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○起動時のレスポンスタイム
電源を入れてから、シャッターが切れるようになるまで、TG-4と比べて、明らかに遅い。さらに、シーンモードに設定していると、起動のたびに、撮影シーンを選ばせられる。そのまま、シャッターが切れるものの、画面がシーン選択画面のままなので、どのように撮影されたのか分からない。なんなんだ、この仕様は。
○ズーム機能
光学ズームは4倍で、TG-4と同じ。ズームボタンの位置がモニター側の右上にある。これ、押しづらい。TG-4はカメラ上部の右側。ズームの速さは、WPZ2の方が圧倒的に早い。信じられないくらいに早い。逆に早すぎて、微調整が難しいくらいだ。ところが。デジタルズームになると、ストレスを感じるくらいに圧倒的に遅い。処理速度の差なのかもしれないが。なんなんだ、この仕様は。
○マクロ撮影機能
話にならないくらいに、決定的な差があります。今まで、TG-4で撮れていた写真が、同じように撮れません。
○肝心の画質
有効画素数は1635万画素で、TG-4とほぼ同じ。だが。開放F値が3.0。ISO感度は3200。TG-4は、F2.0。ISO感度6400。WPZ2はTG-4に比べて、暗いところでの撮影に弱いです。ブレまくり。色味も、全体的に淡白な感じ。調整でどうにかなるのだろうか。最高画質モードで撮影した写真ファイル自体も、サイズがTG-4の半分。TG-4の写真と比べてしまうと明らかに違いが分かる。
他、シャッター音等の音量を、設定で3段階に変更できるけども、最小にしても、そこそこうるさい。ミュートは使いづらいし。
実測重量は190gで、TG-4より軽く、ボディサイズも小さい。が。レンズが派手に前方に飛び出している。収納した時に、収まりが悪い。もっこり、出っ張る。
見た目が、おもちゃっぽいのは、まあいい。ボディカラーは、黄色と黒のオニヤンマカラーで、トレンディーなのも良い。気に入ってる点は、それくらいだろうか。そもそも値段が倍以上違うカメラと比較するのは、酷な話かもしれないけど。
結論は、TG-4の後継モデルとしては非常に使いづらい。TG-7の値段がこなれてくるまでの繋ぎとして使う予定だったけども、ダメだこりゃ。結局、登山では1度しか使わず、その後は、壊れかけのTG-4を使っていた。そのほうが、まだマシ。というわけで、買いましたよ。アレをね。何を買ったかは、また、後日。
▼コダックWPZ2商品ページ
https://kodakpixpro.com/AsiaOceania/jp/cameras/sportcamera/wpz2/
▼仕様
https://kodakpixpro.com/docs/specsheets/sportcamera/wpz2/wpz2-specsheet-jp.pdf