ばされ晴れているし!
山荘からは槍の姿も見えていた。
ホンマ俺は晴れ男よのう(^^)
山荘は人人人で大盛況だ。
さあ! 槍の穂先へアタックじゃ。
登ってる人で混んでると思ったが、それほどでもなかったし、おそらく御来光時には混んでたかもしれない。
06:39 あっという間に槍ヶ岳に到着した。
山頂に居た人もせいぜい15人ほどで、みなさん登頂で感激にいっぱいのようだ。
山ガールズ四人娘がいてはり、写真を撮ってあげた(^^)ということで、そのかわりとして三脚でご一緒に撮ってしまったぜ(^0^)/
やっぱ山ガールが横におらんと、なにかつまんないからねー♪
最近は山ガールとツーショット写真が多いぜぇーい(^^)
天気が安定してるので、下山ではなく奥穂まで縦走開始じゃあー!!!!
でも、槍の下山ルートは渋滞にはまってもた(笑)
ようやく山荘に着いて縦走開始だ。
槍では晴れていたのに、この稜線は西側からの風とガスで何も見えない。
半袖だと寒く感じたが、長袖だとそれほど寒くもなかった。
中岳直下の水場で喉を潤し、ガスで何も見えない南岳小屋に到着した。
時間も順調だ。
ここから大キレットまで激下りし、長谷川ピークを越えてから再び北穂の激急登がある。
何年ぶりだろうか、久しぶりに歩いたキレットはそう怖くなく問題なかった。
おそらく北鎌で精神を鍛えられたからだろう(笑)
しかし、キレット越えも登山者とよくすれ違ったなぁ!!!
聞いてみると、皆さん北穂から南岳まで3時間ほどかかってるみたいだな。
見ると結構デカイザックだから!
流石に北穂高岳の登りは超激急登やった。
クサリ場やハシゴもあるし、ほとんど岩登り状態やった。
最期は見上げるとこに山荘がようやく見えた。
09:52 激急登に耐えて北穂高小屋に到着や!!!
槍を出発して、ここまで3時間で到着でき予想通りだ。
しかしよくぞ、こんな険しい場所に小屋を建てたもんだ!
建てた人と労力には敬服するばかりだぜ!!!
外のテラスはサイコーの大パノラマが見えるそうだが、生憎ガスで何も見えない。
だけど登山者で大盛況やった。
ここで食事をしてゆっくりしたいが、日帰りなので先へ進まねばならぬぅー♪
小屋の上が山頂で広くなっていた。
ガスで何も見えなかったので、証拠写真を撮ったあと先へ進む。
北穂から涸沢岳も難所続きだったね。
一般登山者もゆっくり慎重に歩いてる。
人が結構歩いてるので、くれぐれも落石には注意してほしい。
次第に雲が取れて晴れてきて奥穂も見えてきた。
ラッキーや!!!
涸沢岳を越えて穂高岳山荘に到着です。
テラスは登山者で賑わっているが、お盆休みは今日で終りなのにえらいゆっくりだな。休みを遅らせているのか?
さあ! 穂高連峰の最高峰へ突撃やあー♪
最盛期なのに空いてる登山道、最期の激急登に耐えて登りきり、ようやく晴れた山頂に到着できた。
11:42 大パノラマの奥穂高岳です。
ジャンはガスで見えなかったが、常念山脈がよく見えていた。
だが、終始槍ヶ岳は雲で見えなかったので残念です。
奥穂には昼前に着いたことになるし、予定通りだし順調だぜ!!!
ほどよく休憩し出発は12:00ジャストにした。
予定では、西穂まで2時間30分だ。
いざ!出発。
晴れていたら、スゲー迫力ある高度感バツグンの岩稜だが、ガスガスで迫力に欠けるぜ。
馬ノ背で高度感バツグンの写真を撮りたかったが残念だ。
だけど俺は、こんな危険箇所で三脚を使用し自分撮りしてまうんだぜ!!!
ワイルドだろぉ♪
お次の危険箇所はロバの耳だろうか!
一旦、落石危険地帯の激急坂を慎重に下ってると、前方に二名の女性登山者がロバの耳から最低鞍部へ下ってるのが見えた。
シーンと静まり返った場所で、「なんでここまでくだらすんやろ!」と関西弁のボヤキが炸裂!!!
岩にこだまして聞こえ、ホンマめっちゃ爆笑したわ! わははは♪
鞍部で関西弁爆笑トークに花が咲いたぜ(笑)
しかし、西穂から女性2名でよくぞここまで来れたもんだ(驚き)
これにもビックリしたわ!!!!
さて! お次はロバの耳の激急登と激怖カニの横ばいが控えてるぜ!!!!
考えてみたら、さっきの関西奥さんズ! 「よくもまあ!こんな場所を降りたな!」っと感心した。
しかし、西穂から縦走する登山者が奥さんズの後に来る。
行き違い落石に注意し、声を掛け合い合図して慎重に通過する。
こんな場所で知らない人に落石で危められたら、たまったもんじゃねぇーぜ!!!
ロバの耳の次はジャンダルム♪
岩稜を進み、西側から明瞭な巻き道を行くと簡単にピークに立つことができる。
ピークにはお一人の男性がいて、お話をすると岳沢から奥穂へ往復のようだ。
しかし往復はもったいないよな!
ジャンを後にしたら、次々と西穂から縦走して来る登山者やパーティさんに状況やピークの時間をお尋ねされた。
パーティのお一人に「今日はどちらから来られたんですか?」と尋ねられ、私は「槍から来ました」とお答え。
パーティさんは「槍ヶ岳山荘か南岳山荘でお泊りになってですね」と聞かれ、私は「いえいえすみません!本当は日帰りで新穂高を出て槍に登ったあと、ここまで縦走してきました」っとお答えしたら、「ヒエー!!!!凄いですね! 一日でここまで来られたんですか!」っとビックリ仰天してましたぁ(^0^)/
パーティさんと別れたあとに、さらにビックリしたことが!
西穂から来たソロ男性の方が、俺の容姿を見て「ヤマレコやってる方ですか?」とお尋ねされ、少し動揺したが、私は「はい!」とお答えすると、ソロ男性は「北鎌のレコもみました! ぜひ写真を撮らせてください!」っと聞かれ、俺もなんだか嬉しくなり「ではご一緒に撮影しましょうか!」と答えた。
少しの間でしたが、お話に花が咲き楽しい一時でしたぁ♪
しかし、すれ違いざまの一瞬で俺と解るとは、凄い人に出会ったもんだ♪
さあ! 時間が無いので行くぜ!!!!
天狗の頭・間ノ岳などアップダウンと激怖岩稜を歩き通し、ようやく最終地点のピークが見えたぜ♪
14:18 予定より少しだけ早く西穂高岳に到着しました。
もうこの時間は静寂に包まれ誰も居ない山頂をいただきましたぁ(^^)/
奥穂方面は雲に覆われて見えなかったが、上高地や新穂高などが眼下に見える。
今から向かう独標も手に取るように見えた。
ピークに大勢の登山者が休憩してるのも見えた。
ここから標高を下げるのが嬉しいよな♪
軽くハイキング気分で独標に着くと、ヘルの登山者や一般の方で賑わっていた。
しかし、最近ヘルメット野郎が増えたな♪
西穂山荘を経由して新穂高ロープウェイまでは、ホンマ!天国のルートだぜぇーい♪
でも、かなり足腰に疲れが溜まってたぜ!
乗場に着くとヘロヘロになってもた。
しかし、充実感と達成感で嬉しかったな♪
観光客が大半で混雑するロープウェイに乗車し、下界の乗り場に17:20分に到着した。
マイカーに戻り、スグさま無料で新穂高の湯へ直行し、登山の疲れを癒しましたぁ♪
激闘14時間・総距離27km・累積標高差2700m
大変過酷な山行になりましたが、天気にも恵まれ大成功と大満足の一日になりました。
楽しかった♪
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