( Wikiや本で見た話しの、受け売りlinkばっかりですみません。)
Wiki: 姶良Tn火山灰
" https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A7%B6%E8%89%AFTn%E7%81%AB%E5%B1%B1%E7%81%B0 "
写真1: 姶良カルデラ噴火の影響( Wikiより 姶良Tn火山灰 )
Wiki: 姶良カルデラ(あいらカルデラ)
" https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A7%B6%E8%89%AF%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%A9 "
・ 地質層の用語で「姶良Tn層」が登場。
( 「姶良」は鹿児島の姶良カルデラですが、「Tn」のほうは関東の丹沢のようです。)
・ 学校で習った「関東ローム層」しかしりませんでしたが、その各年代に分かれていて、富士山や、箱根、伊豆、などそれぞれの時代に分かれてあるようです。
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「日本の地質」より引用
写真2: 説明の一部。 ( 参考図書「日本の地質」より)
写真3: 姶良カルデラ噴火分布図 ( 参考図書「日本の地質」より)
『 〜 丹沢の立川ローム層に、当初「丹沢Tnp層」と呼ばれていた白い火山灰の地層について、町田洋・新井房夫、両氏が、遠隔地の火山と予想、名称の異なる全国の白い火山灰層のうち、特徴が同じものを、姶良カルデラ噴火と火砕流の火山灰起因であることを、つきとめた(1976)。〜 』
( 「テフラ層」や「テフロクロノジー」などの用語も初めてでした。一つのわからない調べていると、わからない言葉がたくさんでてきて、結構〜沼にはまりつつある感じがします。)
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参考:「日本の地質」岩波地球科学選書(1992年発行)
第7章「新生代の火山活動と火山噴出物」より。
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<追記>
・ 今の私たちが、ネットで5分もあればたどり着ける、図や歴史のことがら(図1)も、情報の少ない半世紀前にあって、仮説を調べ進めていく長い月日をかけた地道な研究と努力の結果を、次の世代に渡していくことは、どれほどに大変なことだったかと、想像しています。
前の日記: 各務原台地の土は…、御嶽と鹿児島姶良火山の噴火で作られた酸性土壌。
" https://www.yamareco.com/modules/diary/173565-detail-225840 "
makobeさん、こんにちは。
日本列島上空は偏西風が吹いているので、九州など西日本で大きな火山噴火があると、偏西風にのって火山灰が関東あたりまで届くことがあります。その薄い火山灰層を「広域テフラ」と言います。
その火山灰のもととなった火山噴火の時代は、最近、だいぶわかるようになったので、(例えば姶良カルデラの噴火=約2.5万年前)、最近数十万年間の地層で、その間にある特定のテフラ層があると、(それを鍵層といいます)、その上下の地層の堆積年代が解る理屈になります。
地質学だけではなく、地形学、古気候学、考古学の分野では、広域テフラ層を元にして、時代の決定に役立てられています。
(ご参考;日本の代表的な広域テフラ;ウイキペディアより)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%95%E3%83%A9#%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E7%9A%84%E3%81%AA%E5%BA%83%E5%9F%9F%E3%83%86%E3%83%95%E3%83%A9
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