槍、大キレット、奥穂と涸沢の紅葉

2014年09月28日(日) 〜 2014年09月30日(火)

• GPS: 24:38
• 距離: 47.4km
• 登り: 3,172m
• 下り: 3,176m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:50
• 休憩: 1:23
• 合計: 9:13

5:51 スタート地点
5:57 5:58 河童橋
6:03 6:04 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
6:32 6:32 明神 (明神館)
6:36 6:36 徳本口(徳本峠分岐)
7:10 7:10 徳沢ロッヂ
7:23 7:23 新村橋(パノラマ分岐)
7:59 8:20 横尾 (横尾山荘)
8:51 8:52 槍見河原
8:59 9:00 一ノ俣
9:06 9:06 二ノ俣
9:26 9:26 槍沢ロッヂ
9:44 9:44 赤沢岩小屋（ババ平）
10:20 10:20 槍沢大曲り
12:58 13:51 槍ヶ岳山荘
14:44 14:49 槍ヶ岳
15:04 槍ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 7:25
• 休憩: 1:58
• 合計: 9:23

5:21 槍ヶ岳山荘
5:39 5:39 飛騨乗越
5:53 5:54 大喰岳
6:22 6:22 中岳
7:08 7:09 南岳
7:13 7:15 南岳小屋
8:36 8:37 長谷川ピーク
9:42 9:44 北穂高小屋
9:49 10:19 北穂高岳(北峰)
11:50 11:59 涸沢岳
12:18 13:00 穂高岳山荘
13:35 14:05 穂高岳
14:44 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 5:16
• 休憩: 0:23
• 合計: 5:39

5:34 穂高岳山荘
6:50 6:57 涸沢小屋
7:00 7:01 涸沢ヒュッテ
7:56 7:57 本谷橋
8:40 8:42 横尾 (横尾山荘)
9:17 9:18 新村橋(パノラマ分岐)
9:29 9:29 徳澤園
10:08 10:09 徳本口(徳本峠分岐)
10:12 10:12 明神 (明神館)
10:55 11:05 河童橋
11:13 ゴール地点

天候

09/28
快晴。一日中槍にガスがかかることはなかった。
日中は気温が上がり夏の格好で問題ないぐらい。
夜も3000メートルを超えているにしては寒さはそれほどでもない。

09/29
この日も早朝より終始快晴。昨日と同様気温は高め。
午後の奥穂山頂もガスることは無かった。

09/30
基本的には晴れ、少々雲多し。

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

あかんだな有料駐車場利用。
一日500円。この朝は4時前にゲートオープンしました。
上高地へは5時20分の始発バス利用。

コース状況／危険箇所等

★上高地バスターミナル→横尾山荘
始発バスで上高地入り。
横尾まで11kmほどですがアップダウンはほとんど無し。

★横尾山荘→槍ヶ岳
高低差1500メートル強をテントを背負ってキツイ登り。
後半ほど急坂でキツくバテ気味。
幸い結構上部に水場があるので荷は軽くできる。

★槍ヶ岳→奥穂高岳
今回の山行のメイン。
特に危険なのは大キレットと北穂-涸沢の間。
有名どころだし詳細は割愛。

★奥穂高岳→横尾山荘
序盤は急坂。後半は緩やか。
涸沢の紅葉目当てなのか、平日だというのに賑やか。

写真

9/28 5:46

始発バスで、上高地入り。
初日の目標は槍ヶ岳山荘。
まずは横尾山荘を目指して出発。

9/28 5:58

河童橋。

9/28 6:32

明神館。通過。

9/28 7:01

9/28 7:06

9/28 7:06

9/28 7:09

9/28 7:10

徳沢ロッジ。
ここもノンストップで通過。

9/28 7:43

9/28 7:55

猿の群れと遭遇。

9/28 7:59

二時間強で横尾に到着。

9/28 8:22

ココは賑わってます。
ここでこれからの登りに備えて休憩。

9/28 9:08

木漏れ日の中槍沢方面を進む。

9/28 9:16

9/28 9:28

槍沢ロッジ到着。

9/28 9:28

ロッジから木々の間に槍の穂先が見える。

9/28 9:32

槍沢ロッジの休憩は無し。
チョコレートを齧りながら前進。
高度を上げるにつれ紅葉もいい感じに。

9/28 9:33

カブト岩。

9/28 9:47

9/28 9:52

ババ平の槍沢キャンプ地。
ここで水分を補給。

9/28 10:03

見事な紅葉の中、槍沢を登っていく。

9/28 10:12

9/28 10:26

9/28 10:37

一箇所雪渓を登る場所有り。

9/28 11:02

9/28 11:57

ここに来てようやく槍の穂先が見える。

9/28 11:59

9/28 12:06

9/28 12:10

9/28 12:16

振り返れば常念岳が。

9/28 12:33

殺生ヒュッテへの分岐。

9/28 12:38

稜線の槍ヶ岳山荘まであと一息。

9/28 12:52

9/28 13:02

槍ヶ岳山荘。
まずはテントを幕営する。
ちなみに明日は月曜日、かつ昼過ぎの時間のこの時は
殆どが空きスペースでした。

9/28 13:42

テントを設営し手ぶらで槍ヶ岳山頂へ。
今回ヘルメットを買ったので着用してみた。

9/28 14:00

空いているように見えたけども
ツアーか何かの団体が登っており
ハーネスつけて安全確保しているので時間がかかる。。。

9/28 14:03

槍の穂先に登る途中より薬師岳方面。

9/28 14:28

そして渋滞を待つことしばし、
一年ぶりの槍ヶ岳山頂。
狭い山頂に結構な人数。

9/28 14:27

山頂三角点。

9/28 14:16

穂高連峰方面。

9/28 14:31

薬師、鷲羽、水晶、立山等等。

9/28 14:44

こっちはツバクロ？、大天井？
登ったことないので良くわからない。

9/28 14:30

9/28 15:07

一通り山頂を堪能したらさっさと下山。
テントへ。

9/28 17:36

夕日。
この時間、笠ヶ岳のある飛騨側は一面の雲海。

9/29 5:19

二日目。
さっさとテントを片付けて日の出前に出発します。
写真は夜明け前の槍ヶ岳のシルエット。

9/29 5:22

こちらは富士山と南アルプス方面。

9/29 5:37

テントサイトから下って飛騨乗越。

9/29 5:39

ここで日の出。
常念の左側から出てきた。

9/29 5:45

こちらは御来光に山頂だけが照らされた笠ヶ岳。

9/29 5:53

日の出は程ほどに、少し南下して大喰岳。

9/29 6:15

さらに多少のアップダウンある稜線を進む。

9/29 6:16

中岳。

9/29 6:22

こちらは中岳から見る御嶽山。
噴煙が見える。

9/29 6:51

こちらは全体が日に当たるようになった笠ヶ岳。

9/29 6:52

南岳までほんの少し岩場がある。

9/29 6:56

中央右のピークが南岳。

9/29 7:08

南岳山頂の標識。
かすれて読めない。

9/29 7:08

もうひとつ山頂標識。

9/29 7:08

南岳小屋と背景に北穂、大キレット。

9/29 7:23

南岳小屋にて燃料補給。
大キレットを前に
ヘルメットを被ってストックをしまう。

9/29 7:26

序盤は大したことのない下り。

9/29 7:28

9/29 7:33

9/29 7:39

鎖場。

9/29 7:47

梯子を下る。

9/29 7:53

9/29 8:07

振り返って南岳。

9/29 8:07

常念岳方面。谷は一面の紅葉。

9/29 8:14

やや飛騨側に巻いてから長谷川ピークを登る。

9/29 8:28

長谷川ピークまであと少し。
天辺は狭い。

9/29 8:33

長谷川ピークから下って馬の背。
ここで先行PTに追いつき譲ってもらう。

9/29 8:51

次は岩場の急登。飛騨泣き。
遠くから見るとどう登っていいのか判らないけれども
○×の印が豊富にあるのでわかりやすい。

9/29 9:01

9/29 9:01

飛騨泣きから見る長谷川ピークと馬の背を進むPT。

9/29 9:02

眼下には紅葉したカール。

9/29 9:08

延々と岩場を登っていく。
写真は逆光で失礼。
この先が少々いやらしい。

9/29 9:14

こんなとこを進む。

9/29 9:15

9/29 9:27

9/29 9:35

北穂小屋までひたすら岩場の急坂。

9/29 9:50

北穂小屋到着。

9/29 9:50

北穂小屋より大キレットと槍ヶ岳。

9/29 10:21

小屋の少し南側に北穂高山頂。

9/29 10:22

ここから先もなかなか荒々しい。

9/29 10:28

9/29 10:52

涸沢カールを見下ろせる。

9/29 11:03

9/29 11:26

鞍部から涸沢までの登りはこんな感じ。
大キレットに負けず劣らずデンジャー。

9/29 11:34

北穂までの登りは梯子に長い鎖。。。
ちょっといい加減岩場に飽きがくる。

9/29 11:44

9/29 11:59

登りきると傾斜がゆるんで直に涸沢岳。

9/29 12:06

そんな感じで涸沢岳山頂に到着。

9/29 12:04

槍ヶ岳から続く走破してきた稜線。

9/29 12:12

南側には奥穂高岳と奥穂高山荘。

9/29 12:18

涸沢ヒュッテのあたりはいい感じの紅葉みたい。

9/29 12:19

二日目目標地点、奥穂高山荘到着。
本日もテントを先に設営し、後でピークに登ります。

9/29 13:00

とりあえずテントを設営して荷を軽く。

9/29 13:10

奥穂高岳へと登ってく。
小屋からの取り付きはいきなりの岩場ですが
直に緩やかに。

9/29 13:31

奥穂高の山頂付近よりジャンダルム。

9/29 13:34

奥穂高岳山頂に到着。
山頂には騒々しい外国人の団体。

9/29 13:38

山頂には祠が鎮座。

9/29 13:38

奥穂高山頂より槍ヶ岳方面。

9/29 14:00

前穂高方面。

9/29 14:01

焼岳、乗鞍岳、御嶽山。

9/29 14:05

奥穂高から見る槍ヶ岳。

9/29 14:24

景色を堪能して下り。

9/29 14:32

9/29 14:48

奥穂高山荘に帰還。

9/29 17:37

二日目の夕日。
奥穂山荘のヘリポートより。
右側のピークは笠ヶ岳。

9/29 23:43

深夜、テントより星空。
松本市街が少々明るい。

9/30 5:12

涸沢ヒュッテの明かりが見える。

9/30 5:15

三日目明朝。

9/30 5:40

三日目明朝。
太陽が出てきた。

9/30 5:48

三日目は 涸沢へ向けてザイデングラートを下る。

9/30 6:14

下るにつれ朝日に照らされた紅葉がいい感じに。

9/30 6:32

9/30 6:35

9/30 6:36

カールの底へ。

9/30 6:36

9/30 6:37

9/30 6:39

9/30 6:52

涸沢小屋到着。カールを見上げる。

9/30 6:53

あちらは涸沢ヒュッテ。

9/30 7:01

涸沢小屋を見上げる1。

9/30 7:01

テントもカラフル。

9/30 7:06

涸沢小屋を見上げる2。

9/30 7:06

9/30 7:06

テントサイトから涸沢カールを見上げる。

9/30 7:07

9/30 7:08

名残惜しいが涸沢カールを後に。

9/30 7:12

下ってきます。

9/30 7:16

振り向いて一枚。

9/30 7:24

9/30 7:57

本谷橋かな。

9/30 8:05

9/30 8:12

屏風岩。

9/30 8:36

9/30 8:39

そしてようやく横尾大橋。

9/30 8:42

横尾山荘前まで戻ってきた。
これから登ろうとする人でいっぱい。

9/30 9:28

9/30 9:29

徳澤園。

9/30 9:45

9/30 10:13

明神館。

9/30 10:25

9/30 10:55

河童橋まで戻ってきました。

9/30 11:08

これにて終。

9/29 14:05

撮影機器：

EOS 60D CANON

感想

Drake_eq

★コースとタイム
　・上高地バスターミナル→横尾山荘
　　CT: 03h10m　→　02h08m

　・横尾山荘→槍ヶ岳山荘
　　CT: 07h10m　→　04h35m

　・槍ヶ岳山荘→槍ヶ岳山頂(往復)
　　CT: 01h00m　→　01h13m

　・槍ヶ岳山荘→奥穂高山荘
　　CT: 09h00m　→　06h57m

　・奥穂高山荘→奥穂高山頂 (往復)
　　CT: 01h20m　→　01h44m

　・奥穂高山荘→横尾山荘
　　CT: 04h10m　→　03h06m

　・横尾山荘→上高地バスターミナル
　　CT: 03h10m　→　02h31m

★感想
去年行こうとして予定が合わなかった槍・穂高の縦走です。
今回は割りと時間が有るし
土曜から上高地入りすると人ごみに苦労しそうなので
土曜日は雨飾と美ヶ原に足を運んで日曜に上高地IN。
おかげで大渋滞やテント場の確保に苦労ということはありませんでした。

涸沢の紅葉にはちょっと早いかなということで
当初の予定では三日目は前穂から下山する予定でしたが
槍沢の紅葉具合を見て涸沢方面での下山に変更しました。
今年は例年より一週間ほど早いそうです。

今回の天気は終始好転で気温もさほど下がらず。
二日続けて標高3000メートルの稜線での幕営ですが
予想より過ごしやすく天気・景色共に良好。
さらに大キレットの岩場と涸沢の紅葉が両方楽しめてかなり充足しました。

★GPSの結果
　GPSログ欠損有り。初日の槍沢付近と三日目の涸沢カールからの下り。
　総歩行距離：　　47.4km
　累積標高上昇：　3,240m
　合計時間：　　　53h22m