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つながっているように見えて、過去の割れ目があったり
いろいろ共通した手掛りが残されている。
今回の図はどれも、地質図NaviでGoogleの海底地形図を表示したもの。
( あなたは、どんな補助線を引いて、そこからどんな過去の動きを見つけられるでしょうか。)
<共通の特徴>
・ 海台が「龍がのたくっているようなZ字形」になっている。
( シャッキー海台とヘス海台のつながりと、
その南にある、太平洋中央海台…、の形。)
・ 海山列の先端が、お米の穂のように広がっていること。
・ これらの成因は、海底地形の2つの大きな流動で考えると、答えが見つかりそうです。
<5億年の太平洋の歴史>
・ 2つの大きな流動(250Ma〜65Maの北西向きと、65Ma〜現在までの西向き)に、
さらに最下層に不動層が存在することで、
太平洋の地史を5億年前まで遡ることができるようになった。
< 5億年の太平洋流動ストーリー(現時点では仮説) >
・ 5億年前の、動かない広大な「古太平洋海底地殻」
・ 5億〜4億年前までに、2点のホットスポットによる、
巨大海底火山島の形成。(古ハワイ火山島、古ポリネシア火山島)
・ 2.5億年前、南端の中央海嶺ホットスポット活動開始。
南東からの流動する海洋地殻(250Ma〜65Maの北西向き)が発生。
( 2億年前、遅れて到達した流動地殻により、2つの古火山島が、北西向きに移動を開始。)
・ 以降、それぞれのホットスポットから順次、海山列を形成していく。
( 海山列先端の火山島が、北西に伸びて、ユーラシア東端に到達、カムチャッカ、千島列島、北海道東部、古黒瀬川帯、の原型を形成。)
・ 65Maに、東端のホットスポットが、東の海嶺から活動開始。
遅れて(40Ma)に、ハワイとポリネシア、それぞれのホットスポットの海山列の軌跡を変形させた。
それ以降の「海山」は西移動「火道痕」は北西移動の横ずれしながらの、上層と下層の別向き移動による、海山列形成を行っていく。
・ いかがでしょうか…
… このこれまでだれも考えなかった真実の地史を、
全部図にして、多くの方にお伝えしなければなりません。
この秋は当分眠れない夜が続きそうです。
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