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講師の後藤先生は3月まで長野学習センターの客員教授を務めていた民法が専門の先生です。「信玄公旗掛松事件」となにか全く知りませんでしたが、中央線が開通しそこを走った蒸気機関車の排煙で枯れてしまった、その地域では有名な松の木「信玄公旗掛松」の損害賠償の裁判事案で、法学部の民法の講義で「権利の濫用は、これを許さない」に関連して引用される事件とのことです。
それで講演の内容は法律の話になるのかなと思いきや、「信玄公旗掛松事件」の背景となった中央線建設とそれに関連する諏訪郡の製糸業の話、そしてそれに関連して、中央線が全通していなかった時期に石炭、西条炭を諏訪郡に運ぶために作られたケーブルの話がメインで、諏訪郡の製糸業の歴史にまつわる話でした。
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