吉沢一郎は若い方は殆ど知らないと思いますが、昭和6年長野市生まれ。昭和21年から39年まで長野県警勤務。その間、長野県山岳パトロール隊を創設し遭難救助にあたり、昭和39年ヒマラヤギャチュンカン登山隊副隊長でグループ・ド・モレーヌ会員です。
この本は昭和44年に信毎に1年間連載されたものを加筆訂正して出版されたものです。携帯電話もGPSもない時代の本ですので内容はだいぶ古いですが、基本は変わっていないと思います。
今は「ハーネス」と言われてるものは「安全ベルト」になってます。そして「水は飲むな」から「好きなだけ飲んでいい」変わってきたという記述もあります。いまはハイドレーションが当たり前の時代になってますが。
スノーシューのなかった時代なので「わかんじき」の説明しかありませんが、この項目では「登山用のわかんじきがない」と書かれています。スノーシューは「西洋かんじき」とかスノーラケットと呼ばれていて使う人はいない時代でした。
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