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交換と言っても、やっぱりスタンダードなハロゲンバルブが良いわけです。登山口へと続く真っ暗闇な林道や、街灯の全くない地方の高速道路を夜間に走行することがメインとなるので、明るいバルブを探していると、GEの「Megalight Ultra+120」(写真・左)というのが目に留まる。どうやら、標準バルブより明るくて、照射範囲が120%増しという。本当かね? 120%増しってのは。実際に文字通りであれば、かなり広範囲に灯りが届くことになるが。かなり信じがたいけど、お値段も¥2200程度と、たいして値が張るわけでもないので買ってみる。右が切れたということは、左も寿命が近いと思うので、一緒に交換する。
早速とばかりに取付け…ようとしたところ。左側は簡単に交換できたものの。右側のヘッドライト裏にある防水カバーらしきものが、周囲の部品に干渉しまくって全く外れず。かなり手こずって悶々とし。なんだか面倒になってきて、結局、ディーラーにバルブを持ち込んでつけてもらった。工賃、サービス。けけけ。
で。某秩父へ向かう県道を深夜に走って、その照射範囲120%を確かめてみる。まずはロービームから。暗闇な秩父地方の山道を走ってみると、明るいのがよくわかる(写真・左)。お次は、ハイビーム。おおー明るい。かなり遠くの方まで照射してるのが分かる。これは、山道を走るには好都合です(写真・右)。写真は同じ場所で撮ってます。ローとハイの写真を見比べてみると、ローの写真の方が明るく見えますけども、それはカメラの錯覚ということです。しかし、明るいは明るいのですけども、照射範囲120%増しというのは、少々、オーバーかなーとも。おまけに、バルブの先端部分が少しばかり青色塗装されているので、ハロゲンの電球色から、少しだけ白っぽい光になってしまった。それが残念。とはいえ、しっかり電球色ではある。白過ぎるライトは見づらい。単に明るいということと見やすいということは違う。白ライトは悪天候時には絶望的な暗さで目が疲れる。ヘッドライトは白くなくていい。長距離夜間多走行車には電球色が適している。