新説日本列島：　⑫追加、プレート上層と下層で、速度と向きが違う痕跡。

2022年08月05日 07:59【新：海洋プレート流動説】全体に公開

・　プレート表層上部とプレート下部が、速度も方向も異なって動いているイメージが難しい。

　（　理屈でそう考えようとしても、実感できない動きがあります。）

・　イメージできない複雑さなのに、海底地形図には、その痕跡（と思われる）地形が残っています。

　（　これが「そう思ってみるから」なのか、補助線のない原図だけを見て、判断して下さい。　）

図１：　補助線のない原図の海底地形図（Ｈ・Ｃ・ベラン）

図２：　プレート表層上部が「真横」に移動していて、プレート下部より早い（としか思えない）痕跡。

　（　原図を拡大、切り取り、補助線を追加加工したもの。）

「緑」：　プレートの下部に根をはったようにＬ字に動く海山列の移動方向と違って、真横（供給海嶺からまっすぐ西向き）に連なる小海山の列。
　　（　同じホットスポットの痕跡でも、プレート表層上部のみにしかつながっていなかったと想像します。　）

「赤」：　真横（供給海嶺からまっすぐ西向き）に流れて（移動）きた、プレート表層上部の「しわ」が、ハワイ海山列と交差した影響で、斜めに変形している…　と思われるところ。

「黄」：　上と下を比べてみてください、
　　　　上は、さまたげる海山列がなく、横向きに流れる「しわ」が、そのまま左へ通過。
　　　　比べて、海山列のある部分は左側にしわはみられません。

「橙」：　少し小さいが、プレート北上時代の北向け横しわかも？

・　色メガネで見ると（私にだけかもしれませんが？）こんなにも、地形の過去の履歴が残されているのかと、
　感心すると同時に、原図の他の場所の地形にも、どんな歴史が隠されているのか、
　下半分の南半球もじっくり時間をかけて、調べてみたいと思います。

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参考ＵＲＬ：

独立行政法人海洋研究開発機構
「　プレートはなぜ動くのか？　～プレート運動の原動力に関する新しい発見～」
" https://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20140331/ "

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ＢＧＭ：　string
" https://www.youtube.com/watch?v=--sa1eZ4UWQ "

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追記：

・　今現在起こっている、ハワイの海山の活動の横を…、
　数千万年前に太平洋の東の端の海嶺で作られた海洋プレートが長い年月かかって、たどり着き、その横を追い越して通り過ぎていく…　こんなとんでもない時間の関係って、　自然と地球のスケールの大きさは、すごい！ですね。

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2022-08-06 新説日本列島：　プレート流量変

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