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もう一つ東の「海山と火道痕跡」写真にも同様にやってみた…
はじめうまく重ならなくて前回より苦労した。
・ どうしても一発で重ならないので、思考錯誤の結果、
2つに分割、位置の微調整に加えて長さの調整も行った。
図1: 全体像と今回の動画の範囲 Google海底地図より
図2: 今回の動画(クリックで動きます)
・ 海山と火道が、別方向に移動した証拠なのだが、
重ね合わせ合成に苦労した理由は、
海山列自体の動きが一定の動き(線形)でなく、
時代によって加速と減速を繰り返してビミョウにカーブしていること。
図3: ハワイ海山列の方向と変動速度の変化の概念図
・ 40Ma以降の図3のラインがそれを表していて、
直接的には西向けの地殻の流量が一定でなく数回の変動があること。
( これにより、単純な重ね合わせに加えて、位置補正や進行方向の長さの補正も必要でした。)
・ これを「無理やりに合わせた…」ととるか、
「40Ma以降でも、ビミョウな流量変化があった」ととらえるか、
これも実際の海底地形が、その時代の変化を記録していることの
証明でもある。
・ そして今回は、前回の写真にはなかった、新しい発見があった。
それは、画面の上方の左側に「縦の皺」が見えている、
これは海底地形の表層の地形を表していて、
この縦の皺と直角の方向に、地殻の表層が進んでいることを示している。
( この「縦の皺」とそれが示す「進行方向」の関係は、
地磁気異常の年代図が示す「縦の皺」とそれが示す「進行方向」とも一致している。)
※ この「縦の皺」は、ハワイ海山列の周辺の地殻の上層が、
西向き(もしくは「西南西」に)向かって移動していることの証拠です。
( 「太平洋プレートが一枚板で現在は西北西に移動している」とゆう、
誤った固定観念が、現実の太平洋の海底地形から見えるはずの
「過去と現在のほんとうの姿」を、見えないものにしている。)
・ すべてのこれまでなんとなくぼんやりと頭に描いていたものが、
画像の加工を繰り返すうちに「真実に違いない」とゆう確信に変わってきました。
( これらのただの画像から想像しただけの地史を、
「新発見」とよべるかどうかはわかりませんが、
これまでにだれも考えたことがない、
私だけの新しい解釈と視点です。)
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