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山でポンチョ? 役に立つのかねと以前は思ってましたけども、時と場合によっては、非常に有用かと思っておりまして。森林限界をほぼ越えなければ強風にさらされることも少ないし、日帰りであれば足なんて濡れたってかまわないし。そもそも。日帰りで天気の悪い日に、わざわざ山に登りに行くこと自体がない。天候が安定する季節であれば、雨具そのものもいらないかもだし。でも。万一のことを考えると、ツェルトもあったほうがいいかなと思うわけです。が。それだけ理由で。日帰り登山で、ツェルト自体を持ち歩くのが面倒。特に里山あたりですと、ツェルトそのものが必要なのかどうか。そこで、ツェルト兼ポンチョが欲しかったというわけでした。このレフュジーツェルトを持って行けば、専用ツェルトも持ち歩く必要がなくなるので、荷物の軽量化にもなったりします。右の写真ではツェルトとして自立してますけど、これだけでは自立はしません。付属の取扱説明書もあっさりしてて、ポンチョにする方法やツェルトとして使う場合のことが記載されてないです。図入り説明等、まったくありません。ま、そんなに難しいものでもないですし、一般的なモノと使い方は同じということなのでしょう。
特に最近、私は。満足に走れもしないのにトレランパックを愛用している都合上、特殊形状が多いトレランパックには適合するレインカバーがほぼ無いので、雨が降るとパックがズブ濡れになります。中身が濡れないようにビニール袋にモノを入れて収納すると、今度は取り出す時に面倒だし、ビニール袋のガサガサ音も多少は耳障りでもある。この点、ポンチョであれば、パックごと覆ってしまえるので、レインカバーを持ち歩く必要もなければ、荷物が濡れないようにする手間もなくなります。ものぐさな私にはぴったり。さらには、レインカバーがいらなくなることでちょっとした軽量化にもなります。
定価は7300円(税抜き)ですけども、メーカー廃番になったとかで、店頭在庫40%引きで買えました。ま、これも買おうと思った要素の一つではあるのですけど。で。こちらの商品は、防水性は当然ながら透湿性まであります。性能・寸法はいかほどかといいますと、以下。メーカーサイトから抜出。
使用人数:1人用
サイズ: 74×117×94cm(間口×奥行×高さ)
収納サイズ: 13×4×7.5cm(高さ×横×幅)
重量: 135g (収納袋込み実測157g)
素材: 15Dリップストップナイロン/耐水圧1,000mm/透湿性8,000/㎥/24h
ちなみに収納袋に入れた状態での重量は実測157グラム。収納袋から出すと、また袋にしまうのに面倒そうだから出して計測はしません。きっと、メーカー公称値の135グラムなのでしょう。重量だけ見れば、もっと軽い同様の商品もあったのですけど、透湿性が無かったり、防水性が甘かったりするような感じだったので、こちらにしたわけです。
ツェルトとして使用する場合は、主に座って使うんでしょう。横になる場合は、膝を曲げないと無理なサイズです。ポンチョとしての使用は、通気穴が3つあるわけですが、真ん中から頭を出して、ジャミラ・スタイルにして、両サイドから腕を出します。足までは覆いませんけども、天気の良い日帰り登山でしか使う予定はないので、出番はそうあるわけでもなく、もしあったとしても、日帰りなら足なんて濡れたってかまわないというわけです。逆に、この手のポンチョで、足まで覆ってしまうと、足元が見えなくなって危ないわ。着用すると、見た目はかなり不格好になりますけども、私自身がかっこよすぎると噂されている気がするので、バランスをとって丁度良いと思います。もっとも、私が行く山ではほとんど人を見かけないので、誰に見せるわけでもなく見た目はさしたる問題ではないのです。
購入比較物として、エアモンテの「パーソナルツェルト・Vita」がありました。こちらも、ポンチョにもなるツェルトですけど、通気口が一つしかないので、頭は出せても両腕が出せない。生地そのものに防水性はあるけど、目止め加工されてないので浸水が心配。だからといって、縫い目にアライテントのシームコートのような目止め剤を塗ること自体が面倒。また、生地が透湿素材はない。色がオレンジとブルーの派手色しかない。そもそも販売価格が、本商品のほうがお求めやすかったといった理由で、レフュジーツェルトになったわけでした。
使う場所にもよりますけども、これ一つあれば、カッパとレインカバー、ツェルトがいらなくなるので、まあ、何というか。おいしいです。と思ったわけでした。
う〜〜〜〜ん超カルですね〜〜〜
今、超軽量冬でも快眠ツェルト(もしくはシェルター)を作るか買うか悶々としてますです(*´Д`)
yoko13さん、コメントありがとうございました。
自作? ツェルトを?
あの底のないテントみたいなので、雪の上に直にシュラフを敷いて寝ていた剛の者は、言うことが一味違いますね。
ツェルトで快眠て、できるんですか?
造ってください。是非。オリジナルアイテムを。お得意の縫製で!
目止め加工もしてやれば完璧じゃないですか。試行錯誤して自分で造ったアイテムを山で試す。こんな楽しいことはないでしょう。
もっと軽いアライテントの「ビバークツェルトソロ」というのもありましたけどね。
105gで軽いは軽いですけど、テント型にならないし、使用は上から被るだけなので、つまりそれはポンチョそのものではないかと。
生地も薄そうで、透湿性もない様子。
軽さを追求しすぎると耐久性が心配になって、一回の使用で破けましたってのでは困りますからね。
特に山でポンチョとして使う場合は、どこかにこすったり引っかけたりするかもしれないですし。
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