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何の地図? 徹底して遊ぶための地図です。二輪車向けなタイトルですけど、内容は車種を問いません。ナビの無かった頃は、この地図だけで、日本各地どこへでも行ってました。地図に足らない情報は現地の案内を頼りに。縮尺は14万分の1。国道、県道、山道くらいしか載ってませんが、旅先で細かな住宅街の地図はいらないので必要にして十分。
私の使い方。ある山に登るとして。その周辺を眺めて、近くの温泉と気になるご当地グルメを探す。興味深いスポットを見つけたら、ネットでより掘り下げて調査。そんなとこ。30年にわたって蓄積された情報が地図上にびっしり書かれてます。時には、そのコメントで肝心の地図が見えなくなるほど。でも、ナビのある今日では全く問題なし。
地図の掲載範囲はタイトル通り。シリーズで北海道から九州沖縄まであるので、日本各地の山に登るのが目的であれば、それぞれ持っていて損はないと思います。特に、北海道と九州は地図を見ているだけで愉快になれます。
A5判で¥1944。いつの間にか耐水紙でなくなったようですけど、もうバイクでは使わないので問題なし。一時、「関東甲信越」をうたっておきながら、新潟県や長野県の一部が欠けていた時期があったようですけど、2017年版は私が持っている従来版と掲載範囲は同じです。これより一回りサイズの大きいリング製本の「ツーリングマップルR」もあります。開いたまま置いておけるというのがウリですが、カーナビがあると本書は旅先ではあまり見ないので、やっぱりA5判のほうが安くてよいです。本が小さい分、字も小さいですけど。
オートバイで走ることを主眼に造られている地図なので、発行時の道路の舗装状況や通行止め情報、未舗装なら荒れ具合や距離も掲載されてます。登山口までの道のりは、道があればカーナビは案内してくれますけど、ダートかどうかまでは教えてくれないです。それがこの地図を見れば一目瞭然です。登山口までフラット・ダート1kmか、荒れ果てたダート10kmなのかを予め知ることができるので役立ちます。
10年以上前のモノと比べると圧倒的に情報量が増えています。地図上から旅に必要の無い情報を削ぎ落して、日常には不要な情報を必要以上に盛り込む。知りたいのはコンビニや病院の場所ではなく、登山口から高速インターまでの間にある温泉や名所、ご当地グルメの飲食店の位置関係。これらを俯瞰的に把握することは、ちっこい画面のスマホでは用をなさないのです。
ネットで得られる情報は断片的であり、元がどこだか分からなくなるくらいコピペと孫引きの玉石混交。それは自分の足と目で調べた情報なのかと思ったりもする。その点、ツーリングマップルは車輪を回して取材した内容。地図を眺めながらその後の行動も加味しつつ直感的にプランを練るなんてことは、この地図をおいて他ではできないのです。
だから、価値があり有用なんです。
こんばんは!
私も使ってますよー!
2013年ですが(^_^;)
バイクにナビをつけていないので、途中途中で止まって確認してますが(^_^;)
ホント情報は色々載っていて助かってます!
そろそろ更新しなきゃなぁ〜
miwa1218さん、コメントありがとうございます。
オートバイに乗ったのがきっかけで買った地図ですが、バイクツーリングに行かなくなった今でも、この地図は使い続けています。地方に遠征登山する際には、これなしでは考えられません。山に登って、温泉に入り、名所を訪ねて、おいしいモノを食べる。この私の楽しみをより深めてくれるのが、この地図なんです。
ただ、既に廃業している一軒宿の温泉が、地図上にはまだ温泉マークだけ残っているといった気になる箇所はありますけど。
バイク? ナビ? ツーリングに行かれるのですか?
私は山に登るようになってから、メッキリ、ツーリングには行かなくなりましたけど、最近は巨樹巡りに熱心なので、バイクで巨樹だけを目当てにツーリングするのも面白いかなと思ってます。ツーリングには行かずとも、バイクだけは2台あったりします。1台は昭和63年式。元気に走る2スト車。そのうち、価値が出るんじゃないかと思って、とってあります。
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