とっても気になる血液の科学

今年の1月に発刊された「とっても気になる血液の科学」を読みました。血液について広く深く書かれています。江部先生の本で赤血球にはミトコンドリアがないと書いてありましたが、核自体がないのですね。骨髄で生まれて120日で死んでいく細胞で分裂や増殖をしません。この性質を使って糖尿病指数のHbA1cの値が検査出来るわけです。核がないので遺伝子もないと言うことです。

この他菜食主義はB12の不足につながり、巨赤芽球性貧血を起こすとか、ドロドロ血液とはコレステロールや中性脂肪が多い状態ではなく赤血球が増えすぎる多血症であるとか、血液型性格占いは科学的根拠はないとか、色々書かれていて面白かったです。少し高いですが、興味のある方はご一読を。

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