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みなさんはどんなイメージをお持ちですか?
図1: プレート論の太平洋移動方向
( おおよそはハワイ海山列の向きから、現在は西北西と言われていますが、
概念図は「真西」に見えるものから「北西」まで様々に描かれています。)
・ 私の考えている地殻流動説では、
現在の太平洋の移動方向は、上記と全く異なって、上下の層と年代と場所によって違っています。
最下層は不動層 (500Ma〜250Ma)
中間層はほぼ北西 (250Ma〜65Ma)
上層はほぼ西 (65Ma〜現在)
図2: 私の太平洋地殻の移動方向
紫の矢印は中間層の向きで北西
青の矢印は上層の向きで西(または南西)
ハワイの北西の、白い破線のついた赤矢印は、
天皇海山列の火道痕跡です。
・ 日本海溝へは、ほとんど南西に動いていると考えています。
( この南西の地殻の流れが日本海溝に届いたのが25Maです、
この影響で東にあった東北日本が、時計回りに10Myかかって回転、
現在の西南日本と接合したと考えます。)
( そして、その接合の地殻変動がグリンタフであり、接合部がフォッサマグナです。)
・ 現在の常識とは視点の異なる図2は、
古地磁気異常の年代図と海底地形図をベースに、流動方向を想定しています。
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2024.03.17、追記:
・ この複雑な矢印には「それぞれの活動開始時期の違い」があって、
とても複雑ですが「時系列」を明確にすることと、
古い地層の上に新しい地層が重なっていくことが、
現在の海底地形を形作ってきたことを考えつづけていくことで、
全ての海洋と大陸の歴史をたどることができると信じています。
図3: 現在の日本の海底時計の立体図
・ この日本海溝の東側の太平洋の海底地形の概念図から、
太平洋の海洋地殻がどこからどっちの向きに移動しているのかを想像してみると、全体としての中間層は北西に、そして最上層は南西に向けて流れていることと、海底地形が矛盾していないことを確信している。
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