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もっとも、ドキュメンタリー色が強い内容で、アニメーションでドキュメンタリーを見せるという意味合いで、『アニメンタリー決断』というタイトルだったようです。内容的には、太平洋戦争初期から終戦までを、どちらに傾くことなく、敵も味方も美化することなく、華美に脚色することなく、変に感傷的でなく、抒情的になり過ぎず、娯楽作品でもなく、マジメもマジメの大真面目に淡々と描いています。
劇中に挿入されるBGMは軍艦マーチだったり、オープニングテーマ「決断」やエンディングテーマ「男ぶし」は軍歌そのもの。テレビ放送当時は時代背景もあってか、賛否両論続出で、その後、ただの一度もテレビでは再放送されなかったという、幻のタツノコアニメです。今では、動画サイトで見れますけど。公式タツノコチャンネルで。
全部で25話まであるのですが、いやあ。毎回、話が重たくて固いです。気楽に見れる内容ではありません。1日1話が限界。第1話が「真珠湾奇襲」。「1941年12月、日本軍は南方資源を武力で獲得するため、広く南方海域に連合艦隊を配置させていた〜」のナレーションではじまり、劇中で交わされる会話は見事に時代がかっているうえに専門用語も出てきて、聞き取れないセリフもあったり。
各話、秀逸な内容ですが、中盤以降は特に良くなります。中でも、第12話「潜水艦イ-168」、第13話「第一次ソロモン海戦」、第16話「キスカ島撤退」以降は、全て良いです。「潜水艦イ-168」のエピソードは、それだけで映画が1本撮れるんじゃないかって内容です。
絵柄は一般的なタツノコアニメと異なり、さすがに時代を感じますけども、内容的には、いったい、何歳くらいの視聴者を対象に造られたんだろか思うような、秀逸で大真面目なアニメです。タツノコチャンネルで第4話まで無料で見れます。
気に入ったら、アマゾンプライムで全話見れます。最近のアニメは理解できない私には、心地良いくらいです。この内容でリメイクしてくれないですかねえ。タツノコさん。
moglessさん、こんにちわ。
50.60代にはお馴染みのタツノコですが、
これは50代でもちと知らない時代の
一品ですかね。アマゾンで見れるんや。
見てみよう。それにしても
昭和臭がプンプン( ´ ▽ ` )
k-yamaneさん、コメントありがとうございました。
数多くの作品が再放送されているタツノコアニメの中にあって、放送後に一度も再放送されていない作品なので、ご存じない方も多いかと思います。
まあ、あのオープニングでは、テレビで再放送するのは難しいでしょう。
戦争モノというと感傷的なのばかりが目につきますけど、決断にはそういった部分がほぼ無いです。史実を淡々と描いている感じで、ありがちな変に抒情的な展開になってないのが好感持てます。
私は、ぐいぐい引き込まれましたね。ただ、最終話まで見るには、1年くらいかかりましたけど。
お試しで無料視聴できる。いい時代ですね。
こんにちは。
これ見てました。
広島では木曜の夜10時か10時半からだったかな。
ちょうど、「トラ!トラ!トラ!」の映画上映のあとから始まったくらいでしたかね。
映画見てから、ゼロ戦のプラモ作ってが押し入れいっぱい。戦艦大和も大きさの違うのがたくさん。
その時私は、10歳でしたが、昔から「忍者部隊 月光」や「コンバット」が好きでしたし、父が西部劇が好きなので、そんな色に染まった子供でした。
漫画でも「紫電改の鷹」も読んでたし。
懐かしい。1つ上の兄貴も好きなので展開しときましょ。
この前か後、「ミュンヘンへの道 」も見てました。男子バレーの金メダルのドキュメントアニメ。
よい情報ありがとございます。
yasuha2009さん、コメントありがとうございました。
私はリアルタイムでは見ていませんでしたけども、再放送もされなかったので、ごく近年まで知りませんでした。
この時代のアニメというか、昭和の終わりころまでのアニメというのは、今のとは一味違いますね。現在、人気のアニメは見ていても理解できないのですけども、自分が年をとったからかなと思いきや、昔、全く見ていなかったアニメを見ると、楽しめるわけで。明らかにアニメの質が変化したんだと思います。いくら表現技術や技法が進歩しても、面白さとの関係性は希薄なのかもしれません。
主義、主張、テーマがはっきりしていて、一貫性がある。名作は色あせないですね。
ミュンヘンへの道ですか。これも、アニメドキュメンタリーなんですね。
気になりますけど、アマゾンプライムにもなさそうで、視聴は困難そうです。
moglessさん,こんにちは。
トップページの「新着の日記」に,「アニメ『決断』」の文字が偶然目に留まる。
「まさか」と思って,moglessさんのこの日記を拝見すると,
思ったとおり,懐かしのアニメ『決断』でした
放映は1971年だったんですね。
すると,ボクは中学1年生で,
このアニメ,毎週かかさず食い入るように見てました。
そのころのボクはプラモデラーで,
なけなしのお小遣いを貯めてはプラモを買ってました。
とくにウォーターラインシリーズという1/700の軍艦のプラモにはまっていて,
連合艦隊の戦艦・空母・巡洋艦・駆逐艦など一隻ずつ作ってたものでした
だから,このアニメ『決断』はドハマりだったんですね
今でも観られるんですね。ボクもちょっと観てみよう
貴重な情報,ありがとうございました。
hushiyamaさん、コメントありがとうございました。
まさか、決断の日記がこんなに反響があるとは思いませんでした。
ヤマレコは、リアルタイムで視聴されてた方が多いということでしょうか。
私は世代的にリアルタイムでは見れていないですけども。ごく最近、たったの全25話を1年くらいかけて、全話視聴しましたが、一言で言えば秀逸。最も好感を持てるのは、本当は、こうだったんじゃないかとか、こうだったらいいなといった、幻想や妄想が排除されていて、制作者の恣意的な解釈が感じられない点。当時の時代考証に基づいて忠実に表現しているのではないかと思います。
プラモデルは私はガンプラ世代ですね。いまだに、ガンプラはごく稀に造ったりしてます。コロスケの影響でか、屋内でできるプラモデルが人気が出てるのか、ガンプラの価格が跳ね上がってしまって、転売屋が定価以上の値をつけて横行してる始末。困ったもんです。
moglessさん、こんにちはです!(*・∀・*)ノ
タツノコプロでこんなアニメがあったのですね!
早速1話を視聴しました。
確かに視聴するのにエネルギーを吸いとられる感じでした(^^;
仰られるように淡々と語る太平洋戦争の歴史アニメという感じですよね。印象的だったのは、ハワイの住民や米軍がデマに踊らされたり、過剰に反応している描写でした。
先の東日本大震災や原発事故の際やコロナ禍においてもデマがたくさん流されたりしました。
時間が経ち技術や文明が進んでも、そういう部分で人類は全く成長していないんだな・・・と感じました。
この内容のままリメイクされれば、思想的に中立または保守思想の人には評価されると思いますが、
マスコミや左翼思想の人達からは大バッシングされてしまいそうですね💧
それにしても、貴重な内容のアニメを紹介して頂きありがとうございました😊
KaRzUさん、コメントありがとうございました。
視聴されましたか。疲れますよね。このアニメ。見てるだけで。
毎回、そんな感じなので、全25話を見るのに、1年かかりました。
1話でも見れば、テーマがゴリゴリの反戦でもなければ、その逆でもないことが分かるかと思います。太平洋戦争というある種のタブーに深く切り込み、当時の時代考証に基づいた歴史的事実を忠実に伝えようとしているところに、制作側の気骨を感じます。
事実を正確に伝えることで、歴史に向かって問い続ける意欲作であると思います。
タツノコチャンネルでは「名作」コーナーにあります。
もっと評価されていいアニメだと思います。
常に進んでいるのは文明のみで、ニンゲン自体は進歩していないことには同感です。私自身は、縄文時代に生まれたら、なんら疑問を持つことなく縄文人としての一生を終えると確信できます。進歩が無いから、ミサイルがポコポコ飛んでくるんです。争い好きですよね。ニンゲンて。本能ですかね。
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