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イヌコウジュ等を見かけている散歩道。もう咲き出したのかと近づくと,雰囲気が違いミゾコウジュと分った。日頃の注意力の無さの為かも知れないが,散歩道では初対面である。
注意力不足に追い打ちをかけるように,
>ミゾコウジュは,田の縁や河川敷など,湿り気のある日当たりのよい所
>に生える越年草。
と,これまでもズーッと此処


もっとも,
>晩春から初夏にかけ、田の畦や川岸に茎が細長く個々の花は余り目立た
>ないが、
とあった記載に,注意力不足だけが見つけられなかった原因の全てではなかったことにホッとしたのも束の間,読み進むと,
>群生すると全体が薄紫にかすみ、遠くからでも気になる花があらわれ
>る。最初はトウバナかその仲間と勘違いしていたが、環境庁のレッドデ
>−タ−ブックで準絶滅危惧種に指定されているミゾコウジュと呼ばれる
>花で各地で保護が検討されているらしい。
>この花は増水すれば水につかり雨が降らなければ乾燥するような河川敷
>に生え、近年の河川敷の改修で数が激減しているようである。
>この地方の田の畦の周囲には毎年花を付け、準絶滅危惧種の感覚は今で
>もないが、あまりのんきな事を言っている状況では無さそうである。
ここ茨城について調べてみると,準絶滅危惧種に指定されていた。希少種のようである。
http://www.jpnrdb.com/search.php?mode=map&q=06040264066
定点観察をされていた掲載もあった。
>06年に道場5丁目の休耕地や残土置場で群生しているのを見つ けた時
>は花が地味でただ群生の多さに驚いた。その後 準絶滅危惧種(NT)と
>知ってあんなに群生していたのにと思ったが、翌07年には群生してい
>た2ヶ所が両方とも乾燥地に変わり ホンの少ししか見られなくなってし
>まった。 そして08年は湿地に戻ったものの残土置場はクレーンが入っ
>て工事が行われミゾコウジュが成育する場所がなくなってしまった。
>た った3年だが毎年環境が目まぐるしく変わるのは将にこの地区の典型
>だ。
この地のミゾコウジュがいつまで生き残ることが出来るのか,一抹の不安を感じる。
名前の由来は,
>漢方薬「香需(こうじゅ)」を作る植物に似てミゾ(溝)等の湿地に生
>える事からミゾコウジュと名付けられた。
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