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写真1; 神坐す山の物語(かみいます〜)表紙 2014年10月発行
( 表装の水彩画: 巻末に表記がなかったので、帯の下に隠れていた「GoRo」サインで調べましたが、後に、巻頭 目次の次の見開きに 「 装幀:片岡忠彦 装画:佐々木悟郎 」と明記されてたのを見つけました。)
・ 第1話「神上りましし伯父」より、武蔵の霊山、御嶽山(みたけさん)の説明部分を抜粋。
『 〜 そもそも木曽の御嶽とは縁もゆかりもない。 細長い東京都の西の端の、奥多摩の山中に太古から鎮座する神社があり、母の実家は代々その山上で、神官を務めるかたわら宿坊を営んでいた。 ここが東京都内だと言われても、俄かには信じられぬほどの仙境である。 〜 』
写真2: 国土地理院のオンライン3Dマップより ( 地形図+色別標高+ )
( 佐々木悟郎さんのカバーの水彩画と同じ向きと思われる北東から眺めた御嶽山。カバーに描かれた、「御嶽登山鉄道」が見て取れる。)
<追記>
・ 山の話ばかりで、肝心な短編の感想をかいていませんでしたが、お話はどれもファンタスティックでおもしろかった、私は特に、
第2話: 「兵隊宿」
第4話: 「聖」
第6話: 「宵宮の客」
第7話: 「天井裏の春子」
がお気に入りです。
(、20年も前の「鉄道員」(ぽっぽや)を読んだときの感動が蘇ってきました。)
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