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設置の目的は、空気抵抗ともいえる突起を設けることで、あえて空気の流れを乱してやり、物体が流体(空気)の中を移動する際に発生する後方の渦(カルマン渦というらしい)の発生を抑制すること。洗面器の中に水を張って手を動かすとできる渦と同様のもの。空気中でも発生し、速度が上がれば無視できないほどの作用となる。だったかな。
この渦は、走行時の車両を後方へ引っ張る負圧となって働くので、車が前に進もうとする妨げとなる。大きな渦は負圧も大きい。突起を設けることで、小さな渦が無数に発生し、大きな渦の発生を抑制する。大きな渦が発生しなければ、車を後方に引っ張る力も弱くなり、軽い力で前に進めるようになる。結果として、燃費が改善されるというわけです。
渦の発生は車から遠ければ遠いほど、後方へ引っ張る力は弱まります。リアスポイラーは、この空気の渦を少しでも車から遠い位置で発生させるために取り付けるもの。ボルテックスジェネレーターは、あえて小さな渦を発生させて、大きな渦の発生を抑制するもの。原理は、鮫肌がザラザラしているのと同じです。この2つの組み合わせで、燃費改善を期待します。
ボルテックスジェネレーターの並べ方は、後端から10センチの位置に、横一列に10センチ間隔で取り付けるのが、最も効果があるらしい。が。リアスポイラーの後端から、10センチの位置では、ちょうど、リアゲートの溝になってしまうので、後端から10センチの距離がとれないところは、リアスポイラーの先端部分に合わせて取り付けました。純正色と同じ色で塗装したので、まるで違和感なし。
前回、塗装した12個を使い切る感じで、ちょうどよく等間隔に取り付けることができました。これで燃費がどう変化するのか楽しみです。検証結果は、後日。