筒井康隆 七瀬シリーズ読了

図書館から借りていた筒井康隆の七瀬シリーズ３作品「家族八景」「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」を読み終えました。「家族八景」が116ページ、「七瀬ふたたび」が141ページ、「エディプスの恋人」が124ページで合計381ページの厚い文庫本1冊分位の量です。

「家族八景」はテレパスの七瀬が八つの家で住み込みお手伝いとしてそれぞれの家族の物語を見ていく小説で「家政婦は見た」のエスパー版です。筒井康隆の方が古いので「家族八景」の方がオリジナルです。

「七瀬ふたたび」ではテレパス以外の超能力者が登場します。それで最後は七瀬も含め全員が殺されてしまう終わり方ですが、続く「エディプスの恋人」では何事もなかったように2年ほど年をとった七瀬が登場します。そして神のようなスーパーエスパーも出てきます。最後には死んだはずの4人の仲間のエスパーが生き返っている設定です。

たいへん面白かったです。借りてきた全集には他の短編も含まれていますが、そろそろ試験勉強もしなければいけないので、他は読まずに明日にでも図書館に返却してきます。

コメント

naoe

懐かしいですね〜。
だいぶ昔に夢中で読んでいました。NHKのドラマにもなっていたしね。
あの頃はSF小説、面白かった💛

bmwr1200rs

七瀬ふたたびはドラマにもなりましたね。
ラストがいかにも筒井康隆でした。

Ｔたいむ

wakaさん
こんばんは〜 (^^)

N○Kの テレビドラマ で
土砂崩れに遭う前に
電車から降りた 駅 が、
私の実家のトコの駅が使われていて

第一話 のみ、ビデオに録画してありますけれど

多岐川裕美さんは
お美しかった ですね〜