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どれどれ、安く売ってやしないかなと探してみれば。え！？ LEDバルブが２０００円？ この価格、やっぱりC国製。大丈夫なんだろうか。ま、心配なら買わなきゃえーのですけど、安物買いの血が騒いだので買ってしまいました。別にこの値段ですから、ダメならダメでもよかったのですけどね。付くには付いたのですけど、期待を裏切ることなく、やっぱりダメな品モンでした。
ナニがダメか!!!
HiビームとLowビームが逆さま!!!!
バルブがデカすぎて、ヘッドライトのハウジングに収まらない!!!!
ダメ過ぎるだろう。これじゃあ。
まずは、HiとLowが逆さまな点。逆向きに取り付ければよいのかなって、そんな簡単に解決はしない。バルブに付く固定用の金具には切り欠きがあって、それをヘッドライトに固定するには、付くようにしか付かないのです。単純に逆さまにはつかないのです。で。仕方ないので、ヘッドライト本体を取り外して、ヘッドライトそのものを逆さまに固定することで、対応させた。これって「H4バルブ対応」などという文句で売っていいレベルではないだろう。いや、まいったね。
続いて、ハウジングに収まらないビッグサイズな点。
バルブの後部に放熱用のファンが付いている。これがために、バルブそのものがビッグサイズ。ヘッドライトハウジングを切ったり穴あけたりすれば取り付けられるけど、それで「H4バルブ対応」とは言わないだろう。一般的には。ハウジングにはすっきりとは収まらないけど、無理やり押し込んで対応した。バルブの金具固定もかなり知恵を絞った。一工夫しないと、固定できないときたもんです。それでいて、取付け説明書の類は一切なし。愛車への取付けは、創意工夫が必要なんです。固定すると後ろに少し飛び出しているので、雨濡れで壊れやしないかと心配だが、こんなんでは、別に壊れたら壊れたでええわ。
ライトは点灯する。当たり前ですけど。これすらしなかったら、商品として破綻している。箱には２０００ルーメンと書いてあるけど、本当かね。ワット数は１８Wだかどうだったか。明るいは明るいのかな。別にオートバイでは夜間はほとんど走らないので、バルブは何でもよかったというのがほんとのところだったりします。でも、この明るさの感じは、雨天時は見づらいかもね。やっぱり、ハロゲンバルブが良かったかな。でもまーいー勉強になりましたわ。安いなりには理由があるというのを分かってはいたけども、改めて実感させていただきましたわ。
実は取り付けてから２か月ほど経つのですけど、今のところ、壊れる様子はない。しかし、エンジンがかかってないと、ファンの音がけっこう大きい。フォォォォンって、昔のペンティアムマシンのCPUファンの様な音だ。ま、エンジン音のほうが大きいので気にはならないですけど。LED自体の寿命は何万時間でしょうけど、それ以外の構成部品が圧倒的に先に壊れてしまいそうなクオリティに感じた。
写真・左 パッケージと中身
写真・中 LEDバルブのファン部分。これがあるからデカイ
写真・右 点灯はする。当たり前。
