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( 特に、興味深い表記部分を、分布図と合わせて、ピックアップさせていただきます。)
図1: 花崗岩の分布と年代の図
図2: 東北日本の「2つの花崗岩区」と、西南日本との違い。
図3: 注目ポイント「240〜250Maの年代を持つ花崗岩体について…」 の水色部分。
『 舞鶴花崗岩東岩体と同じ「240−250Maの年代をもつ点在花崗岩体」は、関東山地の金勝山岩体等、他にも何ヵ所か知られている。
この年代は、「大陸において、北中国ブロックと南中国ブロックが衝突した時期」であり、「中国大陸や、韓半島で」この年代の岩石が重要な意味を持っていると考えられている。
「日本列島の地史」においても「何らかの意味がある」と考えている研究者は多い。 〜 』
3図とも: 日本の花崗岩:2017年における総括 中島隆 地学雑誌 124、No8,p.603−625より転載です。
" https://www.jstage.jst.go.jp/article/geosoc/124/8/124_2018.0024/_pdf "
・ 「240−250Maの年代が、日本列島の地史において、大きな意味がある。」…、 それだけでない「世界のプレート科学」「地球科学」にとって、大きな意味がある… と、考えています。
( いつもヒントをいただける fujikita さんに 感謝です… ありがとうございます。)
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同日追記:
・ 最新の研究資料を目にしても「20Ma以前はなかった」説に対して、 実際の岩石測定年代とのずれは大きな隔たりを感じます。
地質年代を扱う多くの研究者の方は(ソフトな表現ではあるが)隔たりをがあることをわかっている、と感じます。
( 立場上、まっこうから否定できないのでしょうか? )
・ 私は最近、何をみても、そう見えてしまうのは… 哲学者ベーコンさんのいっていた、 同じ物をみても「自分に都合がいい所しかみない…」せいかしら。
( 高橋雅紀さんが言っておられた「色めがね」で見ているのなら、私は少し「要注意状態」でしょうか? )
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