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神社の北方にあり、一度、敷地外に出ないと行けないうえに、特に神社内には行き方を示す案内もなかったので、人が訪れることはほぼ無い感じ。実際、一人もいなかった。行き方は神社の宝物館のある方へ行き、車道に出たら、左。100mほど行くと「生樹の御門」の案内が出てきます。
本当にこんなところにあるのかねーという車の通れない集落の中の細い小道を何度か折れて抜けると、眼前に巨大な緑の塊が見えてきます。根元には石段が敷き詰めてあって、自由にくぐれることをアピール。根廻り31mと、とにかく巨大で根元に立つと、どこからどこまでが1本の樹なのか杳として知れません。根っこの周辺だけ見ると、なんだか枯れてそうな雰囲気ではありますけども、上のほうは枝ぶりも元気いっぱいで樹勢旺盛でした。
生樹の御門は愛媛県指定天然記念物ではありますが、樹齢では3000年と乎知命の楠を上回り、根元をくぐれる。お触り自由。人目を気にせず抱きつける。穴場的な場所にある。その全てが魅力となっています。
▼大山祇神社
愛媛県今治市大三島町宮浦3327 0897-82-0032